先週末の三ッ池公園です。
木へんに「春」と書いて椿。春を代表する花木です。花が終わり、2つの季節が過ぎ、今は実りの季節。
パカッと割れた実の中から種が顔を出しました。この種をつぶして精製すると椿油がとれます。
正式にはヤブツバキの種から採取するのですが、椿の種の中は普通に油っぽいです。
子どもの頃、種をコンクリートにこすりつけ、穴をあけて笛を作りました。
小さな穴から安全ピンの先で中身を穿り出すのですが、手がテカテカして油っぽくなったのを覚えています。
まっ黄色なのでちょっと「耳くそ」を想像したりもします。
ちなみに椿油は、食用、薬用、化粧品用と幅広く活用されています。
昔から髪の毛の艶出しに使われていることから、某大手化粧品会社からこの植物の名前のシャンプーも売り出されていますね。
でも、わたし的には、どうしても子ども時代に親しんだ「耳くそ」のイメージが頭から離れないのです…(^_^;)