古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

6月の草刈りがおわりました。

2012年06月21日 03時12分46秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
「クララ」の花が咲きました。地味な花がいくつも房になる咲き方です。おととし20センチほどの苗を植えたときは一本の茎が30センチほどになりました。去年は2本の茎が60センチほどに伸びました。今年は4本の茎が150センチほどに伸びています。これで一人前になりました。年々少しずつ増えるようです。先日は台風に備えて支えの竹を打ち込み、それにヒモで結びました。一叢(ひとむら)のクララになるには8年くらいかかるでしょうか。
 クララは絶滅危惧種の蝶『オオルリシジミ』幼虫の食草です。日本には二箇所しか生息地がないそうです。(長野県の安曇野と阿蘇のどこか……秘密だそうです)クララの花はどんな実になるのかまた観察します。
                
 5月はいろいろあって草刈りがよその田んぼより遅れました。6月は少し早めに草刈りをすませました。左手前の隣の田んぼの土手、村の墓地の土手、写真には見えませんが南の土手、右側の道路沿いの土手とやっぱり足掛け三日かかりました。土手の草刈りによってムシの数がちがいますから、畑の周囲の遊歩道と土手の上はできれば半月ごとに刈りたいと思いますが、土手はひと月ごとに刈ります。
 7月は15日を目途に、8月はお盆の墓参り前の10日を目途にします。9月はお彼岸の頃に彼岸花が咲きます。今年の冬は500本の葉が伸びました。そのうちで何本咲くでしょう。(去年は110本くらいでした)夏が暑ければ咲くのが遅くなるけど、花の芽を刈らないように10日までには草を刈ることにします。
 こんなふうに自分に言い聞かせるように書いておかないと、なにもしないうちにすーっと時間が過ぎてしまいそうで、ごめんなさい。
ここまで書いてからネットでマメ科の植物『クララ』を検索していたら、古来純然たる日本の植物で、むかしは便所のウジムシ退治に根の苦味を活用したとか。クララを増やしてネキリムシなどの被害を防ぐのに役立てたいと思いました。美白効果があったり薬用に使われたりいろいろ活用されています。クララはマメ科だから豆を播けば芽が出るかも。ムシ防除のために研究してみる価値がありそうです。『アグリクール』事件では懲りましたが。
コメント
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