小麦粉を使って作られ、米の代わりの主食として当地方では広まり
角切りにしたサツマイモの角がゴツゴツ見える様が、鬼の角や金棒を想起させた事から
この名が付けられたと云われ、地域によっては「芋ういろ」や「芋まん」「芋まんじゅう」等
様々な呼び名が有りますが、爺やが住んでいる地方ではやはり「鬼まんじゅう」と呼ばれ
もっちりとした重量感の有る食感で、非常に腹持ちが良いので
戦時中はサツマイモの美味しさよりも、空腹を満たす為に食べられていたと
云われていますが、爺やは自分で今年収穫したサツマイモを使って
この「鬼まんじゅう」を、今日の朝食後から作ってみようと思い
最初にサツマイモに付いた泥を水道水にて綺麗に洗ってから
皮が付いたままの状態で、1cm位の角切りにした後に水にさらしてアクを抜き
ペーパータオルで水気を取ってから三温糖をまぶして暫く寝かせておくと
サツマイモから水分が出てきましたので、この水分も捨てないで
ボールの中へサツマイモと、購入してきた「鬼まんじゅうの粉」を入れ
水を入れて粉気が無くなる迄混ぜる時に、この水分も入れて使い
粉と良く混ざったサツマイモを4等分に分けてから、1個づつ10cm位に切った
クッキングシートの上に乗せてから、蒸し器の中へ入れて20分位蒸して
「鬼まんじゅう」が出来上がりましたので、10時のおやつの時間に婆やと一緒に
試食してみると程良い甘さが有って、素朴な「鬼まんじゅう」を味わう事が出来ました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます