YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

魚上氷(立春末候)

2025-02-13 23:21:00 | 七十二候

2月13日〜17日頃(年により変わります)

ーーーーーーーーーーーーーー
☀️横浜の日の出は6:30頃
🌙横浜の日の入りは17:25頃
今日の暦はこちら→国立天文台暦計算室
最新の星空情報はこちら→国立天文台(NAOJ)
ーーーーーーーーーーーーーー

立春末候
魚上氷


割れた氷の間から魚が飛び出るという意味らしいです。

 

イメージ的にはワカサギ釣りでしょうか???



いや、これは自ら出てくるわけではないですね。無理やり釣り上げて、食べちゃうわけですし…(^^;;




さてさて、この季節、草むらで去年の名残りの草の実たちがカラカラに乾き、今にも朽ち落ちてしまいそうな様子を見かけます。探してみると、があちらこちらに。


ヘクソカズラ 


 ノイバラ

 

  ヨウシュヤマゴボウ

 

カリガネソウ

 すっかり色をなくし、全盛期の頃の様子は微塵もありません。折り重なった枯れ草の

間からは、新しい新芽が顔を出しています。

 

 

 

春の兆しを探して、寒い季節を乗り切りましょう。

 

 

【季節のジャム】だいだいマーマレード



ほろ苦さと酸味が絶妙です♪

 





ーーーーーーーーーーーーーー
ホームページ
Instagram
ーーーーーーーーーーーーーーー



黄鴬睍睆(立春次候)

2025-02-09 07:47:00 | 七十二候
2月8日〜12日頃(年により変わります)
ーーーーーーーーーーーーーー
☀️横浜の日の出は6:30頃
🌙横浜の日の入りは17:20頃
⭐️満月12日
今日の暦はこちら→国立天文台暦計算室
最新の星空情報はこちら→国立天文台(NAOJ)
ーーーーーーーーーーーーーー

立春次候
黄鴬睍睆(うぐいすなく)
【立春】 - YNWC的な日常

梅にウグイス…な季節が巡って来ました

しかしながらよくある間違い。
これはメジロ↓


これはかなり昔にチョビテレさんからいただいた画像
旬を楽しむ_アメーバブログ

目の周りが白いからメジロ。
この特徴はとてもわかりやすいです。
しかし、鶯色の体と梅の木にとまっているため、しばしばウグイスと間違えられます。花の蜜が大好物♪

一方でウグイスは、いわゆる鶯色をしていません(^^;;


Wikipediaより(いい加減自分で写真が撮りたい)

もっとも、 元々はこちらの色が「鶯色」なんだそうですよ。 光の加減でもっと茶色っぽく見えることもしばしばですが…。

ちなみにこんな鳥もいます。



こちらは上述2つの鶯色の中間?
ウグイス同様、藪の中にいて警戒心が強いです。かろうじて手持ちの写真がありましたが、iPhoneの限界(^^;;
むしろiPhoneのカメラ、あっぱれ(笑)

アオジという鳥です。

木々が葉を落としている季節は、野鳥観察には最適。立春を過ぎ、鳥たちの動きも活発になるこれからは、林内の鳥を見るチャンスが増えるというものです。

横浜でも市民の森や公園、川辺などで、たくさんの鳥を見つけることができます。
三ツ池公園でバードウォッチング

可能であれば早朝がオススメ♪


【季節のイベント】バレンタインデー


チョコレートを渡すときのちょっとしたウンチク話にどうぞ

【季節の植物】フキノトウ




 
ふきのとうと言えば、工藤直子さんの詩


「ふきのとう」

ーーー前略ーーー

春風に ふかれて、
竹やぶが、ゆれる ゆれる、おどる。
雪が、とける とける、水に なる。
ふきのとうが、ふんばる、せがのびる。
ふかれて、
ゆれて、
とけて、
ふんばって、
――もっこり。
ふきのとうが、かおを 出しました。
「こんにちは。」
もう、すっかり 春です。




ふきのとうは時間差攻撃で各地で顔を覗かせます。まだまだ旬まっさかり。バードウォッチングがてら探してみるのもいいですね。暖かくしてお出かけください(*^_^*)



 
 
 

今日もいい日になりますように♪


ーーーーーーーーーーーーーー
ホームページ
Instagram
ーーーーーーーーーーーーーーー



東風解凍(立春初候)

2025-02-03 17:00:00 | 七十二候
2月3日〜7日頃(年により変わります)

ーーーーーーーーーーーーー
☀️横浜の日の出は6:35〜39頃
🌙横浜の日の入りは17:12〜16頃
今日の暦はこちら→国立天文台暦計算室
最新の星空情報はこちら→国立天文台(NAOJ)
ーーーーーーーーーーーーーー

立春初候
東風解凍(はるかぜこおりをとく)

春の兆しとなる暖かい春の風が吹き始め、、冬の間張りつめていた氷を少しずつ解かし始める頃と言う意味です。

まだまだ寒い日が続きますが、戸外に目を向けると、いつのまにか木々の芽が膨らみ始めている様子に驚かされます。

春を待つミツマタの蕾 - YNWC的な日常

春を待つミツマタの蕾 - YNWC的な日常

もこもことしたミツマタの蕾。なんだかとっで印象的な姿です。よく見ると細かい毛がびっしりと蕾を包み、寒さから守ってくれる役目をしています。しばらく寒い日が続くそう...

goo blog

 

こぼれ落ちそうな… - YNWC的な日常

こぼれ落ちそうな… - YNWC的な日常

サンシュユの蕾です。もこもこと今にもこぼれ落ちそうなくらいに膨らんでいます。このサンシユも里山に早春を告げる花です。例年なら3月には開いているのですが、今年は全...

goo blog

 

マンサクの花が見分け困難な件 - YNWC的な日常

マンサクの花が見分け困難な件 - YNWC的な日常

ーーーーーーーーーーーーーーーー当ブログへようこそヾ(@⌒ー⌒@)ノ適当でのん気な管理人がお届けしているブログです。→初めましての方はこちらたまに内容に誤りがあったり...

goo blog

 

どれも本来は里山に生える樹木ですが、公園というのは、いろんな木々が植えられているものです。庭木にもにも使われていますよね。

仕事へ行く途中、買い物に行く途中、少しだけ木々の様子に目を向けると、春の兆しが感じられるのがこの季節。そして、そんな小さな変化に嬉しくなります。


【季節のクラフト】豆アート


季節というわけではないですが、節分にちなんで豆を使ったクラフトです。以前、有楽町の街角で見かけました。おっしゃれ〜♪
 
 


いよいよ春に突入!
春の兆しを探して、寒い季節を乗り切りましょう。




ーーーーーーーーーーーーーー
ホームページ
Instagram
ーーーーーーーーーーーーーーー





鶏始乳(大寒末候)

2025-01-30 08:13:00 | 七十二候
1月30日〜2月2日(2025年)
ーーーーーーーーーーーーー
☀️横浜の日の出は6:41頃
🌙横浜の日の入りは17:10頃
⭐️
今日の暦はこちら→国立天文台暦計算室
最新の星空情報はこちら→国立天文台(NAOJ)
ーーーーーーーーーーーーーー
大寒末候
鶏始乳

大寒も末候。鶏始乳となりました。
読んで字の如く、鶏が卵を産み始める頃という意味ですが、鳥類なのに乳っていうのもこれ如何に?
 


鳥屋というのは、鶏小屋のこと。「鳥屋につく」という表現は「産卵する」という意味でなんだそうです。なるほど〜。
 
現代では鶏卵は一年中手に入るものですが、本来、鶏の出産は2〜4月とのこと。寒さの中にも春の気配が漂い始めるこの季節が卵の季節らしいです。
 
以前「大寒の卵」というのをいただいたことがあるのですが、なるほど今が旬の食べ物だったわけですね。


この季節の卵は、雌鳥の体内で時間をかけて成熟するらしく、栄養価が高いんだとか(本当か?)。もっともそれは、有精卵に限った話だそうで、1年中手に入る無精卵は季節による違いはないそうです。
 
そう考えると現代の卵の生産システムというのは、非常に不自然なことなんだと改めて考えさせられます。特に問題になっている大量飼育とか…。わたしは菜食主義ではありませんので、肉や魚を食べることに特に異論はないのですが、流通経路に関しては、ちょっともやもやとした気持ちになります。




ところで、鶏は時告鳥とも言われますが、とんでもなく早くに鳴きますよね。
あれも現代の問題なのかと思っていたら、そもそも一番鶏は丑の刻に鳴くものなんだそうです。つまり夜中の2時!!なんて迷惑(笑)
 
そして、明け方4時になると二番鶏が鳴いて、農家のお嫁さんはその声とともに起き出し、竃に火を入れ、朝ご飯の支度をしたんだとか…
 


ご飯を食べるのも本当に一苦労だったんだろうなぁ…。
 
さて本候の末日は節分。
冬と春の境となります。


 
次候はもう春なんですね。ちょっとめでたい気分です。


今日もいい日になりますように♪


ーーーーーーーーーーーーーー
ホームページ
Instagram
ーーーーーーーーーーーーーーー



水沢腹堅(大寒次候)

2025-01-25 18:16:00 | 七十二候
1月25日〜30日(2025年)
ーーーーーーーーーーーーーー
☀️横浜の日の出は45頃
🌙横浜の日の入りは17:05頃

今日の暦はこちら→国立天文台暦計算室
最新の星空情報はこちら→国立天文台(NAOJ)
ーーーーーーーーーーーーーー

大寒次候
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)

初日である1/25は、日本史上における最低気温が記録された日。それは、明治35年(1902年)のこと。
旭川市で氷点下41.0度が記録されたそうです。
 
そして「八甲田山死の彷徨」として小説にもとりあげられた、日本山岳史上最悪の遭難事故が起きた日でもあります。
 
フキノトウが顔を出し始める頃と、このように寒い時期が、同時期なんだというとも、自然の不思議の一つだなあと思います。
 
 


もっとも最近は気温が上がりつつあり、過去の最低気温ランキング20を見ても、2000年以降でランクインしているのはわずかに1件。
 


 
 
反対に最高気温のランキングは、ほとんどが2000年代という結果。しかもここ1、2年が最多。

気象庁HPより
 
こうしてデータで見ると、改めて驚かされます。
 
要因は必ずしも一つではないでしょうが、その一つに我々人類が関わっていることは間違いない事実なんでしょうね。
 
このまま温暖化が進むと、七十二候も確実に季節とずれてくることでしょう。



 
春を待つ桜の蕾も、冬の寒さにあたらなければ、花は開かないとか…
全国的に桜の開花はどんどん早まっていますが、逆に九州などでは、暖冬のために休眠から目覚めることができず開花が遅れることもあるのだとか…
 
 
 
 
【季節の樹木】膨らむ冬芽


桜だけでなく、木々の蕾が膨らんでくる頃。何かと忙しい年度末。「気がついたら、すでに花が終わっている〜」、なんていうこにならないよう、気をつけて周囲に目を向けてないと…
 
 
 
 
【季節の街角】金のなる木、他


生き物の少ない季節ですが、それでも気をつけて探してみると、街中でも自然のかけらを見つけることができます
 
 



ーーーーーーーーーーーーーー
ホームページ
Instagram
ーーーーーーーーーーーーーーー