せろふえ

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松ヤニ買った

2024年06月25日 | チェロ

 松ヤニ買った。Leatherwood Bespoke Rosin レザーウッド ベスポーク と言うのだろうか。高い!でもまあ趣味のものだからなあ。また1回しか使ってないので全然わからない。どうかな?
 こんな上等な?革のカバーが付いていて、松ヤニを使い終えたらなにかに使えそうだ。いや、松ヤニって何年ももつんだよね。もしかして死ぬまでもつかもしれない(-_-;)。

ブルックナー 交響曲第5番のアウフタクトについて

2024年06月23日 | チェロ
 ブルックナーの付点音符のことを書いたが、1楽章のアウフタクトも同じで、アウフタクトから拍頭にかけてをまとめてフィンガリングを考えないといけない。



 ソーシレ、と考えるのではなく、ソー、シレソと考えて、シレソは第2ポジションで142でとり、この間ポジションは移動しない。3つめのオクターブ上は第4ポジションの半音上。
 25小節目のアウフタクトー25小節目は第7ポジションというのだろうか、ハーモニクスの所を1で取り132。





 この、260小節目から261小節目にかけてはとても難しいが、同じようにハーモニクスの所を2でとるようにして、132。実際には2はシをとるので基準のハーモニクスの所より半音上げなければならない。この1と3と2はとても距離があるので、手の小さい人、関節の硬い人は親指31のほうが良いのだろうか?僕は親指を含めた指の間隔がまだ確立できてなくて、音程が取れない。



 スラーのついているこの音型も同じでラの後、第1ポジションに戻りファドラを241でとってこの間移動しない。

ブルックナー 交響曲第5番

2024年06月14日 | チェロ
 ブルックナーなんてほとんど聞かない。眠ってしまうのだ。(-_-;) 僕のまわりもあまり聴いてないみたいだが、熱狂的なファンもたくさんいるようで、クラシック音楽の一番美味しいところだよねなんて言うのも聞いたことがある。でもあきる(-_-;) 起きてられない。音量が大きくなってうるさいところがとても眠る。協和音でオルガンのようだからだろう。
 昔、ロマンティック(4番)だけはやったことがあり、少しは聴いたりもした。他はほとんど知らない。
 そんなことばかり書いてもしかたがない。

 5番の冒頭。この曲はブルックナー開始(弦のコソコソしたトレモロ)じゃないんだ、と感心する。

 最初の主題を聴くとブルックナーはこの短いアウフタクトが好きなんだなあと思う。
 ロマンティックもターン、ターンタター、だ。

 
ついでながら5番の冒頭、最初は16分音符で次は32分音符なんだから明確に区別しなければならない。

 ベートーヴェンの第九の冒頭のことを思い出す。

 あとはともかく長くて練習が追いつかない。長いしいろいろあれこれやってるらしいのだが、全体としてはおんなじだよなあと思ってしまう。そう思うからなおさら練習に身が入らない。長いが全休止がしょっちゅうあって「落ちて」もそこでまた追いつける。(足を出さないようにしなければ。)
 ロマンティックもこの5番もフラット系なのに、さらに短調になるとフラットが3個も増えるのだ。フラットばかりでたまったもんじゃない。

 付点のリズムもたくさんたくさんあるが、これは必ずアウフタクトと次の音符で意識してフィンガリングを考えなければならないのだが、それが難しいんだよねえ。そもそも付点のこのボウイングが難しい。特にレイトスターターにとっては。
 この部分では(全部フラットだが)ミ、レド、ラソ、ファミ、の組み合わせで考えなければならない。(ミレ、ドラ、ソファではない!)言わずもがなだなあ。


 まだオケの練習は始まっていない。それなのにこの愚痴の数々!

次の定期はブルックナーの5番

2024年06月04日 | チェロ
 所属する市民オケの次の定期はブルックナーの5番だ。むずかしいし、ブルックナーはそんなに好きじゃないし、気が重い。長すぎる。
 チェロのパートトップがほんとにすばらしくて、毎週練習内容を書きこんだメモをチェロLINEに送ってくれる。まず、ボウイングが送られてきた。21ページもあるのだ。まだ写しきれてない。

 少しずつやらないとなあ。

ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」 (ほぼ再掲)

2024年05月30日 | チェロ

ブルックナー、ヨーゼフ・アントン Bruckner,Josef Anton
交響曲第4番「ロマンティック」
 ロマンティックは2005年だったか、一度やったことがある。古巣でも前に取り上げたが、僕は何だったかで出られなかった。
 ブルックナーなんてホルン(と他の金管)に任せておけば、弦は適当にトレモロしてればいいのかと思ったのに、全然違っていて、参ったことだけ覚えている。。

 1楽章、最初は例の「ブルックナー開始」。弦は弓の先10cmとの指示があった、確かにそうかもしれないけれど、緊張している曲の始まりに、腕、指を弛緩させてpppのトレモロをする自信がない。アマチュアは真ん中より先、1/3くらいでやるもんじゃないかね。
 Aから3連譜のフレーズ、これが全曲にわたってこの曲を特徴付けているが、こんなのでもボウイングに迷う。弓は行きか帰りか、双方向にしか行けないんだ、3連譜は禁止して欲しい。弦楽器で相談して、基本は弓順、3連譜に続くフレーズがダウンから始める必要のあるところはダウンアップアップと言うことになった。もちろん全てダウンアップアップでやるという方法もあるんだろうけれど。
 gezogen、というのがやたらに出てくる。大学の時買った独和辞典を引くと「引っ張られた」と言う意味らしい、これはテヌートの意味なのか、それともリタルダンドの意味なのか、それとも両方混ざっているのか、、、別の場所にritard.はあるから、テヌートなのかな?

 Rから(もうここらへん、弾けやしないのだけれど)フィンガリングは241 214 24,2小節後は231 21413かな?521小節目は親指を使うもんだろうか?
 全然弾けないが、変ホ長調、変ホ短調の音階練習しよう。むずかしい、、、。



 4楽章の336小節目からはいったいどうやりゃあいいんだ?弾いてるひといるのか、と思ってしまう。アンダンテだって弾けない。
 下のGisを親指で取って、213、、、とやって、次の小節は半音ずつあげる( f はそのまま!)、かい?まあぼくには弾けない。

チェロ愛奏曲選 〈ピアノ伴奏付〉 小原 仁 (編集)

2024年05月15日 | チェロ
 これいつ買ったんだろう?たまに引っ張り出して少しは弾いたが、まだ全部なんて全然弾けない。
 
 編者が書いているのが
「難曲に挑戦することも大切ですが、「チェロを歌わせる」楽しみ方があることにも目を向けてみてはいかがでしょうか。」
 その精神はまさにぼくが主張していること(→VCBF's Homepage)ですばらしいと思うのだが、いやいや初級向けではなく中級くらいでも難しいんじゃないか。特に歌物はちゃんと原曲をよく聴き、歌詞を憶えてないと楽しめないと思う。

 収録曲は出版社のHPに載っていてすばらしい。コピーさせてもらいました。

1. イマジン (レノン)
2. イエスタデイワンスモア (カーペンターズ)
3. サウンドオブミュージック (ロジャーズ)
4. すべての山に登れ (ロジャーズ)
5. 嘘を云うのは罪 (メイヒュー)
6. 星に願いを ディズニー映画『ピノキオ』 (ハーライン)
7. 虹の彼方に (アーレン)
8. ホールニューワールド (メンケン)
9. 夢見る頃を過ぎても (ロンバーグ)
10. オーラリー (プールトン)
11. ロンドンデリーの歌 (アイルランド民謡)
12. 誰も知らない私の悩み (黒人霊歌)
13. エストレリータ (ポンセ)
14. カミニート(小径) ( フィリベルト)
15. 光さす窓辺 ( ナポリ古謡)
16. オリビアを聴きながら ( 尾崎亜美)
17. 秋桜 (さだまさし)
18. 赤いやねの家 (上柴はじめ)
19. 島唄 (宮沢和史)
20. 千の風になって ( 新井満)
21. 初恋 (越谷達之助)
22. からたちの花 (山田耕筰)
23. 早春賦 ( 中田章)
24. 平城山 (平井康三郎)
25. 今様 (日本古謡)
26. 島原の子守歌 (宮崎康平)
27. さくらさくら (日本古謡)
28. 主よ人の望みの喜びよ BWV.147 ( バッハ)
29. アリオーソ (バッハ)
30. アヴェヴェルムコルプス (モーツァルト)
31. アマリリ麗し (カッチーニ)
32. アヴェマリア ( カッチーニ)
33. ラルゴ(オンブラマイフ) ( ヘンデル)
34. 涙の流れるままに 歌劇『リナルド』 ( ヘンデル)
35. ラルゲット (ヘンデル)
36. 白鳥 (サンサーンス)
37. シューベルトのセレナード (シューベルト)
38. 楽に寄す (シューベルト)
39. 愛の喜び (マルティーニ)
40. パッヘルベルのカノン (パッヘルベル)
41. シチリエンヌ (パラディス)
42. 二人のてき弾兵 (シューマン)
43. 愛のあいさつ ( エルガー)
44. 無言歌 Op.109 (メンデルスゾーン)
45. おおホーリーナイト ( アダン)
46. スリコ (ジョージア民謡)
47. 乙女の願い (ショパン)
48. 夜の調べ(グノーのセレナーデ) ( グノー)
49. 彼女に告げてよ ( ファルヴォ)
50. 今ひとたび ( トスティ)
51. トスティのセレナータ (トスティ)
52. 夢のごとく 歌劇『マルタ』 (フロトー)
53. ロマンス (ドビュッシー)
54. 嘆きのセレナータ ( トセルリ)
55. 懐かしき愛の歌 (モロイ)
56. 夕星の歌 歌劇 (ワーグナー)
57. 人知れぬ涙 (ドニゼッティ)
58. 私のお父さん (プッチーニ)
59. ロザムンデ間奏曲 (シューベルト)
60. 歌の翼に (メンデルスゾーン)
61. ヴォカリーズ ( ラフマニノフ)

親指の練習(しつこい)

2024年05月14日 | チェロ
 しつこいがなにしろチェロのレイトスターターにとって親指を使うことはとても高いハードルだ。
 親指の置き方はそういうわけで書いた。→親指の使い方 カザルス
 最初にやるべきことはこの写真(アイゼンバーグーカザルス

 に書いてあることにつきる。
 僕の知っているプロチェロプレイヤーの親指は大きなタコになっていた。僕の指はシロートである。(^^;)




 水色の文字はリンクが張ってあるのでクリックして確認ください。

「さわやかコンサート」終わる

2024年05月13日 | チェロ

 「さわやかコンサート」ってのがちっともわからないのだが、まあ年2回定期演奏会のうちの1回が終わった。魔笛序曲 レ・プレリュード(リスト) 交響曲第3番「スコットランド」(メンデルスゾーン)
 どれもとても難しかったが、どうにかうまくいったしお客さんもたくさん入り、とてもよかった。個人的にはまだまだ。もう少し時間をかけて取り組まねばならなかった気がするが、まあ、それもしかたがない。次はブルックナーの5番なのだ。その前には頼まれ仕事?があったり、公民館の利益還元演奏会(?)もある。

親指の使い方 カザルス

2024年05月10日 | チェロ
 アイゼンバーグーカザルスの写真(←)では、トルトゥリエとは違い、左手の親指は反ってはいない?がまっすぐだ。トルトゥリエの親指はやや曲がっている。
 まあきちんと押さえられて、ふたつの弦の5度がきちんと5度になっていれば良いのだろう。


 水色の文字はリンクが張ってあるのでクリックして確認ください。


私の演奏法・教授法 トルトゥリエ

2024年05月07日 | チェロ

 1975年の本だ。78年に訳されて、81年の第三版を持っている。
 トルトゥリエ自身の手の形などの写真がたくさんあって、とても参考になる。だが僕自身弓の持ち方からして彼のように持てていない。
 さらに進むとはっきり言って読んでもあまり役に立たない。あまりに高級なことばかりで。

 親指のことについては
「親指のポジションに対して(略)つまり何ヶ月も何年も学んでから、初めて超えられる境界線のように考えてはならない」
 とあり、逆に
「ピアニストがピアノを見るのと同じ見方で」高い音域も鍵盤が並んでいるように見て「ごく初期の頃の練習から」親指を使え、と言うのだ。
 だからこの本を手にしたときからほんの少しずつ練習している。
 親指の使い方も写真があり、ありがたい。(画像をクリックすると拡大し、どうにか読めるかな?)








 これもあまりできていない。まいったもんだ

 ついでに昔書いた記事:

アイゼンバーグ 現代チェロ奏法 カザルス監修 - せろふえ

チェロを全くの独習で始める、と言うことはあり得ないことだと思う。僕自身は19になってから大学の先輩の手ほどきで始めたが、その後ほんの少しちゃんと習って、そのとき「...

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スコットランド 2楽章のDの前、Fの前

2024年05月03日 | チェロ
 うーん、もう来週が本番なのだ。

 Dの前のオクターブは親指を使うしか思いつかない。日曜日の練習で上の音だけ大切!と指摘された。上の音だけちゃんと弾くと、この楽章を通して奏でられるタララタタララタ…というアーティキレイションが表れるのだ。



 Fの前は付点のリズムを弦楽器はよくやるППVVでやっていたのだが、弓順に変えた。ダウンが大切、でも長すぎず。そしてその強調されるダウンがシンコペイションになっている。


 今朝、憲法記念日の東京新聞のトップは
「個人の尊重 国同士でも」
 とあり、まったくだ!と思ったことだ。
 戦争やめろ。仮想敵国という言葉自体が他国を尊重してないよなあ。国の防衛とは他国を尊重することだ。

長練習で腕がけいれんした。

2024年04月29日 | チェロ
 日曜の練習は長かった。15時から21時まで何回か休憩はあったけれど長かった。もう再来週が本番なのだ。
 岩城宏之の書いたものだけれど、デルモナコが自分はアマチュア(!)だからリハーサルでセーブするなんてできない、と常に全力で歌っていたと言うのがいつも頭にあるから、一生懸命弾いた。力みすぎていると思う。
 途中で腕がけいれんし、弓は持てなくなるし、左手も何秒か動かなかった。脱水?老人は吸水力だ!と思って一生懸命水分補給しているんだがなあ。昨日はめずらしくスタミナドリンクなんかも飲んじまったよ。

楽譜は細部まで注意深く読まねばならない

2024年04月22日 | チェロ
 前にスコットランドをやったときに楽譜が読めてない体験を書いたのだが、昨日はまさにその場所で
 
 この38小節目の1拍目2拍目は他と違って8分音符だから他より長く!と先生に指摘されてまいった。すべての音符を注意深く読まなければならない!いやまいった。

 楽章のはじめのあたり、1stVnのメロディーの細かなニュアンスを指導されているときに隣がページをめくって、あとで出てくるチェロのメロディーを見ながら「ここのことですね」と確認していて、まいった。僕はぼうっとしていたよ。いかん。

 そう、これも昔話だが、知り合いのプロというか学校の音楽の先生なのだが、
「わたしはソナタの再現部で、提示部と同じ指摘をされたことはない!
 提示部での指導を絶対に忘れないようにしている。」
 と言っていて、プロはすごいなあと思い、それからまあこっちはへっぽこアマチュアなのだが、なかば自慢げに他人に語るそのプライドというか自信というか、それもすごいなあと思ったことだ。


メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20

2024年04月11日 | チェロ
 そういうわけで先日半日遊んだ。
 1825年の秋(作曲者がまだ16歳のとき)に作曲した室内楽曲だが、もはや習作の域を越えた古典的な完成度の高さによって有名である、とのこと。ヴァイオリン4本ヴィオラ2本チェロ2本なのだが、ふたつのカルテットを対比的に扱うのではなく、小オーケストラのための音楽だ。
 クヮルテットのたのしみに記述があり、それが
「(略)ある外国のオーケストラの連中が来日して、(略)メンデルスゾーンのオクテットをひこうということになった」(そして訳者の楽譜コレクションから貸したのだが、そのプロのひとりが訳者に)「いったい何に使うためにこれを持っていたのか」とけげんそうに質問した。(アマチュアには手に負えないむずかしい曲だという意味だったのでしょう」
 とあり、つまりだから僕は見ようとも聴こうともしなかった。今回遊ぶことになってはじめてCDを聞き楽譜を見た。たしかにちゃんとやるには難しいがアマチュアでもゆっくりやって、充分楽しめる。

 スケルツォ。今回使った楽譜のこの弓の指定はオリジナルではないらしい。この弓が生きてくるテンポならすばらしいが、こんなゆっくりならこれじゃないほうが弾きやすいのではないか、とメンバーの一人が言い、なるほどと思ったことだ。
 終楽章の冒頭2ndVcがはじめるのだが、指定のテンポでできるはずがない。すみません。それでも「いくらなんでももう少し速く」と言われずにすんだのでまあいいか。(^^;)
 今回は(きっと死ぬまで)2ndだったが、1stのほうがずっと難しくたいへんそうだ。

坂戸 安行桜を見に行った

2024年03月18日 | チェロ
 坂戸の安行桜は市をあげて宣伝しているようだ
 所属する市民オケに「自転車部」ができ(^^;)、初心者も含めほんの20kmほどだが主に土手道のサイクリングロードを漕いできた。たまにはこうして出かけたいものだ。天気が良くてとても良かった。





 ちっとも練習しないものだから日曜の練習:レ・プレはもう、全然弾けなくてまいった。間違った音を出し、ボウイングはめちゃくちゃで、まったく迷惑なことだった。まことにすみませんm(_ _)m。こころを入れ替えるようなことはできませんが、もうすこし練習します。すみません。