「紫雲英」の花が、散歩途中の田んぼの中で沢山咲いているのに気が付いて・・・

・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。（画像16枚）・・・

爺やが子供の頃に田んぼ等でよく見られた「紫雲英（げんげ）」は、マメ科ゲンゲ属の越年草で
春の季節に成ると紅紫色の蝶形の小花を、茎の先端に矢車の様に集めて咲かせ
この「紫雲英」の根っこの部分に在る「根粒」と云うコブに
「根粒菌」という細菌を住まわせ、この根粒菌には空気中の窒素を植物が使える形に
変える特別な効力が有る為に、化学肥料が出来る迄は農家の人達が田植えを行う前に
田んぼで「紫雲英」の種を蒔き育てて置いて、田植えを行う直前に
この「紫雲英」を機械で土の中に混ぜ込ませると、緑肥と成って
腐葉土の様に分解されて、土の中の窒素分が多く含まれる様に成るので
よく「紫雲英田」の姿が見られましたが、その後化学肥料が普及した為に
その以降は「紫雲英田」の姿は、殆んど見られ無く成って居ましたが
再び「紫雲英」の効能が見直された為なのか　ここ数年前から
爺やが住んでいる地方では、「紫雲英田」の姿が見られる様に成り
「紫雲英」の花が咲き揃う頃には、紅紫色の絨毯を何枚も敷いた様な
綺麗な光景が見られる様に成っていますので、昨日の散歩途中にも
綺麗な「紫雲英田」に出会って、自分一人だけが参加する個人撮影会をして
「紫雲英」の姿をあれやこれやと、30分余程写してから帰って来ました