バッハ、ヨハン・ゼバスチャン Bach , Johann Sebastian (1685-1750)
フルートソナタ変ホ長調→ヘ長調 BWV1031
バッハのフルートソナタのリコーダー版が OTTO HEINRICH NOETZEL VERLAG からでている。(BWV1030,1031,1032,1020)
1031は変ホ長調がヘ長調に移調して出ている。(N3443)
この曲は大バッハではなく、エマヌエルバッハのものらしい。バッハだろうと、偽作だろうと、名曲だ。
2楽章がとても有名なシチリアーノ。原曲ト短調、移調してイ短調になっていて、有田正広によれば「遙かに隔たった属調の平行短調」で、要するにフラットが一つ減るのだが、つい間違えてしまう。
原曲のト短調が、トラベルソで吹くとくすんでいて良いのだが、リコーダーでイ短調で吹くと、リコーダーは軽いなあ、と思ってしまう。でも、名曲だ。
1,3楽章は原曲の変ホ長調ではトラベルソにとって、ギャラントな感じが出にくい、と言うようなことが書いてある。もしかしたら、リコーダーの方がむしろ軽くて良いのかもしれない。
→リコーダーのレパートリー