せろふえ

チェロとリコーダー
自閉症の娘
本と漫画 農と食 囲碁パズル
とっちらかっているので、気になるカテゴリーやリンクを

働いて食え

2010年01月14日 | シロート考え

 我々庶民?が望んでいることは、働いて食えと言うこと。働くことができ、そして食える世の中であって欲しいと言うこと。逆に働かないヤツが食えるのはおかしいと言うことだ。

 だから、自分のことはどうにか満足している。働いている時間や労力から、もう少し給料高くても良いんじゃないかと思ったり、いやいや、じゅうぶん高いという気もする。 

 ホームレスやら派遣切りやら炊き出しやらのニュースを見て、そんなのおかしい、世の中じゅうぶん豊かになったのだから、働き口があり食えるように、政治がすべきだ、できるはずだと強く思う。

 天下りに風当たりが強いのは当然で、それはろくに働いてないのに高すぎる給料をもらっているらしいからだ。アメリカの
つぶれた自動車会社の管理職が何百億もの給料をもらっていると聞くと、他人のこととはいえ、怒り狂う。イチローの給料が
高すぎるとはあまり言わないのは、じゅうぶん働いてるからだ。一番不快だし、あってはならないと思うことは、金が金を生むシステムで、まったく間違っている。

 「キャピタリズム」のマイケル・ムーアによれば、アメリカでは1%の人間が95%の資産を保有していると言うことだ。1%の人間が95%働いているというのならわかるが、そうじゃない。多くの人間がわりと同じように働いているのだ。人の100倍も能力のある人間がそうそういるわけではない。金が金を生むシステムがこういう状態を作っているのだ、まったくけしからん。

 99%の人間のほうが民主的にその仕組みを変えようとすればだんだん変えられるはずだ。革命やら打ち壊しをしようと言うのではない、金が金を生まないようにすること、それだけで良いのだ。