実にひさしぶりにこういう小さな古楽のコンサートを聴きに行った。わずか数十人の観客。
マッテウスというバロック初期?のイタリア-イギリスのヴァイオリン奏者の作品を中心に。まったく知らない作曲家だし他に取り上げられた作曲家もわずかにマシュー・ロックを知っているくらい。楽しく美しく、なんていうか若者がロックで熱狂するような音楽じゃないのかなあ。心躍るものだった。でも観客はじじいばばあ中心(もちろん僕をはじめ)で沈んでいる(-_-;) 夜の部はどうだったのだろうか?
お話もとってもよかった。マニアックな話と言っていたけれど、そうかもしれないが、面白かった。マニアックでない話も聞きたかった。
ヴァイオリンの構え方のこと(もちろんあごではさんでいない。鎖骨のすぐ下あたりに楽器のおしり?と当てていた。)を言っていたが、弓の持ち方のことも話して欲しかった。なんと弓のフロッシュ(フロッグ?)をつまんでいるのだ。こどものようだ。
これは平崎真弓。TV画面の写真なのでわかりにくいがはっきりフロッシュを持っていて弓本体というか棒のところではない。きっと歴史的にも正しい持ち方なのだろう。でもびっくりしたのだ。