毎年、年始は、青色申告の為の決算処理があるので、面倒である。
複式簿記の仕訳処理を毎日記帳すれば良いのであるが、ついつい、記帳が遅れてしまう。
家計簿は付けているので、事業分の仕分をすれば、良いだけではある。
その仕訳が終わって、決算処理すると確定申告となる。
決算書ができれば、確定申告は簡単である。
さて、今年は、税務署は比較的にすいていた。
インターネットで申告できるので、各自、それで申請しているものと考える。
今年の申告で、可笑しいと感じたことは、次のとおりです。
・昨年もインターネットで申告したので、今年は、申告書の用紙が自宅に届かなかった。
・マイナンバーのコピーを添付するけれど、マイナンバー・カードに書かれているマイナンバーを普通にコピーすると、黒くなって読めない。カードそのものの設計が悪い。税務署でコピーが必要なことを理解していないで作成したものと考える。
・青色申告を修正するには、確定申告作業で入力したものが、一旦、消えてしまいます。どの作業中でも、好きな個所に戻れるように設計して欲しい。
以上です。
税務申告で可笑しいのは、次のとおり。
・サラリーマン全員が、確定申告をするように変更すべきである。理由は、税金がどう計算されるのかが、周知徹底されるからである。
・年末調整で、税金が戻ってくるとサラリーマンは、喜んでいるが、あれは、毎月納めている税金が多く徴収しすぎたので、年末に返還しているだけである。返すなら、利息を付けて返すべき内容である。税金を間違えた時は、3月15日から年率14.6%の利率を付けて納税しないといけないことになっている。徴収する時は、高い利率で計算しているのに、返す時は、無利息である。
・確定申告した場合は、年末に一年分の税金を払う仕組みになっている。
サラリーマンの場合は、会社に年末調整作業をさせている。本来、税務署がやるべき仕事を会社にやらせている。その作業に、会社の総務・庶務の人件費、それを容易にするためのシステム開発費を、負担させている。
・今は、インターネットで申告できるから、サラリーマンの個人に移しても良いと考える。
・また、各自に申告させると、毎月の税金の徴収がなくなるから、国は、資金繰りを考える必要があります。銀行からお金を借りないと公務員の給料も払えない状態になります。無駄な支払いが減ることになると考えます。公務員は、金利を払ってもその支払いが必要かどうかを考えるかと思います。年度末になると、予算消化の道路工事、文房具購入、リポビタンDの購入等がなくなります。
企業も、従業員から源泉徴収した金額を税務署に払う手間が不要となります。
でも、国としては、既得権のこの方法は、変えないでしょう。
野党は、何の証拠も掴んでいない森友学園問題よりも、こういう確定申告改革を提案すべきと考えます。