実は8世紀頃に、蕎麦が大陸から朝鮮半島を経由して日本へと伝わり
その最初の栽培地が北近江の伊吹山で、ここから岐阜や信州、山梨地方等に
伝えられていったと言われており、なぜ伊吹山だったのかと云いますと
それはその当時伊吹山が、弥高寺・長尾寺・太平寺・観音寺の四護国寺を擁する
山岳密教の霊場であり、全国の僧や山伏の集う場所だったからで
山岳密教では、山門内への五穀の持ち込みが禁じられており
山伏達は、蕎麦を栽培して生命を繋いでいたと云われています
日本に於ける蕎麦発祥の地と云われています伊吹山麓では
平成8年に試験的に蕎麦の種を蒔き、以後栽培面積を毎年増やして
今では真っ青な秋空と、緑深い伊吹山に映える蕎麦の白い花が
秋の季節の風物詩となっていて、この地で蕎麦の花が咲いていると聞き
爺やは好天に恵まれた9月中旬過ぎに現地を訪れ、青空の下で
伊吹山を背景にして咲く、白い蕎麦の花をゆっくりと観て来ました
爺やが訪れた時は秋風がやや強く吹いていて、長く伸びた茎の先に咲く
白い花の赤色のシベにピントを合わせようとしても、風で揺れて
中々合わす事が出来ずに、一瞬の風の止み間を待っていた為に
時間が長くかかってしまいましたが、充分に楽しんで帰って来ました
伊吹山麓のソバ畑を観に訪れた時の様子を、デジブックで纏めました。
お目に留まり、ご高覧頂ければ嬉しいです。
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