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外から帰ってくると、今日の月は何時もと異なり赤く成っているとの話を聞き
赤く見える月は、「地震の前触れ」とか「不吉な前触れ」等と昔から云われていますので
爺やも珍しい赤い月を見ようと思い、玄関を開けて外へ出てみると
東の空に赤い月が出ていて、何時もの明るさより少し暗く感じましたが
珍しい色の月でしたので、カメラを取りに部屋へ入りカメラを持って再び外へ出て
赤色の月の写真を数枚とりましたが、手持ちで写した為にピンボケ気味と成ってしまいました
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この月は「ストロベリームーン」と呼ばれて、その名前の通り「イチゴ」の様に
赤やピンク色の様に見える6月の満月の事で、この「ストロベリームーン」は
日本では1年に1度しか観る事が出来ない月だと云われ、例年6月頃に観察が出来て
今年は6月17日の夜が「ストロベリームーン」の日でしたが、爺やは当日見て無くて
「ストロベリームーン」という名前の由来は、アメリカの原住民が「イチゴ」の収穫時期に
見られる所から付けたという説が有って、6月以外にも赤い月に成る事が有ると云われ
丸い地球をとりまく大気の厚さはどこでもほぼ同じですが、地上から見ると見る方向に依って
厚さが違っていて、頭の真上の方向が一番薄くて水平方向に近く成れば成る程厚くなって行き
地平線(水平線)近くに月が有る時は、月からの光が厚い大気中を通過する事に成り
普段目にする光の中には、虹の七色で表現される様に青い光から赤い光迄色々な色が混ざり
全体としては白っぽい光と成っていて、月から来る光も最初は白っぽい光ですが
月の光が私達の目に届く迄には、光が地球の大気中を通過しなければ成らないので
青い光は赤い光に比べて、地球の大気の中を進む途中で大気の分子にぶつかって
あちこちに散乱され易い性質が有る為に、大気の中を長く通過すればする程
青い光は私達の目に届き難く成り、一方赤い光は大気の中を通過しても散乱され難いので
私達の目迄届く事が出来て月が赤っぽく見え、どんな形の月や星も地平線近くに
有る時には赤っぽく見えるので、夕焼けで太陽が赤く見える現象と
昨夜の様に月が赤く見えるのは、基本的には同じメカニズムだと云われています
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