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神谷徹と言えば、リコーダー奏者だ

2004年11月25日 | 音楽
 この間テレビで、ストローのはじっこを2枚舌にして(オーボエと同じ原理)笛にするだけでは飽きたらず、入れた息で先っぽがぐるぐる回ったり、はてはゴジラの鳴き声に、炎ならぬ、スズランテープのほぐしたのを吐いたり、ともかく、大笑いした。
 「ストロー奏者の神谷徹さんです。」というのでさらにびっくりした。

http://straw-music.jp/index.html

 神谷徹と言えば、リコーダー奏者だ。
 昔、季刊コンソートという雑誌があった。創刊号から古楽器入門講座のリコーダーを担当して書いていたのが神谷徹だった。このリコーダー入門講座がすごかった。息の入れ方、タッチ、易しい曲の演奏の仕方、と順調に進んでいくトラベルソ、チェンバロなどを横目に、どんどん不思議な進行をしていった。
 第一回目は、リコーダーを吹くあたっては「世間の目」、逆境不遇に耐えねばならぬ、という話。以下、時報の「ぽっぽっぽっぴー」は名曲だの、レッスンを受けるにあたっては、酒飲んでくるな、先生に暴力を振るっちゃイカンだとか(すみません、
ちょっと脚色してます(^^;))楽器の上達の哲学的考察。(これはなかなかすばらしい内容で、僕は人と楽器の練習についての話になると、必ず「悪魔のトライアングル」(と学習曲線)の話をします。)
 ともかく、延々とリコーダー入門講座以前、みたいな話を書き連ね、とうとう何回目には実際にリコーダーの吹き方に入る前に、首?になってしまって、別の講師(吉澤実だったかな?)に変わってしまったのだった。

 あの神谷徹がまさか「ストロー奏者」になっているとは!




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