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暗闇の終わり キース・ピータースン 著  芹沢恵 訳

2021年09月17日 | 
 すっかり怠けていて、ろくに本も読みゃあしない。もともとあまり小説を好んで読みあさる方ではない。どういうわけか翻訳物の警察小説とかが好きで、ディック・フランシスとかフロストだとか、ともにイギリスものだなあ。現実離れしていて、現実逃避になるのかも知れない。日本のものはなんだか自分に振り返って考えてしまうのかも。
 これはフロストに宣伝が載っていて読んだのだが、アメリカの銃社会、乱暴なあるいは殺伐とした雰囲気に支配されていて楽しめなかった。きっとよく書いてあるのだと思うのだけれど。なんとなく気に入らないのは、スリラーっぽいところ。あとは例えば、洞窟に閉じ込められた子供が、そのあとずっと泣きわめいているというようなこと、あるいは精神病棟で叫び続ける患者って、あるのだろうか?知らないけれど、そういうのってリアリティがないと思うなあ。