Happy Charming Life 徒然ブログ 2005~

yaplog 終了により、goo blogお引越し。2005年からの備忘録として大切にしていきたいです。

飛行機での出会い

2010-08-22 21:36:01 | インド
この写真はインド国内線で隣合わせた女性の手を撮らせてもらった。Coimbatore空港(タミール州)からデリー向かう機中は10時45分発でデリーに14:25着だったので、ずっとお隣なので、お話もした。Spice-Jetという国内線でデリーと南インドのCoimbatoreを往復しましたが、ネットで購入して、E-ticketでチェックインして、1万5千円弱でした。デリーの国内線の空港ターミナルはとっても綺麗で、インドではなく、日本やアメリカと同じです。

隣席の彼女は弟と一緒に旅行中とのこと。このヘナの装飾はいくらぐらいですか?と尋ねると、これは妹がやってくれたから、ただですよ。普通は、家で姉妹でやるから、お金はかからないって言ってました。お店に行って、やってもらうのか?と思っていたから、尋ねたけど。インドでは、生活の中でのおしゃれで、家でするものだそうです。
ちなみに、彼女の携帯はすごく最新って感じのもので、自分が描いた女神様の絵の写真を見せてくれましたが、これが素人か?と思うくらいに、すごい素敵なヒンズー教の女神様達の絵を普段から家で描いているそうです。自分で描いたの???とびっくりすると・・・はい、普通に。という感じでした。

インドは家族単位で移動することがほぼ100%で、ビジネス客以外は一人で乗っている人は見かけません。インドは信じられないくらい(ま~日本人や欧米人には考えられない位)家族を大事にします。というか、一族で移動しているのか?という位、大勢で見送りや出迎えににぎやかです。友達同士や恋人同士は、外国人や大学生くらいしか見かけません。(自由恋愛、男女交際はご法度ですから。)また、女性一人旅なんて、インドではあり得ません。インドでは女性は父親や兄弟や夫が庇護するものとされていますから。なので、他人と個人旅行するというのは、普通ないと思われます。

一人で乗っていた私は、通路の反対側に男子大学生が二人座っていましたが、彼らは本当はその席ではなくて、空いていた席に指定席にもかかわらず、座ったのでした。そして・・・時々、こちらを見て、ニコリと。。。う~~~ん、私はあなたのお母さん位の年齢なのに、きっと勘違いしている・・・と思いました。インドでは知らない男女が目を合わせることもしないので、とても素っ気ない態度をわざとか?という位取りますが、外国人は自由だから!みたいな好奇心というか、風潮があるのは事実です。でも・・・どう見ても、大学生・・・どうして、私にスマイル???彼の携帯もPCもすごい最新式のモノでした。なんか・・・ITの国進んでるな~。と感心したのですが、LANや通信事情は停電も頻繁にあるので、必ずしもいいわけではありません。後で友達に「インド人、みんないい携帯とPC持ってた。」と言うと、飛行機に乗って旅行するくらいの人々は中流以上だから、いいものを持っていても、驚かないよ。多くの人は飛行機には乗れないのだから。。。と言われ、あっつ、ここはインドだった・・・と思うのでした。

南インドに向かう飛行機は、ムンバイ経由でしたが、隣に座った紳士は、ムンバイでテキスタイルデザイナーをしているという方で、自分から名前や自己紹介をしてきてくれました。私は、インドのテキスタイルにとても興味があって、布地や洋服を買いにもきたので、興味深く、彼の話を聞いていましたが・・・インドなまりの英語は、よくわからないのでしたムンバイでその紳士が降りると、給油中に前の席の人、後ろの席のカップルが話しかけてきました。つまり・・・外国人の女性の一人旅はとっても目立つのです。前の席の男性は、世界的な企業で働いている~さんと言ってましたが、私はその企業を知らなかったので、知らない。と言いましたが、東京にもある・・・とか。Coimbatoreで何か手伝うことがあったら、手伝いますよ、と言ってくれました。。。つまり、これはある意味のナンパらしいです。行きの飛行機は、家族よりビジネスマンが多く乗っていましたが、周囲のビジネスマンは、既婚者と思われますが、話しかけてきてくれるので、「私、~に彼氏がいますから、彼氏にやってもらいますから、大丈夫です。」を、何度も言う羽目になりました。嘘でもなんでも、彼氏というより夫という方が正解です。
ただ・・・指輪をしていないので、夫が・・・というには無理があります。

結婚してなくても「夫が・・・」と言うのを心がけたり、結婚指輪みたいな指輪を薬指にはめるといいでしょう。その指輪1つで、
必要以上に興味を抱かれることもないからです。若くて、綺麗な女性は、特に気をつけましょう。私でさえ、こんなに親切にしてくれるのですから・・・ちょっと、面倒臭くなって、「彼氏がやってくれるので、大丈夫です。」を何度言ったことか今回のインドで感じたのは、日本で普通に綺麗な女性は、一人旅は無理ということです。誰か?いつも守ってくれる男性がいないと、無理です。歩けませんから・・・道を・・・道を渡れませんから・・・。特にデリーでは。。。田舎は大丈夫です。特にケララは
大丈夫です。

ムンバイからこれまた、紳士のインド人が隣に座りました。彼は女性として私には全く興味はなさそうだったので、色々な話をしました。ムンバイで日本人とも仕事をしているというので、話がはずみました。彼は、私が長崎で生まれた話までしました。すると・・・原爆の話になって・・・話はディープで真剣な話をしました。とてもいい意見交換と話が出来て、最後にnice to
meet youとお別れしました。インドの国内線で、私は行きも帰りも隣席の人と握手をして別れました。一期一会のいい出会いです。

行きも帰りも、インド人の乗客に親切にしてもらって、楽しい旅が出来ました。見ず知らずの人でも、こうやってお話すると、生のインドに触れることができます。ビジネスマンはやはり、相当、成功している人々だったので、紳士的でした。道端で声をかけてくるような人とは全く違いましたが(あっつ、私はいつもガードしてくれる友達が一緒だったので、物売りにしか、声をかけられなかったので、ナンパの声はかけられたことがありませんけど)忘れ物はないか?と、周囲の人がなぜか?私の座席の周りを見てくれたりして、本当に親切な人が多いです。

私は、このインドの旅は本当に、お天気にも交通にも恵まれて、ラッキーでした。










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