深夜というか明け方というか、2時か3時に目が覚めて(8時には寝てしまったりするものですから)パソコンをのぞき、そのまま朝になり、5時前に畑に散歩に出ることがあります。そのときマルチの上でひっくりかえってしまい、起き上がろうと足をバタバタさせているムシを見かけました。1,5センチくらいの黒いムシです。
助け起こしてやろうかと見まわすと、10メートルの畝にかけたマルチの上に、まだ何匹もひっくりかえってもがいています。数えてみたら22匹。ムシが全部ひっくりかえったわけではないでしょうから、つまりそれほどにもムシが多いということです。このムシの名前もどんな被害をもたらすかも知りませんが、直感的に「今年はムシが多い年になりそうだ」と思いました。
この間から道子さんは、ゴマの種播きに苦労しています。せっかくゴマが芽を出しても、チクチクでガードしても、翌朝には消滅していまうのです。「播いたゴマの半分は芽が食べられてしまった。播いても播いても芽が消えてしまうからむなしくなる」と嘆き、それでも播きつづけています。小さいネキリムシか夜盗虫かなにか地中のウジムシのようなものが食べてしまうのです。毎年やられますがこんなにひどい年はなかった。
おととしこのあたり一帯に夜盗虫が大発生して、休耕田でつくる黒大豆の葉が食べられてレース状になってしまったことがあります。なにかそんなことが起こるのでしょうか。
そういえば大豆の種を播いて13日目になるのにまだ芽を出さないところがいくつもあります。例年うちの大豆はほぼ100パーセントの発芽率だったのに。ムシが地中で食べているのでしょうか。補植の苗用に追加して大豆を播きました。