花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

古くから親しまれているエゴノキ

2012年06月12日 | 季節の花

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「エゴノキ」はエゴノキ科の落葉小高木で、北海道~九州・沖縄迄
日本全国の雑木林に多く見られ、古くから日本人に親しまれており
この果実を口に入れると、喉や舌を刺激してえぐい(えごい)事から
「エゴノキ」の名前が、付けられたと云われている

初夏の頃になると、葉の付け根あたりから花茎を伸ばし
先端に房状の白い花を下向きに多数つけ、芳香が有って
花冠は5片に深く裂けているが、大きくは開かずややつぼみ加減で
満開時期は、枝が花で埋まる程のたくさん咲かせ
初夏の日射しが花に当たると、透き通る様な白さがさらに増し
新緑とのコントラストも良く、下から見上げるととても綺麗である

花の後には、長さ1cm位の丸い卵形の果実を付けるが
この果皮には、有毒な「サポニン」を多く含んでいるので
昔は若い果実を石鹸と同じ様に、洗浄剤として洗濯等に用いられ
また「サポニン」には魚毒性があるので地方によっては
魚を捕獲する為に、果皮を使っていたと云われている
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