
爺やんちの畑の隅で、旧盆を迎える時期に
合わせるかの様に、毎年花を咲かせる
「ミソハギ」の赤紫色の花が、今年も
8月初め頃から、花を咲かせ始めています
「ミソハギ」は、ミソハギ科の多年草で
8月頃に成ると、水田の畦や水辺で
花を咲かせ、丁度旧暦のお盆の頃に
仏前に供えられるので「ボンバナ」とも言われ
「ミソハギ」の名は、古い記録に依れば
祭事にこの花を飾り、花穂に水を含ませて
お供物に水をかけて、汚れを払う為の
禊に使ったとされ、祭事や盆飾りのお供物を
清める意味から「禊萩(ミソギハギ)」と成り
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像6枚)・・・
湿地に自生する事から、「溝萩(ミゾハギ)」が転じて「ミソハギ」に成ったとも云われています
お盆は、ご先祖さまを家にお招きしてゆっくりしていただき
収穫した野菜等をお供えして、お坊さんを家に招いて
棚経をあげて貰う風習が有りますが、現在では地域に依って異なり
地方では、8月15日(月遅れの盆)を中心として行う所が多いのですが
東京等の関東地方の一部では、7月15日を中心として行われ
これは東京と地方とで、盆の時期をずらす事に依って
親類・縁者等の一同が故郷に集まり易く成り、みんな揃って
ゆっくりご先祖さまの供養をする為に、この様な形が定着したと云われています
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