古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ミミズくんは大働きしています。

2012年06月26日 03時12分40秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 写真はうちの畑の中央通路です。前の日は踏み固めた固い土でしたが、雨が降ってやわらかくなりました。するとひと晩で写真のようになります。だれのしわざかというと、ミミズくんです。引っ掻いたあと「ミミズ腫れになる」といいますが、土がそんな状態になったのです。
 これだけの土をひと晩でいい状態にしてくれる。しかもぼくみたいにダラダラ休んだり昼寝したりしないで、ずっとまじめに働きつづける。それなのに人間は、耕運機や鍬で傷つけてしまうことはあっても、謝りもしないし感謝もしない。
 ミミズの多い畑になりました。きのう裏山の下刈りをしてクヌギやコナラの落葉を片付けたら、ミミズがいっぱい出てきました。竹薮だったときはほとんど見かけなかったけど、ここもいい土になってきました。
 母・妙子さんが四泊五日のショートステイから帰ってきました。移動したり寝場所が変わると少しとぼけたことを言うようになりますが、数日でじわーっと平常の状態に戻ります。それでも過去の記憶を現在に近いほうから手放していくようです。自然に思い出してもらうのを待つことにしています。母を見ていると自分のさらなる老いの参考になります。
コメント
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