昨日の東京新聞はスクープとかではないが、重大な記事がいくつも掲載されていてとても良かった。
いつもすばらしいこちら特報部は1995年オウムの犯行とされた警察庁長官狙撃事件のことを取り上げ、これに象徴される腐りきった役人どものことが糾弾されている。すぐ隣にはこれも誠実に定期的に伝えられている「辺野古・高江リポート」でこれも国の腐りきった犯罪を取り上げている。そのすぐ上は「いますぐガザ停戦を」で、いや停戦でなく虐殺の停止をだと思うし、何度でも書くがイスラエルはこの世に存在させるべきではないテロ国家だ。100歩譲っても終戦後の国連決議に従ってその国境まで戻れ。
社説は日本ペンクラブが「国会の空洞化に抗議します」を取り上げている。まったく国会がひどい。いや国会がひどいのではない。政府自民党のやり方がひどいのだ。日本は民主国家ではなくなった。むちゃくちゃだ。
東京新聞は頑張っているが、今の日本、世界は絶望しかない。こんなことを書き続けてもごまめの歯ぎしりか。だがこれはけっして「ルサンチマン」ではない。正常な怒り・憤りであり抗議だ。