YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

麋角解(冬至次候)

2019-12-26 18:00:00 | 七十二候
 


 
☀️日の出/日の入り(横浜市)🌙月齢
(2022年)
12月27日☀️6:49/16:36🌙3.7
12月28日☀️6:49/16:37🌙4.7
12月29日☀️6:50/16:37🌙5.7
12月30日☀️6:50/16:38🌙6.7上弦
12月31日☀️6:50/16:39🌙7.7
 
今年も残りわずかになりました。
七十二候は麋角解。
驚くことに、鹿の角って、毎年秋に落ちて生え変わるんですよね。
 


↑生えてきたばかりの角
袋角って呼ばれていて、外側は毛の生えた皮膚なんだそうです。もちろんその下には血管も通っていますが、角がしっかり成長すると、血は止まり、皮膚は死んで乾燥するそうです。で、その部分を自分で木に擦り付けて剥がすと、中から見慣れた骨室の角が出てきます!!
 


ちなみに、冒頭の写真でわたしが被っているのは、実は薄い樹脂シートで製作した作りもの。そして、上の写真でわたしが持っているのは片方が本物で、片方が作り物。
 
そっくりすぎて、どちらが本物だったか忘れてしまいました( ̄▽ ̄;)
プロの造形家の方が、作られたんだそうです
 
→詳しくはこちらの記事
 
そして、こちらは紛うことなき本物↓
 


学生時代の友人のお家の玄関に飾られた鹿の頭骨。この美品は彼女自身で作成したというから、これまた驚き。彼女は狩猟の資格を保有する狩猟女子なのです!!
 
お宅訪問させていただいた際、手作りの鹿角の指輪をプレゼントしてもらっちゃいました。自分で磨いたヤクジカのネックレスとペアで愛用してます
 
ところで、麋角っていうのは、どうやらトナカイとかヘラジカのことを言うらしい…
 


え?ヘラジカが日本にいたのって、更新世とか、そんな時代じゃなかったかしら?
 
トナカイは、アイヌ語らしいけれど、昔は日本にいたのでしょうか?
 
4年近く前に網走に行った時は、北方民族博物館の前にいましたけどね(笑)
 
 
いずれにしても、こんな立派な角を毎年作っちゃうシカって生き物はなんで不思議なんだろう。
 
基本草食べてるのに…
 
というわけで、季節は麋角解なわけですが、今年最後の候となります。
 
クリスマスも終わり、早く年神様をお迎えする準備をせねば!!!
 


そんな正月飾りの豆知識
 
 
そして自分のために備忘録的記事をを紐解く
 
やば。今の我が家、かなり荒れ果ててる…(^^;;
 
【季節の木の実】センダン
 
【季節の動物】冬こそムササビ


ムササビの繁殖期は年5回。6月と12月なんです。こちらの記事は元祖YNWCメンバーで、2014年に訪れた津久井湖城山公園でのムササビ観察会の記録。
 
大興奮の様子をぜひご覧ください!!
 
 
 
 
 

大人気のアマビエ様
出典は、京都大学附属図書館所蔵「肥後国海中の怪」
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