せろふえ

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ガット切れてた

2024年09月07日 | チェロ

 何日かぶりに開けたら弦が切れてた。いつのことだろう?前に人前で弾く前に張り替えて、古いのをとって置いたらしく、手垢で黒くなってるのが予備にあったのでそれを張った。まだ数本使ってない予備があるのでまあ安心だ。415でやっていたアンサンブルとは縁が切れた(というかその後空中分解あるいは自然消滅したらしい)ので、この楽器ではバッハの無伴奏を細々と練習しているだけだ。ちょっともったいない。

ケーゲルシュタットトリオのヴィオラをチェロピッコロで

2024年09月05日 | チェロ
 そういうわけでモーツァルトのケーゲルシュタットトリオのヴィオラをチェロピッコロで練習している。ピアノとクラリネットとヴィオラのためのトリオなのだが、ヴィオラの書かれている音域が高くなく、チェロピッコロで充分弾ける。(技術さえあれば)実音が出せるのだ。

 冒頭のターンは記譜に寄れば相当後ろに、そしてとても速く弾かなければならない。

 でもプロの演奏を聴いていると全然この通りに弾いてなくてせいぜい






 か、あるいは(6拍でとっての)3拍目の頭からターンしていると思う。もちろん全体として速いほうが軽くて美しいと思っているのだろうけれど、僕に言わせればそもそもこの記譜のしかたからしてもっと遅く、アンダンテと書いてあるのだ。きっとモーツァルトの想定しているテンポはメヌエットくらいなのじゃないかと思っている。モーツァルトは生きているうちに「最近はみんな速く弾きすぎる。」と文句を言っていたと読んだことがある。プロの演奏は速すぎてついて行けない。

ケーゲルシュタットトリオをチェロで

2024年08月22日 | チェロ
 昨日は元音楽の先生と、その元同僚だったというオケのクラリネット奏者とでアンサンブルを楽しんだ。僕だけシロートで誠に申し訳ないのだが、すごく楽しめて、こんな幸福なことはない。
 ケーゲルシュタットトリオはピアノクラリネットヴィオラの曲だが、そのヴィオラをト音記号に書き直してくれたのをチェロピッコロで、それからオクターブ下げたのをモダンチェロで、つまり2回もやれた。ピッコロはふだんそんなに練習してないので、これを初見で、しかも相手はつまりプロなのでとっても申し訳なかった。さらわないとなあ。ピッコロでは実音が出るので、へたくそだがモダンのオクターブ下より違和感がないそうだ。さらわないと。申し訳ない。

 画像はwikiのものを無断拝借。まあ宣伝になるだろうから勘弁してください。

ブルックナー交響曲5番 2楽章

2024年08月06日 | チェロ
 ブルックナーの5番、2楽章
 冒頭から問題で、アダージョの2拍子で3連符のピッチカートの上に4拍子としか思えないメロディーが乗るのだ。
 M先生はきっと右手で4拍子左手で3拍子で振ってくれるにちがいない、と練習前に騒いだのだが、実際ちょっとやってくれて、すごいなあと思ったのだけれど、全体の音楽の問題で、それでは生きた音楽にならないのだろう、却下されてしまった。最初は6つ途中から4つというのも音楽の流れが微妙に変わるのかもしれない。(それは指揮者も見ている聴衆の問題で、指揮を見てるから悪いのだ、目をつぶって聴けば、あるいは音だけ流せば問題がないのではないか、そう個人的には思っているだが。)
 そういうわけで4つに振ってもらうことになった。ピチカートは2拍3連(2拍の中に3個入れる)。難しい。2拍に6個のつまり1拍に3個のビートが潜在的に存在しないといけない。それを含めて弦楽器全部でその練習をした。(下の画像はクリックすると拡大します。)



 タッタタタンという図の3段目の練習をし、ずいぶん良くなったような気がする。

 もちろんこれだけじゃない。



ブルックナー 5番 高すぎる!

2024年08月01日 | チェロ
 冬の定期はブルックナーの5番なのでほんのすこしずつさらっているのだが、高すぎる!

 4楽章の370小節あたり。高すぎるのにヘ音記号で書いてあるのでちっともわかりゃあしない。見にくいが369小節目の最後の音はcでその前のaより加線が1本多い。
 そのくせ2楽章ではト音記号で書いてあったりして、チェロ奏者はト音記号は苦手なのだ。

 しかもこの場合ト音記号の所は記譜の1オクターブ下で弾くらしく、それだったらテノール記号で書けばたいして変わらず、ずっとストレスが少ないのになあ。
 どっちにしても僕の実力を超えているので、本番までにできるようになる気がしない。

チェロ名曲31選 をヴァイオリンとユニゾンで

2024年07月26日 | チェロ
 チェロ名曲31選だけでなくヴァイオリン、フルート、ヴィオラ、クラリネットも「名曲31選」が出ているようだ。→ドレミ楽譜出版
 元音楽の先生のアンサンブルで、合わせてもらった。ヴァイオリン版を見ると同じ曲がたくさんあり、伴奏がまったく同じだったりするのだ。ヴォイオリンとユニゾンあるいはオクターブで同時に伴奏してもらい、なかなか楽しかった。なにしろピアノってのはピアノではなくてフォルテ(^^;)なのでふたりでもまだピアノに負けてたりする。


 めずらしくむきになって草をむしったら手首が痛い。まいる。しばらく安静である(^^;)
 


ファミリーコンサート

2024年07月17日 | チェロ
 海の日は公民館主催の利益還元コンサート(つまり日頃公民館を使っている団体がただ公共財を使うのではなく、一般市民にも楽しめる催しをしてくれ、というものでとても意味のある行事だと思う。)だった。
 服装は自由と言うことで女性のうち何人かは浴衣で、夏らしくてすばらしい。男はいなかった。ついでながらチェロは無理。おそろいのパートもあり、いや実に良い。
 曲は定番ばかり。カルメンとかアルルの女、ラデツキー行進曲、ハンガリー舞曲、ジブリ作品。指揮者体験コーナー。
 とても盛況で椅子を追加で出したり、ともかく暖かく聴いてもらってほんとうにありがたいことだ。


 顔写ってないし、小さめの画像なので許してもらえるかな?問題があればもちろん削除します。

イマジン ジョンレノン をピアノ伴奏のチェロで

2024年07月14日 | チェロ

チェロ愛奏曲選 〈ピアノ伴奏付〉 小原 仁 (編集) - せろふえ

これいつ買ったんだろう?たまに引っ張り出して少しは弾いたが、まだ全部なんて全然弾けない。編者が書いているのが「難曲に挑戦することも大切ですが、「チェロを歌わせる...

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 1曲目はジョンレノンのイマジンなのだ。これを歌詞なしでチェロで弾いておもしろいのだろうか?僕にはイマジンはその歌詞にほぼすべての価値がある、としか思えないのだが。
 音域は狭い、と思ったのだが、まあ1オクターブと3度あり、上はa線の4ポジションのソ、下はd線のすぐ上のe
 初心者でも弾ける音域だが、まあイマジンをぜひとも弾きたい!という人のためのものだなあ。




 ジョンレノン自身が言っていたらしいが、この詩はオノヨーコとの共作というか彼女の考えが大きく反映されている?ものらしい。
 この曲のことを多くのバカどもが共産主義的と批判している。ジョンレノン自身が実際共産主義的だと言ってる。やっぱり人類の理想の社会は共産主義だよね。共産主義社会こそユートピアなのだ。(しつこいが、それは旧ソ連でも中国でもない。あれは専制主義独裁国家だ。)
 たしかに億万長者のジョンレノンが(そして大金持ちのおじょう様のオノヨーコが)この曲を書くことは矛盾しているかもしれない。だから?だからといってこの曲の価値はまったく毀損されない。1%の人間が99%の富を独占する(ジョンレノンも含めて(含めて!))この世界は間違っている。(だからといってあるいはだからこそ、ジョンレノンが殺されるいわれは断固として、ない!)


松ヤニ買った

2024年06月25日 | チェロ

 松ヤニ買った。Leatherwood Bespoke Rosin レザーウッド ベスポーク と言うのだろうか。高い!でもまあ趣味のものだからなあ。また1回しか使ってないので全然わからない。どうかな?
 こんな上等な?革のカバーが付いていて、松ヤニを使い終えたらなにかに使えそうだ。いや、松ヤニって何年ももつんだよね。もしかして死ぬまでもつかもしれない(-_-;)。

ブルックナー 交響曲第5番のアウフタクトについて

2024年06月23日 | チェロ
 ブルックナーの付点音符のことを書いたが、1楽章のアウフタクトも同じで、アウフタクトから拍頭にかけてをまとめてフィンガリングを考えないといけない。



 ソーシレ、と考えるのではなく、ソー、シレソと考えて、シレソは第2ポジションで142でとり、この間ポジションは移動しない。3つめのオクターブ上は第4ポジションの半音上。
 25小節目のアウフタクトー25小節目は第7ポジションというのだろうか、ハーモニクスの所を1で取り132。





 この、260小節目から261小節目にかけてはとても難しいが、同じようにハーモニクスの所を2でとるようにして、132。実際には2はシをとるので基準のハーモニクスの所より半音上げなければならない。この1と3と2はとても距離があるので、手の小さい人、関節の硬い人は親指31のほうが良いのだろうか?僕は親指を含めた指の間隔がまだ確立できてなくて、音程が取れない。



 スラーのついているこの音型も同じでラの後、第1ポジションに戻りファドラを241でとってこの間移動しない。

ブルックナー 交響曲第5番

2024年06月14日 | チェロ
 ブルックナーなんてほとんど聞かない。眠ってしまうのだ。(-_-;) 僕のまわりもあまり聴いてないみたいだが、熱狂的なファンもたくさんいるようで、クラシック音楽の一番美味しいところだよねなんて言うのも聞いたことがある。でもあきる(-_-;) 起きてられない。音量が大きくなってうるさいところがとても眠る。協和音でオルガンのようだからだろう。
 昔、ロマンティック(4番)だけはやったことがあり、少しは聴いたりもした。他はほとんど知らない。
 そんなことばかり書いてもしかたがない。

 5番の冒頭。この曲はブルックナー開始(弦のコソコソしたトレモロ)じゃないんだ、と感心する。

 最初の主題を聴くとブルックナーはこの短いアウフタクトが好きなんだなあと思う。
 ロマンティックもターン、ターンタター、だ。

 
ついでながら5番の冒頭、最初は16分音符で次は32分音符なんだから明確に区別しなければならない。

 ベートーヴェンの第九の冒頭のことを思い出す。

 あとはともかく長くて練習が追いつかない。長いしいろいろあれこれやってるらしいのだが、全体としてはおんなじだよなあと思ってしまう。そう思うからなおさら練習に身が入らない。長いが全休止がしょっちゅうあって「落ちて」もそこでまた追いつける。(足を出さないようにしなければ。)
 ロマンティックもこの5番もフラット系なのに、さらに短調になるとフラットが3個も増えるのだ。フラットばかりでたまったもんじゃない。

 付点のリズムもたくさんたくさんあるが、これは必ずアウフタクトと次の音符で意識してフィンガリングを考えなければならないのだが、それが難しいんだよねえ。そもそも付点のこのボウイングが難しい。特にレイトスターターにとっては。
 この部分では(全部フラットだが)ミ、レド、ラソ、ファミ、の組み合わせで考えなければならない。(ミレ、ドラ、ソファではない!)言わずもがなだなあ。


 まだオケの練習は始まっていない。それなのにこの愚痴の数々!

次の定期はブルックナーの5番

2024年06月04日 | チェロ
 所属する市民オケの次の定期はブルックナーの5番だ。むずかしいし、ブルックナーはそんなに好きじゃないし、気が重い。長すぎる。
 チェロのパートトップがほんとにすばらしくて、毎週練習内容を書きこんだメモをチェロLINEに送ってくれる。まず、ボウイングが送られてきた。21ページもあるのだ。まだ写しきれてない。

 少しずつやらないとなあ。

ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」 (ほぼ再掲)

2024年05月30日 | チェロ

ブルックナー、ヨーゼフ・アントン Bruckner,Josef Anton
交響曲第4番「ロマンティック」
 ロマンティックは2005年だったか、一度やったことがある。古巣でも前に取り上げたが、僕は何だったかで出られなかった。
 ブルックナーなんてホルン(と他の金管)に任せておけば、弦は適当にトレモロしてればいいのかと思ったのに、全然違っていて、参ったことだけ覚えている。。

 1楽章、最初は例の「ブルックナー開始」。弦は弓の先10cmとの指示があった、確かにそうかもしれないけれど、緊張している曲の始まりに、腕、指を弛緩させてpppのトレモロをする自信がない。アマチュアは真ん中より先、1/3くらいでやるもんじゃないかね。
 Aから3連譜のフレーズ、これが全曲にわたってこの曲を特徴付けているが、こんなのでもボウイングに迷う。弓は行きか帰りか、双方向にしか行けないんだ、3連譜は禁止して欲しい。弦楽器で相談して、基本は弓順、3連譜に続くフレーズがダウンから始める必要のあるところはダウンアップアップと言うことになった。もちろん全てダウンアップアップでやるという方法もあるんだろうけれど。
 gezogen、というのがやたらに出てくる。大学の時買った独和辞典を引くと「引っ張られた」と言う意味らしい、これはテヌートの意味なのか、それともリタルダンドの意味なのか、それとも両方混ざっているのか、、、別の場所にritard.はあるから、テヌートなのかな?

 Rから(もうここらへん、弾けやしないのだけれど)フィンガリングは241 214 24,2小節後は231 21413かな?521小節目は親指を使うもんだろうか?
 全然弾けないが、変ホ長調、変ホ短調の音階練習しよう。むずかしい、、、。



 4楽章の336小節目からはいったいどうやりゃあいいんだ?弾いてるひといるのか、と思ってしまう。アンダンテだって弾けない。
 下のGisを親指で取って、213、、、とやって、次の小節は半音ずつあげる( f はそのまま!)、かい?まあぼくには弾けない。

チェロ愛奏曲選 〈ピアノ伴奏付〉 小原 仁 (編集)

2024年05月15日 | チェロ
 これいつ買ったんだろう?たまに引っ張り出して少しは弾いたが、まだ全部なんて全然弾けない。
 
 編者が書いているのが
「難曲に挑戦することも大切ですが、「チェロを歌わせる」楽しみ方があることにも目を向けてみてはいかがでしょうか。」
 その精神はまさにぼくが主張していること(→VCBF's Homepage)ですばらしいと思うのだが、いやいや初級向けではなく中級くらいでも難しいんじゃないか。特に歌物はちゃんと原曲をよく聴き、歌詞を憶えてないと楽しめないと思う。

 収録曲は出版社のHPに載っていてすばらしい。コピーさせてもらいました。

1. イマジン (レノン)
2. イエスタデイワンスモア (カーペンターズ)
3. サウンドオブミュージック (ロジャーズ)
4. すべての山に登れ (ロジャーズ)
5. 嘘を云うのは罪 (メイヒュー)
6. 星に願いを ディズニー映画『ピノキオ』 (ハーライン)
7. 虹の彼方に (アーレン)
8. ホールニューワールド (メンケン)
9. 夢見る頃を過ぎても (ロンバーグ)
10. オーラリー (プールトン)
11. ロンドンデリーの歌 (アイルランド民謡)
12. 誰も知らない私の悩み (黒人霊歌)
13. エストレリータ (ポンセ)
14. カミニート(小径) ( フィリベルト)
15. 光さす窓辺 ( ナポリ古謡)
16. オリビアを聴きながら ( 尾崎亜美)
17. 秋桜 (さだまさし)
18. 赤いやねの家 (上柴はじめ)
19. 島唄 (宮沢和史)
20. 千の風になって ( 新井満)
21. 初恋 (越谷達之助)
22. からたちの花 (山田耕筰)
23. 早春賦 ( 中田章)
24. 平城山 (平井康三郎)
25. 今様 (日本古謡)
26. 島原の子守歌 (宮崎康平)
27. さくらさくら (日本古謡)
28. 主よ人の望みの喜びよ BWV.147 ( バッハ)
29. アリオーソ (バッハ)
30. アヴェヴェルムコルプス (モーツァルト)
31. アマリリ麗し (カッチーニ)
32. アヴェマリア ( カッチーニ)
33. ラルゴ(オンブラマイフ) ( ヘンデル)
34. 涙の流れるままに 歌劇『リナルド』 ( ヘンデル)
35. ラルゲット (ヘンデル)
36. 白鳥 (サンサーンス)
37. シューベルトのセレナード (シューベルト)
38. 楽に寄す (シューベルト)
39. 愛の喜び (マルティーニ)
40. パッヘルベルのカノン (パッヘルベル)
41. シチリエンヌ (パラディス)
42. 二人のてき弾兵 (シューマン)
43. 愛のあいさつ ( エルガー)
44. 無言歌 Op.109 (メンデルスゾーン)
45. おおホーリーナイト ( アダン)
46. スリコ (ジョージア民謡)
47. 乙女の願い (ショパン)
48. 夜の調べ(グノーのセレナーデ) ( グノー)
49. 彼女に告げてよ ( ファルヴォ)
50. 今ひとたび ( トスティ)
51. トスティのセレナータ (トスティ)
52. 夢のごとく 歌劇『マルタ』 (フロトー)
53. ロマンス (ドビュッシー)
54. 嘆きのセレナータ ( トセルリ)
55. 懐かしき愛の歌 (モロイ)
56. 夕星の歌 歌劇 (ワーグナー)
57. 人知れぬ涙 (ドニゼッティ)
58. 私のお父さん (プッチーニ)
59. ロザムンデ間奏曲 (シューベルト)
60. 歌の翼に (メンデルスゾーン)
61. ヴォカリーズ ( ラフマニノフ)