Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

初めてのバンコクの交通事情

2012-11-12 21:18:25 | 旅行(海外)
バンコクでは2泊3日と短い滞在だったが、あてもなく知り合いもなく行ったわりには、自分ではけっこう楽しめた。ここ3年アジアの旅をしてみたが、タイは「住める」と思った。私の個人的な印象では交通渋滞がひどくて、言葉もわからないけど、日本人にはタイは住みやすい、特にバンコクは東京の人には他の国の都市より便利で住みやすいだろうと感じた。昨年のバンコク郊外の洪水や政権がらみのデモは有名だが、バンコクは雑多で交通渋滞もひどいけど、昔の東京、下町な感じがどこかする。私が住めるかも?と思ったのは、電車があること。地下鉄もある。これは、とても重要なのだ。

この写真はタイ古式マッサージの発祥の地、ワットポーのライイングブッダだ。ワットポーから今や、世界中にタイ式マッサージは広がっているが、タイで受けるタイ式は流石なのだ。

事前にバンコクの交通事情、旅行者事情をリサーチしたところ、女性の一人旅については、他のアジア諸国と同様にタクシー利用は日中なら可、早朝や夜の利用は不可というアドバイスをたくさん目にした。実際にバンコクに行ったことがある女性の友人達は、タクシーばんばん利用してた。というのだが・・・やはり複数と一人はちょっと状況が違うのか?タイ在住の日本人の方は、過去に起きたタクシーにまつわる日本人の事件についていくつか教えてくれて、一応警戒するように言われた。タクシーは安全な乗り物だと思うのは、日本人だからか。シンガポールも日本みたいだったが、バンコクのタクシーの評判はバンコクの人にもイマイチ悪いのだ。乗る前に行き先を告げて、値段をきちんと交渉するか?メータータクシーに乗ったら、メーターを必ずまわしているか?まわしてなかったら、その場で降りる!言いなりにならないというのが常識なのだ。

ちょっと・・・2泊3日しかいないタイ初心者にはめんどくさいとにかく夜10時以降など深夜は女性一人ではタクシーに乗ってはいけない、たとえ空港までもメータータクシーでも乗るなと言われた。。。というのも、値段を誤魔化されるのが日常茶飯事というのはうなずけるが、暴力に走ることはないであろうと思った仏教の国でもタクシーにまつわる殺人事件があるのだ。以前、フライトアテンダントの日本人女性が夜に空港までのタクシーに一人で乗って、値段を誤魔化したドライバーに抗議(罵倒したのか?)、撃たれて亡くなってしまったそうだ。。。そんなあり得ないストーリーも聞いてしまいましたので、タクシーを利用するなら、AOTというリムジンタクシーサービスという、普通のタクシーの2~3倍の料金はするであろうタクシーを空港往復利用した。これは大正解綺麗なトヨタのカムリでホテル間の送迎を自分でお願いした。ホテルに頼むと、AOTの同じ車なのだが、その倍の値段になるので、つまり市場価格の4~6倍の値段になってしまって、あり得ない。ちなみに、空港から市内はかなり遠いのだが、高速利用で往路は50分ほど、復路は30~40分くらいだった。

私は往路はお昼前、復路は日曜日の夜8時半ごろだったので、とてもラッキーなことに渋滞と無縁だった。これ・・・とっても幸運。バンコクの市内の渋滞は半端ないです。ちなみに、AOTのタクシーは荷物のターンテーブルのそばにカウンターがあって、そのカウンターで往復申し込みました。ロビーに出たら、またカウンターがあって、空港で誰でも見つけられるでしょう。タイの人にはかなり高級になりますので、あちらではハイヤーといった感じでしょうか。ドライバーさんもきちんとした節度あるいい感じの方ばかりでしたのと、私の情報も会社がPCに打ち込んでいるので、誰の車に誰が乗っているのか?一目瞭然で会社で管理しているので、嫌な思いをすることは一切ないようです。宿泊先のホテルのスタッフがAOTは予約の時間に遅れたことがない、信じられないほど正確で安心して利用できると絶賛してました。つまり、他のタクシーはそうではないってことです。値段は私は往復で5700円位でした。メータータクシーで400~500バーツ位らしいので、そうなると片道1000円~1250円位ですから、2倍以上は2倍以上の快適さということです。私はアソークまでですが、ホテルの場所によって、距離が違うので距離で算出しているようです。他のお客様のホテルの行き先を耳にしたら、私より多少遠かったみたいで、100バーツ(250円ほど)高かった。予約票に距離数がプリントアウトされて渡されるのでした。次回も必ずAOTを利用しようと思ってます。

バンコク市内は電車とモノレールのようなBTS(スカイトレイン)があるので、出来る限り鉄路を利用するのが賢い移動法。バス、タクシーは日中は時間がまったく読めない。運が悪いと渋滞にはまってしまう。国際線の発着するスワンナブーム空港から中心街まで高速道路を利用して約40分位で着くのだが、ある人は夕方バンコクに着いて、ホテルまで4時間かかったのだとか・・・荷物が軽い人は、空港からエアポートリンクという電車とBTSスカイトレインを使って、市内まで来ることができる。意外と簡単だそうで、バンコクで出会った日本人の一人旅の女の子は帰国日にチェックアウトしたら、空港に荷物を置きにいって、ロッカーに入れて、電車で中心街に戻ってくるという上級な手段も実行していた。バスは上級者の利用だと思われますが、長期滞在すれば、乗りこなせるでしょうね。

BTSのサヤームで降りて、グランドハイヤットやインターコンチネンタルの方に向かうと、交差点の角に「エラワンの祠」という場所があります。そこに祀られているのは、なぜか?インドの神様の一人ブラフマーだそうですが、ここはお祈りに訪れる人が半端なく沢山いるそうで、私がバンコクで出会った大阪から来たSちゃんは、2年計画でエラワンの祠にお願い事をするためにバンコクに一人旅で来たそうです。なんでも願いを叶えてくれて、叶い率が高いとか・・・で、現地の人々が熱心にお願いしているのでした。願い事が叶った御礼参りに訪れている人も多数。御礼参りの方々はブラフマーの像に向かって、正座をして合掌をして、楽器演奏とタイ舞踊で御礼を奉納しているのでした。どうして、インド神なのでしょう。ヒンドゥー教なんですけど、すごくタイの人に人気なようです。もちろん私もSちゃんのお陰で、一緒にエラワンの祠に来れて、20バーツで線香とお花のレイを購入して神様にお願いごとをしました。ただ・・・後で気づいたのは、線香を持ったまま、花を持ったままお祈りをしている人が圧倒的に多いことに気付いた。私は、最初に線香は差してしまって、お花は捧げてしまったので、やり方間違えちゃったかな。。。



タイではタイ料理が最高:料理教室参加

2012-10-23 21:24:57 | 旅行(海外)
Chiang Mai Cookery Schoolに半日コースで参加した。ところが・・・9時に事務所に出向いてみたら、9:50分に事務所(旧市街の)に戻ってきてくださいと言われて、10時過ぎに事務所を全員で出発し、市場を見学したい有志で市場になんと2時間弱居たのだ。結局、お料理教室が始まったのは、12時過ぎからで、半日コースは3時半過ぎに終了した。市場に行きたいという人がいなかったら、もっと早かったのかもしれない。なんという、ゆるい時間の流れなのだろうか?と私は市場に行った有志の一人だったので、皆さまを大変お待たせしたわけだけど、左に写真の先生(エアー)も誰も急いでなかったというタイムテーブルがあってないお料理学校なのだ。1日コースの人々はいつ終わったのか?知らないのだが、たぶん夕飯が食べられないほどの満腹であったと思う。半日コースで4品つくり、1000バーツ。約2500円。これは外国人である私にはお値打ち価格だと思ったのは、終わってから本当に満腹、満足できたから。

まず、チェンマイの旧市街から車で10数分行ったところの市場へ。先生のエアーは英語がとてもクリアで上手。英語ですべて説明してくれる。スイス人カップル(40代?)と私と中国人ギャル2名の5名で先生のタイの食材の説明を熱心に聞くの巻。生のターメリックと生姜の説明の写真をUPしてみた。中国人には馴染みがある野菜が多いようだが、日本人や西欧人にはタイの野菜や食材はちょっと違うので特殊な物もある。ヤシ砂糖という物がタイ料理には欠かせないらしいのだが、初めて見たし、ココナッツミルクを絞ってその場で売っているお店もあった。ココナッツミルクって日本では缶に入っているものだけど、ここではフレッシュココナッツをその場で絞って売っているのだ。大好きなマンゴもこんな~~~に盛りだくさんなのだ。タイ料理には造詣が全くなかったのだが、タイの蒸し暑さの日々では、タイ料理が美味しいと思った。私はタイ料理を知らなかったのに、毎日1回はタイ料理。10日間のうち10数回はタイ料理を食した。
旧市街と離れた高級住宅街の中に、チェンマイクッカリースクールはある。その日は、アジア人は私と中国人ギャル達だけで、アメリカ、スイス、フランス、カナダの人々もご一緒。12時過ぎからのお料理教室が始まり、お料理は野外で、説明とデモンストレーションは室内のこの空間で行われた。日本のお料理教室のように天井に鏡があって、見やすくなっているのだ。このschoolはコース1~5と5種類あって、それぞれにメニューが決まっていて、私は大好きなパッタイがあるコース1を取るためにそのコース1の日を狙って予約した。タイで初めて知った、パッタイというdish。本当に美味しい。。。大好きパッタイ~私が肉がダメだということで、こっそり先生はこの日のパッタイは肉抜きでデモンストレーションしてくれたのでした。男性の先生もとても面白く、英語がうまかった。ここの先生のレベルは高いと思ったし、英語がわかりやすくて、素晴らしい。

その日のメニューは、トムヤンク~ン、グリーンカレー、さつまあげ、パッタイなのであった。トムヤンクーンがあまりにも簡単に出来てしまう様にはちょっと驚いたのだが、やはりレモングラス等食材が日本では手に入りにくいと思うと、覚える気が失せてしまって・・・。デモで覚えたはずなのに、ちょっと切り方や手順を忘れてしまったりする私。パッタイでニラを削ぎ切りしなくてはならなかったのに、みじん切りしてしまったり・・・回ってきた先生が「Oh, big trouble, technical problem!」と言って、私に改めて切り方を教えてくれて、新しいニラをすぐに持ってきてくれました。親切ですし、生徒一人一人に先生達が目を行き届かせていました。
私は、集中力が欠如していると思われたが、お隣になった中国ギャル達と「なんだったけ?」と言いながら、やっていた。彼女達は裕福な家庭の子なのか、おっとりしていて、日本人のような感じで、とてもフレンドリーだった。このピンボケ写真はとても面白い男性の先生が撮ってくれたもの。インゲン豆が丸まってまな板の上に置かれていたので、一緒に撮影。

Fish Cakeというのは何なのか?と思っていたら、さつまあげだった。西欧人には珍しい物かもしれないが、日本人にはさつまあげだな。。。と。palm sugarというねっとりしたヤシの砂糖を使うのが違うところ。Green Curryにはココナッツミルクを入れる。そしてタイ料理に欠かせないのは、やはりfish sauce。普段嫌いなfish sauceだったのだけど、タイではそのままの匂いは嫌なのだが、食事となると美味しさを引き立ててくれるものだと思った。そして日本ではイマイチ要らないと思っていたパクチーもタイでは「旨い!パクチー」と気候や風土で自分の味覚も適応するようだ。

ちなみにタイ料理で多用するレモングラスなのだが、どうしても美味しくないし、噛めないとトムヤンクンスープの時にふと言ってみたら、それって食べる物じゃないよ、と言われました。どうりで、噛み砕けない。レモングラスはタイでは肝臓に良いとされていて、私はレモングラスのハーブティーを買ってきました。

このお料理教室は宿も持っているそうで、アメリカ人親子が料理学校の宿に滞在してお料理を学んでました。この写真で緑のニット帽をかぶっているのが、息子の方です。確かアメリカでホテル学で有名な大学だったような気がしますが、熱心にノートを取りつつも、手際よくお料理をする様子は、へえ~と尊敬のまなざしで注視してしまった私です。その二人の包丁さばきと手際良さに、アメリカ人のイメージが崩れたほど・・・びっくり。お母さんの方がデルタ航空のフライトアテンダントだと言ってましたが、息子は大学でホテル学を学んでいるとかで、シェフを目指しているとか・・・。私、お料理学校行ったことあるけど、プロにはなれない、なりたくないって思ったのが正解でした。

ここのお料理学校はプロにも素人にも楽しめる、いい学校でしたので、お薦めです半日コースでもお腹いっぱいで夜ごはん食べられませんので、ご承知おき下さい。




Chiang Maiで象に乗る

2012-10-23 20:28:07 | 旅行(海外)
9月22日 チェンマイでやりたかったことは、象に乗ることだった。念願かなって、ホテルのスタッフNに頼んで、1日ツアーを申し込んだ。Sheik Istanaホテルはコンセルジュデスクがあるが、それは形だけで、Nがいきなりツアー会社に電話をして申し込み成立。支払いもツアーのガイドに直接払う方式なのだ。後でツアー会社からホテルか?彼に手数料が払われるのだろうか?ちょっと気になった。普通はあるだろうに、タイでは意外と直接払って、と言われることがあるので、アジアの他の国と比べて手数料とかいう概念がないのかもしれない。チップについても、チップ欲しさから親切にするという感じはないところだと思った。

私が泊まっていたホテルは街はずれで、ハイウェイに乗りやすい位置にあるので、最後のピックアップで8:30過ぎにピックアップでエレファントキャンプへ直行した。約1時間の車での移動。バンの中はタイ人はガイドとドライバー、中国人6名、韓国人3名、オーストラリア人2名、そして日本人の私一人。タイのガイドは尖閣問題等知るよしもなく、Japan~と歓迎ムードだ。中国人の6名のうち1名はちょっと難しそうな女性(30代?)だったが、次第に笑顔が出たので、最後はnice to meet you!と別れられたのも小さな国際親善で良かったと思う。

エレファントキャンプでは象のショー、象のトレッキング、バンブーラフティング、牛車に乗る等、期待以上に盛りだくさん。私は一人参加というちょっと無謀な環境だったので、韓国人3名様と行動を共にすることになった。ガイドの采配なのだが、韓国とも離島問題の最中だったが、最初はアンフレンドリーなのかも?と思った年配の女性も一緒にランチすることになったので、ソウルに行った時の話や、彼女達が日本の温泉に来た時の話をしたら、打ち解けられた。象に一緒に乗ったおじさんは(勝手におじさんと呼ばせてもらう)、なんと、女友達二人と三人でタイ旅行に来ていたのだが、どうもカメラマンの役目だった。(笑)私と一緒に象に乗りつつも、彼女達の撮影に必死で笑ってしまった。象には4度目だそうで、タイにはけっこう慣れているらしい。自分達の泊まっているゲストハウスの名刺をくれた。今度はここにしたら?と格安だけど、居心地がよさそうなゲストハウスを紹介してくれた。チェンマイは年配旅行者が多いのだ。なので、私は次にいつ行くのか?わからない。年配の人々はチェンマイが好きらしい。

この象トレッキングは、メインイベントだけど、10数分ではない。30分以上、たぶん1時間弱乗っていたような気がするのだ。象に揺られて歩くのは、特別な経験。この象が象使いに従順なことも凄いのだが、お利口さんなのだ。先日ブログに載せた写真と同様に、私達も象と一緒に川の中に入っていったのだが、川を下るのではなくて、一瞬の水につかる程度で、もちろん私達は濡れることはない。このビックイベントをハイハイハイハイ~という感じで流れ作業のようにガイドと係員さんに促されて、当たり前のように乗っているのだが、これって凄いことなんだと思う。

ゆったり、ゆったりと歩いて、広い草原のようなところに出ると、象使いのお兄さんがそれぞれのカメラを手にとってくれて、写真を撮ってくれた。
日差しが凄いので、お兄さんが傘を貸してくれた。お兄さんも傘を差している。途中でバナナスタンドが数か所あって、そこで象のためにバナナとサトウキビをお客さん達に購入してもらうシステムになっている。私も1度、おじさんは2度購入して、自分の象に食べさせたのだが、20バーツ(50円位)で売っている。バナナがこんなに安いのか?と思ったけど、この象キャンプは農耕に使っていた象が機械に代わり、象の存在意義を問うキャンプらしいので、象達の命の存続のためにもやっているらしいってこと。もっと買ってあげても良かったと思ったが、最後に自分が象に乗った写真がフレームに入っていて、それが出口で売られていたので、ドネーション代わりに購入した。確か250バーツと高額だった。300バーツだったか???忘れてしまったが、タイにしては高額。たまたまおじさんは象にバナナをあげていて、顔が写ってなかったのだが、彼の連れは彼が私を盛り立てるエキストラみたいだと笑っていた。
川はやはり茶色の川。深さはこの位深い。けっこう深くて、2m位のところもあり、そこを竹を繋ぎ合わせただけの竹のいかだで川下りをした。これもすぐに終わってしまうのだろうと思っていたら、これもけっこう乗っていた気がする。30分くらいかな・・・時間は計ってなかったけど、けっこう面白いのだ。このバンブーラフティングも象のトレッキングもお薦めです。水牛の牛車で散歩はいらないと思ったのだが、最後はそれで出入り口に戻るという流れらしい。象使いが持っているのは、鍬みたいな危険な物。それで象をつついたりして、指示を出しているのだ。






象使いのお兄さんに呼ばれて、象の腿の上に座れと言う。恐る恐る座ってみたのだが、私も象の動作に合わせてポーズを取っていた。お兄さんが撮影してくれた写真なのだが、自分が無意識に象に似せたポーズを取っていたとは・・・驚きである。とにかく、ここは楽しいです今度行く時は、一人では行きませんよ。友達や彼氏(または夫)と一緒がお薦めですね。お一人様向きのアトラクションではありませんでした




Chiang Mai 滞在はSheik Istana hotel

2012-10-16 23:36:14 | 旅行(海外)
チェンマイでこの部屋に滞在した。ホテルはSheik Istana hotel というモロッコ風のタイにしては異色のブティックホテル。オーナーがアラブ人かと思いきや、タイ人であったし、スタッフも皆さんタイ人。この57㎡だったろうか、59㎡だったかも?の広々としたモロッコ風の装飾と木の床の部屋と、大理石の床のバスルームにキッチン(キッチン用具はなぜかないのだが)付きのお部屋に滞在した。いつも拭き掃除をしてくれているとわかるほどの、清潔な清掃具合で、ここのハウスキーピングは手抜きなしのexcellentだと思った。




ここはブティックホテルなので、30室ほどしかなくこじんまりとしていた。一人旅なのであえて選んだブティックホテル。マネージャーもスタッフも顔見知りになれるし、私は女性一人旅ということもあって、行く前から色々と気にしてくれていたようだとわかったのは、だいぶ後になってから。私が毎日、どこに行くのか?マネージャー自らが心配していたということは、後で知ったのだが、トゥクトゥクドライバーのJuneが提携しているわけではないので、私が毎日呼んでいるということで、彼女もホテルの人と知り合いになって、携帯番号を交換したらしいのだが、ある日Juneが、さっきマネージャーのTさんから電話がかかってきて、びっくりした~と言っていた。どこで何してるの?私が楽しんでるか?心配してきたようだ。ちなみに私がマネージャーと会うのは1日1回位だ。マネージャーのTさんは見た目は日本人にも見れるのだが、タイ人だった。日本語を勉強したのか?片言の日本語を話すが、私は英語で通してしまった。



ベテランスタッフのNさんは英語が話せるので、色々と彼のお陰で安全に快適に過ごすことができたのだ。チップの文化はないと言うが、バリ島等と同じに表面には出さなくても外国人からはチップをもらえるものだと思っているのだろうな、と思っていたのだが、ある時、私がいつもの朝食が南国なのにフルーツが少しで、英語が通じないスタッフに困っているという話をNにしたら、フルーツは何が食べたいのか?と言われたので、マンゴが食べたい!!!と言ったら、Nが市場でマンゴを買ってきてくれたのだ。彼にお礼にチップをあげようとしたら、一度きっぱり断られた。それを朝食にレストランに持って行って、切ってもらえばいいから、と。そんなつもりで買ってきたんじゃないから要らないと言われた。親切をお金で解決するなんて、失礼なんだと思った私。渡そうと思ったお金が大きかったのか?とも考えて手に持っていた100バーツ(250円ほど)をしまう前に、これでマンゴスチン買える?と聞いてみた。すると、50バーツでけっこうマンゴスチンが買えるよ、と言われたので、マンゴスチンってバリでも高級フルーツなのに、50バーツで買えるのか?確認したら、じゃあそれで夕方でよければ買ってきてあげるよ、と言ってその夕方に沢山のマンゴスチンを買ってきてくれた。タイではマンゴスチン安いんだな~。毎日それからマンゴスチンを食べるようになった私なのだが、バンコクのスーパーでは安くなかった。その4倍以上はしたと思う。誤解のないように書いておきますが、私は彼を家来みたいにこき使っているわけではありません。自分で市場に行けばいいんだけど、ホテルの車が毎日市場の方にゲストを送迎するので、Nはついでに買ってきてあげるよ、と言ってくれたのでした。タイはバリと違って、チップ狙いじゃないんだと思ったけど、やはり最初と最後に渡しましたよ。仕事以外のことで、お世話をおかけしましたので。それに、Nには私の携帯のSIMカードを買うのを到着したばかりの空港からホテルに行く途中に手伝ってもらいました。セブンイレブンで買ったんだけど、お店の人はタイ語オンリーなので、通訳もしてくれて、説明書もすべてタイ語だったので、カードの入れ替えまでしてくれました。本当、何から何までベテランスタッフのNさんがいなかったら、私の旅は充実できなかったと思います。Nさんに感謝

ここのホテルは新しいホテルなので、Nさん以外はとても若くまだ経験も浅い。なので、彼がいてくれたお陰で私の旅もスムースになったと思う。働き者でお休みは週1回で、朝から夜までホテルに居ると思った。タイはバリ島と比べると本当に親切がベースになっているようで、友達になろう!とかも誰からも言われなかったし、仕事としておもてなしとしてやってくれていたようだ。このホテルも普通のゲストにあれこれ干渉することはないと思うが、たまたま私が女性で一人旅でタイが初めて、ということでマネージャーやNさんが安全に旅行を楽しめるように気を配ってくれたと思った。

バスルームはいつも綺麗なのであるが、チェンマイのお湯をバスタブにためるとやや茶色いということがわかった。飲み水はミネラルウォーターということが言われている意味がわかったのだ。そして、水が合う合わないという話があるが、実際にその土地に行ってみないと、水が合うか?合わないか?なんてわからないのだが、私は残念ながらチェンマイの水は合わないようだ。それに気付いたのはバンコクに行ってからだ。チェンマイではシャワーを浴びる度に肌が乾燥するのだ。なぜだ???とドライバーや他の女性達に尋ねてみた。すると・・・皆さんお湯のシャワーは1年中使わないんだそうですバリ島と同じ衝撃的事実お湯なんか使うから、肌が乾燥するのよ~と全員に言われました。。。本当か?しかし、バンコクの水は肌に合ったのだ。。。やはり都会人ゆえなのだろうか。。。








部屋はビン川に面していて、向こう岸の寺院が見渡せるロケーションである。行く前はもっと広い敷地なのかと思ったのだが、こじんまりとした感じのホテルだった。改善してもらいたい点はエアコンを日本製の静かなエアコンに付け変えられるならしてほしいこと。この広さで1つのLGのエアコンで暴風で音がうるさいのである。日本製に慣れてしまっていると、かなり気になるのだ。また、レストランに英語がかなり理解できる人を置いてもらうこと、朝食メニューのフルーツを充実させてもらうことくらいだ。すべてタイ人スタッフというホテルで、ローカルのジムやプール利用のゲスト会員も多いようで、宿泊客もタイ人が多い気がした。皆さん、チャイニーズ系だと思う。お金持ちだと思われるタイ人の方々。外国語を話せるスタッフが多かったら、もっと外国人が増えるかと思うが、タイのお客様が多いようだ。

レストランの利用率はとっても低いと感じた。料理人は10人もいるそうだが、フロアのスタッフは4人。そのうち英語がまあまあ通じるのは2名。フロアの大切さと充実が肝心なんだと思ったり。。。よその人が入って来ないようにさり気なく見張っているセキュリティーの人もいて、駐車場のチェックや出入りの人をチェックしていたので、けっこう小さいホテルなので一人で何役もこなさなくてはならない。皆さんそれぞれが真面目に働いているんだな~、タイって真面目に働く人たちなんだな、と感じた。私の場合、ホテルのサービス以上にサービスを受けたので、朝食とエアコンにケチはつけたが、快適で安心の滞在ができたのも皆さまのお陰でした。ありがとうございました




Chiang Mai滞在の足は女性ドライバーのトゥクトゥク

2012-10-15 22:06:36 | 旅行(海外)
チェンマイはどんな所なのか?気候は?と知らずに出向いた私。きっと日本と同じ残暑厳しい夏なんだろうと思っていた。9月は東京もかなり暑い日々が続いていたので暑さには慣れていたのだが、チェンマイの雨季後半とはいえ、蒸し暑さは日本のそれと同じだった。チェンマイの人々は「とっても暑い時より過ごしやすい。」「hotter位でhottestではない。」とのころでした。つまり・・・9月は旅行シーズンではないローシーズンという意味が行ってみてわかったのだ。お陰でどこも空いていたし、人は少なく、ある意味お得な感じもする。しかし・・・暑かった。気温は日本とさほど変わらないのだが、毎日車ではなくて、トゥクトゥクで移動をしていた私は、いつも外気にさらされているため、日本にいるより蒸し蒸しするのが「今日も暑いね~」という挨拶に代わってしまうのだ。

チェンマイでは7泊したが、そのうちの5日間だったろうか?現地のトゥクトゥクが私の足代わりとなった。中心の旧市街に泊まるなら、トゥクトゥク利用はなかったかもしれないが、街はずれにホテルを取ったので、タクシーかバイクかトゥクトゥクになるのだ。私はどんなトゥクトゥクでもいいと思っていたのだが(値段をぼられなければ)、Sheik Istana hotelのスタッフ(ベルもフロントも皆さん小さいブティクホテルなので何でもやる)が、女性の一人旅なので、女性のドライバーを何人かピックアップしたから、女性は女性のドライバーにした方がいいとしつこく言われたので、そうした。後で他のトゥクトゥクドライバーを何人か目にしたが、女性で良かったと思った。

私がお世話になったのは、Juneという26歳のかなり体格のいいタイ女性だった。彼女はとても頭のいい子で事務職をしていたのだが、じっとしている仕事に耐えられず2年前に自分でトゥクトゥクを入手してドライバーになったそうだ。私がラッキーだったのは、彼女は英語が話せるということ。そして、女性なので色々と付き合ってもらって、トゥクトゥクとしては現地価格の相場を知っていたので、相場通りにしかお支払いしていないが、通訳してくれたり、ガイド役も自分で自然とやってくれていたことだ。英語が通じる人はそんなに多くないのがタイ。日本より英語を話す人が断然多いと思うけど、細かい話や込み入った説明になると、やはり英語はしどろもどろになる人が多くて、そんな時にドライバーのJuneが通訳してくれたので、とっても助かった。あ~ラッキーと思ったのでした。綺麗な英語を話せるので、ノープロブレムであった。チェンマイは道路標示も英語が書かれてなかったり、寺院や観光地もすべてのサインがタイ語だったりして、チンプンカ~~~ンなのだ。なので、絵文字のようなタイ語も全く読めないので、Juneに聞くと教えてもらえるので、本当に助かった。英語が話せる人なら、Juneをご紹介しますよ。メッセージ下されば、メールアドレスをお教えします。彼女は正直なので、ぼったくりはありませんし、高いと思ったら交渉すると負けてくれます。タイでは何事も交渉次第なので、コミュニケーション次第です。

チェンマイに出向く方は11月~1月がいいそうです。そう、行くならお値段高くてもhigh seasonにするべき。9月はまだマシだそうですけど、8月にインドに行った時の方が暑くなかった。雨季なのに、私はチェンマイでは7泊したうち雨に降られたのはドイステーブルという山の上のお寺に行った時のほんの1時間位だろうか・・・つまりお天気に恵まれた。

私が滞在先に決めたホテルは昨年オープンしたピカピカの現代的ホテルであった。Sheik Istana hotelというホテルで、タイなのにモロッコ風のホテル。地図で見ると、街からそんなに離れていないので(1~2km)歩いてどこにでも行けると思った私。。。それは、とっても甘い考えでした。毎日、通勤で1~2kmは最低でも歩いているので、ホテルを予約してからホテルのマネージャーに質問のメールをした。街まで歩いてどのくらいですか?とか、自転車貸してくれるようなので、自転車ではどのくらいかかりますか?とか。あちらの返事は歩いてはいけない、自転車でも行けないので、タクシーかトゥクトゥクを使うように。ということだった。

ふ~ん、近いのにどうして車やトゥクトゥクを薦めるなんて・・・どうしてなの?と思っていた。グーグルの地図では歩けそうなのだから。

しかし・・・現地に行ってみたら、わかった。どこでも歩いている人はほとんどいない。暑いから?っていうのもあるかもしれないけど、本当に近所でしか歩かないタイの人々。そして、幅の広い道路でもほとんど歩道がないし、横断歩道がないのだ。なぜなのか?車やバイク中心の公道ばかり。歩いて3分位のところでも歩かない人がほとんど。ホテルから徒歩3分の有名レストランに一人で夜歩いて行ったのだが、お店の人が「歩いてきたの?」と驚いていた。車社会のタイなのだ。本当、持ってない大人はいないのではいだろうか?つまり、けっこう豊かなのかもしれない。タイには外資系企業もたくさん進出しているわりに、賃金が抑えられているので、失業率がとても低いと聞いた。車やバイクの値段は日本とさほど変わらないのに、中古で手に入れる人が多いのだとかで、とにかく皆さん車持ってます。そして、ガソリンはタイの物価に合わせてお手頃ですが、インドネシアより排気ガスが臭くないということは、鉛が少ない、環境にいいガソリンなんだと思いました。けっこう良質な暮らしぶりなのだ。

話は戻るが、ある日私は旧市街(チェンマイの中心地)で用事があったので、ホテルからトゥクトゥクで送ってもらい、用事が済んだらお迎えに来てくれると言ってくれたドライバーを断って、地図上は近そうなニーマンヘミンストリートに自力で歩いて行くことにした。地図で見ると、どうみても歩いて20~30分だったのだ。お昼の時間帯だったので、暑かったけど、30分位で辿りつけると思ったら・・・あらら・・・旧市街を歩くのは何の支障もないのだけど、それ以外の道は普通ではない。歩行者優先の道路はないと言ってもいい位。大きな道路を渡らなくてはいけないのだが、横断歩道がない!!!なので、5車線ある道路を恐る恐る渡らなくてはならないのだ。何度か渡らないと、ニーマンヘミンに辿りつけないのだ。歩道があっても段差が大きくて、私は問題ないけど、平気で40cm位の段差があるのはなぜ?とびっくりした。バリ島の歩道は穴ぼこだらけだったけど、ここでも驚いた。結局、誰のアドバイスも聞かずに自力で歩いてニーマンヘミンストリートに着いたら、1時間はかかっていた。喉がからから~。ということで、すぐにタイ料理のお店に飛び込んで、スイカジュースを軽く2杯飲んだ私。タイではスイカジュースが最高です。

どうりで、タイ人で歩いている人は皆無。命からがら道を渡っているのは外国人。歩いていると、「あ~あの人は外国人ね。」と知らしめている感じもする。ニーマンヘミンのネイルサロンに辿り着いた時には、ビーサン履いてた私の足はなぜなのか?真っ黒でした。この汚れはなんだろう?と思った位に汚れてた。