「紅一点」という言葉が生まれるもととなった、「石榴詩」の作者といえば誰でしょう?
・杜甫
・孟浩然
・陶淵明
・王安石
→ 王安石(おうあんせき)
王安石が詠んだ「石榴詩」における「万緑叢中紅一点」(一面の緑の中に咲くただ1つの赤い花、の意)の句から「紅一点」という言葉が生まれました。
紅一点:
【意味】 紅一点とは、多くのものの中で、ただ一つ異彩を放つもの。多くの男性の中に混じっている、ただ一人の女性。
【語源】紅一点は、中国の王安石の詩『詠柘榴』の「万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)」の句に由来する。 万緑は一面の緑、叢中は草むらの中、紅一点は紅色の一輪の花(ザクロ)の意味で、一面の緑の中に咲く一輪の紅色の花が本来の意味である。 日本では明治以降、沢山ある中で一つだけ異彩を放つものの意味として用いられた。その後、「紅」という色や艶やかに咲く花の印象から連想され、紅一点は男性の中に混じる唯一の女性の意味で用いられるようになり、現代では特にその意味で用いられるようになった。
回答案にある他の詩人は、次の通り。
杜甫(とほ)の有名な詩は、「國破山河在」(国破れて山河在り)である。
孟浩然(もうこうねん)の有名な詩は、「春眠不覺曉」(春眠(しゅんみん) 曉(あかつき)を 覺(おぼ)えず)である。
陶淵明(とえいめい)の有名な詩は、私の知識にはなかった。
ここを参照してください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B6%E6%B7%B5%E6%98%8E
石榴詩の読みを探していたら、次のブログを見つけた。
紅一点には、諸説あるようだ。
http://homepage1.nifty.com/kjf/China-koji/P-111.htm
石榴詩の読みは、「せきりゅうし」。
意味は、ざくろを詠ずる詩です。