せろふえ

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バッハ、ヨハン・ゼバスチャン フルートソナタ変ホ長調→ヘ長調 BWV1031

2019年06月09日 | リコーダー


バッハ、ヨハン・ゼバスチャン Bach , Johann Sebastian (1685-1750)
フルートソナタ変ホ長調→ヘ長調 BWV1031
 バッハのフルートソナタのリコーダー版が OTTO HEINRICH NOETZEL VERLAG からでている。(BWV1030,1031,1032,1020)

 1031は変ホ長調がヘ長調に移調して出ている。(N3443)
 この曲は大バッハではなく、エマヌエルバッハのものらしい。バッハだろうと、偽作だろうと、名曲だ。
 2楽章がとても有名なシチリアーノ。原曲ト短調、移調してイ短調になっていて、有田正広によれば「遙かに隔たった属調の平行短調」で、要するにフラットが一つ減るのだが、つい間違えてしまう。
 原曲のト短調が、トラベルソで吹くとくすんでいて良いのだが、リコーダーでイ短調で吹くと、リコーダーは軽いなあ、と思ってしまう。でも、名曲だ。
 1,3楽章は原曲の変ホ長調ではトラベルソにとって、ギャラントな感じが出にくい、と言うようなことが書いてある。もしかしたら、リコーダーの方がむしろ軽くて良いのかもしれない。


リコーダーのレパートリー

話したくなる世界の選挙

2019年06月09日 | 

 いかにも中学生高校生(じゃなくて小学生か)のための教科書という感じ。カラフルで見やすいが、本当にわかりやすいのかどうか。そしてどうすればより民意が政治に反映されるのか、あるいはそもそも政治が我々の生活にどう関係しているのか、そんなことは知ったこっちゃないのが教科書の常か。

おともだち 高野文子

2019年06月08日 | 漫画

 図書館で見かけて、高野文子は全部持っていると思ったのだが、借りて読んでみると読んだ覚えがないのだ。
 絶対安全カミソリがすごいと言われて、買って、ほんとにすごい、と狂喜乱舞?したのはもう40年も昔の話か。その後のるきさんとか、そこら辺以降の作風のものだ。前の方に収められているものほどおもしろかった。


シックハルト ソナタ ニ短調 作品17-2

2019年06月08日 | リコーダー
シックハルト Schickhardt
ソナタ ニ短調 作品17-2

 かつての全音リコーダーピースのR-63で出ているのが、シックハルトのソナタニ短調作品17-2 で、もう、ずいぶん昔に買ったものだ。もう、 手に入らないかと思っていたが、最近全音リコーダーピースが復刊しているのだ。そのうち手に入るようになるかもしれない。
 もともと例のウォルシュ Walshが1730年頃出版したもの。Adagio , Allemanda ,Vivace , Largo e Affettuoso ,Allegro の5楽章。1楽章もアルマンドみたいな、アウフタクト付きの16分音符が順次進行する曲。Allemanda はちょっと変わっている。最初4小節に渡って16分音符が続いていて息ができない。途中、32分音符の入っているフレーズがしつこい。Vivaceは書いてないけどメヌエット。繰り返し、最後のすぐ手前に定型のヘミオラがある。つぎの Largo e Affettuoso はシチリアーノだと思うんだけど。ちょっと長いな。最後のアレグロはマルチェッロか あるいはレイエのようだ。
 全体に安心して吹ける、ちょっと難しいが、良い曲だと思う。


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中国嫁日記 3 井上純一

2019年06月07日 | 漫画

 図書館に入っていて、借りて読んだ。前のとおりでたいしたことない。(いや充分楽しめる)

 妻がお通夜から帰ってきたのでご苦労さんと言い、そしたら、
「あれ何宗だろう?やたらにかしわぎを打って、、、」
「、、、え?かしわぎ?それ、かしわ手か?」
「ああ、そうか(笑)」
「、、、いや、そうじゃない、お前の言っているのはひょうし木のことだろう?」
「ん?そうか、神社じゃないしね。」
「木でできているやつだろう?」
「あれ、何宗なんだろうねえ?」
 と中国嫁のようだった。(^^;)



生還 小林信彦

2019年06月06日 | 

 作家、編集者の著者が84歳、自宅で脳梗塞を起こし入院、その後2回の骨折。図書館の紹介文がおかしくて「小林信彦が綴る文学的闘病記。」とある。たしかにねえ、誰かのリハビリに役立つようなことはなんにもない。現実なのか夢の話なのかわけのわからない書き方がたくさん。それが良いのだ、という意見もあるだろうが、ぼくにはちょっと。

チャイコフスキー 交響曲第4番 1楽章の刻みのところ

2019年06月04日 | チェロ
Dからの刻みは、これメロディーと同じじゃないかと思いながらもよくわからなくなってしまう。

Cと同じなのだ。根本的に音痴なので、こうして目で見て、意識しないとできない。耳でなく画像で弾いているらしいんだよなあ。

マグカップ割った また!

2019年06月03日 | 日記

 どうしてこうたびたび割るのだろう?いやになる。
 ちょうど小林信彦の「生還」を読んでいて、台所で転倒するところを読んだところなのだ。こっちはカップを割っただけだけれど、身につまされる。そのうち転倒、骨折とか、あるいは大きな交通事故を起こしそうでこわい。
 おっちょこちょいは死んでもなおらない。気をつけて生きないといけない。

テレマン チェロソナタニ長調 TWV 41:D6

2019年06月02日 | チェロ

テレマン,ゲオルク・フィリップ Telemann, Georg Philipp(1681-1767)
テレマン チェロソナタニ長調 TWV 41:D6
 テレマンのチェロソナタニ長調は、僕にも楽しめる数少ないオリジナルのチェロソナタだ。忠実な音楽の師に収められているせいだろう、昔から有名のようだ。(僕は何年か前まで知らなかったけれど。)1. Lento 2. Allegro 3. Largo [minore]  4.Allegro の4楽章。易しいと思うけれど、それでも楽しむには練習が必要だ(僕には)。楽譜はIMSLPですべて手に入る。


こどもが生まれてもすぐには役所に届けない話

2019年06月02日 | 日記
 昨日は大阪と神奈川から叔母(母の妹)が出てきて、半日(というか主観的には1日)付き合った。めったにあわない叔母たちと母の実家とうちの墓参り、母の老健に行き、雑談、とても早い、でも長い夕食。ホテルまで送り届け帰ってきた。
 ありそうな話だが、母の誕生日が本当は戸籍上のものより10日あまりも早いというのを初めて聞いた。昔はこどもが生まれてもすぐには届けないというのは特に田舎ではよくある話のようだ。昔は早死にも多いし、ちゃんと育つかどうかわからないからすぐには届けなかったんだよ、どこそこのおトラさんはほんとはたしか2年くらい前に生まれているんだ、というのはもうずいぶん昔に聞いた話だ。

戦争とたたかう 憲法学者・久田栄正のルソン戦体験 久田 栄正/[述] 水島 朝穂/著

2019年06月01日 | 

 図書館の内容紹介:過酷なフィリピンの戦場から奇跡的に生還し、戦後は日本国憲法の「平和的生存権」実現のために生きた久田栄正。戦後世代の著者が、資料探究に基づく質問を繰り返しながら久田の記憶を掘り起こし、その戦争体験を記録する。
 ここ何日か一生懸命先を読まなきゃと読んだ。とても感銘を受けた。太平洋戦争の時に、まともな感覚を捨てずにいかに戦争を生き抜くか、あるいは題名のようにいかに「戦争とたたかう」かの実践記録だ。幸運もあったろうが、こうして生き残ったこと=戦いの勝利がいかにすごいことか。神聖喜劇のことも出てくるが、ある意味ほんとうに神聖喜劇のようだ。
 今、このきな臭いじゃあないな、うさんくさい時代。バカ傲慢阿部政権のことを、いくら罵倒しても、本当のことを書いても、いちおう無事でいられる。そうでない時代を生き抜くことがいかにたいへんだったか。それにしても現状をどう打開し、すこしでもまともな世の中にするにはどうすれば良いのか。