せろふえ

チェロとリコーダー
自閉症の娘
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次女のひとりごと

2009年06月22日 | 自閉症

 次女はいかにも自閉症らしく、予定表人間だ。書かれていることが安心なのかも知れない。終わると一つ一つ消している。
 独り言も多い。昨日のは

「ひるねしてぇ、おきたらぁ、 ちゃんとねる」

 ときどき大笑いさせてくれる。

次女、小学校を卒業

2006年03月24日 | 自閉症
  次女が小学校を卒業した。お世話になりました。
 休暇を取って夫婦で参加したが、両親が参加している家庭が多くて驚いた。自分が子供の頃は考えられなかったなあ。
 寒い体育館で、長い卒業式だった。子供は良く耐えていた。100人あまりが一人一人卒業証書を受け取るのだが、なんとかうちの子も1人で登壇し、呼名に「ハイ」と返事をして、証書を受け取って、降りてきた。ご苦労さん。
 式辞やら、祝辞やらはまあいらないけど、しょうがない。その後は長い卒業生と在校生のやり取り。

「期待と不安でいっぱいだった」
「入学式」

「楽しかった」
「修学旅行」

 などとみんなが叫んで?いく。うちの子にもせりふが用意されていて、そう、家でもひとりで練習していたようだ。本番では声が小さくてよく聞こえなかった。家ではでかい声なのに。学校での練習の時、介助の先生に小さな声でうながされて、本人が大きな声で叫ぶ、というのをくり返しているんだろう、家で小さな声で「森林公園」と言ってそれからもう一度大きな声で「しんりんこうえん!」と、その練習をそのまま再現していたのだ。
 中に折り込まれて、合唱も3曲ほど。最後はリコーダーの斉唱。これは意外だった。リコーダーのユニゾンなんて、聞くに堪えない、と信じていたのだが、なかなか美しかった。昔に比べて、プラスチックのリコーダーの性能が格段に進歩しているのに違いない。
 先生には、本当にお世話になりました。最後の通知票もびっしりと小さな綺麗な字で克明に書いてある。頭が下がります。服や、靴を貸してもらったり、プライベート面までも親切にしてもらって、本当にありがたいことでした。 

1日は31時間

2006年01月09日 | 自閉症
 次女の工作はメガネを他人に書かせて切り抜く、というのを飽きずにやっているのだが、最近また違うのも描き出した。変な時計なのだが、どうも1日は31時間あるらしい(^^;)。振り子はスイカなのだろうか?それにしても汚い手だなあ。

サッカーボール貯金箱

2006年01月06日 | 自閉症
 ばあちゃんの所で、サッカーボール貯金箱をもらったのだが、やっぱり取り説をよまないので途中で放り投げてしまった。でも、同じ番号の所に入れるんだよ、と差し込みのオスメスを教えるともう会得。2枚を組み合わせて、ボールにする所など難しいと思うのだけれど、知らぬ間に2個目をあっという間に組み立ててしまっていてびっくりした。こうしてその場しのぎで生きて行ってるので、いつになっても文字を読んで理解しようなんて気にはならないに違いない、こうして生きていくんだろうなあ。ま、しょうがないのか。

次女がズーキーパーできるようになった!

2004年08月16日 | 自閉症
 時々誰かが ズーキーパーをやっていると、自分もやりたがって「どいてちょうだい」と言って、できもしないのに人をどかしていた。でも人の言うことは聞きゃあしないし、すぐあきらめてどっかに行っちゃってたのだが、とうとう、できるようになったのである。すごい。マッタクこいつの頭の中はどういう具合になっているんだ?