はっぱと風とおひさま

風にゆれてさらさらなる。おひさまの光にきらきらひかる。だからはっぱがすき。そんな私のよかった探し

いまらだけどシリーズ 萩④

2016-12-19 | ま、いろいろ


萩焼

実は今回の旅行は
萩焼を探す旅だったのです

萩焼のカップで
コーヒーをいれてくれる
和菓子屋さんがありました

旭まんじゅう

好きなカップを選んでいれてもらいます
パパは白いほう
梅花皮とかお鬼萩?とか
よくわからないけどごつごつしていて
人気だそうです
私は紫のほう
コーヒーが美味しく感じます


そしてじゃーん

30年来ずーっと欲しかった
萩焼の茶器です


まだ学生のころ
学校の旅行で訪れた萩
そのときに見た萩焼の茶器
枇杷色の繊細な茶器に
一目惚れしたけれど
まだ、若くてお金もないし
いつかまた
いい縁があったら
ほしいとずーっと思ってました

今回萩にこられて
あちこち探したけれど
同じようなものはありませんでした

焼物にも流行はあるのです

残念におもいながら
入ったお店の奥の棚に
重ねられた箱をみつけました
なんともなしに
箱を開けてみると
こ、これは

こんなところに
あったーーー

お店の方に出してもらうと
それはまさに私の思っていたとおりの
枇杷色で繊細な茶器でした

作者違いで
何箱かありましたが
お店のおばさまが
「これは古いけど一度もつかってないよ」といいました

え?
使ってるのもあるの?
と思ってきくと
ここは骨董品も扱っている
お店でした


近頃はこういう茶器は
どこにもなくて昔のものが
あるだけなんだそうです
なるほど、だから探しても
なかったんだね

でも出会うことができました
本当によかった

もったいなくてまだ使ってません
お正月につかおうかな

*****

普段使いように
パパと色違いで
マグカップも買いました
作家ご夫婦と
野球話などでもりあがり
とても楽しかったです

そして購入したカップ
パパのうちに帰ってすぐ
まずはコーヒーを飲みました
それから洗って乾かして
次の日にお茶をいれて
びっくり

カップの外側に
黒いつぶつぶの水滴と
ひび割れがーーー


ほんとびっくりしました!
しかしこれが
萩焼の特徴

土の焼がやわらかいので
釉薬が縮んでひび割れがおきるのです
そして姿が変わっていく
これが萩の七化け…

つるつるの白だったのに
いまではこうなりました

パパのはどうなってるのかな?

同じ方から買った花器

壁に穴が空いてる感じ
素敵です











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