今年の「夏至」は明日に当たり、これは「二十四節気」の10番目の節気で
この日は、北半球では1年の内で最も昼の時間が長く成ると云われていますが
日本では丁度梅雨の時期と重なる為に、雨が降ったり曇りの日が多く成り
さほど陽が長いと感じられない事も有りますが、また「夏至」の日から数えて
11日目にあたる日、もしくはその日から5日間を「雑節」では「半夏生」と云い
農家にとっては大事な節目の日で、この日迄に「畑仕事を終える」とか
「水稲の田植えを終える」目安で、この日から5日間は休みとする地方も有ると云われ
この日(今年は7月3日)迄に田植えをしないと、稲が秋迄に十分生育しなくて
収穫が例年の半分位迄に減ってしまう意味の「半夏半作」の言い伝えが有りますが
爺やの住んでいる地方では、田植えの時期が子供時代に比べると年々早く成り
現在では6月初めから田植えが始まり、6月中旬頃には殆んど終了していて
「半夏半作」の心配は無さそうですが、数日前に訪れた公園の池の縁で
ドクダミ科・多年草の「ハンゲショウ(半夏生)」の花が、既に咲き始めていました
「ハンゲショウ」は6月中旬過ぎ頃に成ると、茎の頂点から15cm位の花穂を伸ばし
穂の様な形をした総状花序を出し、花びらを持たない白い小花を沢山咲かせ
花が咲く頃に成って来ると、花穂の直ぐ下の葉っぱの付け根に近い部分から先端にかけて
白い斑が入る様に成り、白い斑の入る広さはマチマチですが花が終わる頃に成ると
白く成っっていた葉は、次第に緑色へ戻ると云われています
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