古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

裏山の木を伐り倒した。

2018年10月09日 21時09分05秒 | 古希からの田舎暮らし
 畑を工事した方に、裏山の木を伐ってもらいました。
 山桜2本! 
 
 この木には思い出があります。
 2006年の夏、いまの家の建築にとりかかる前、裏山の持ち主の方を訪ねて「竹を伐らせてください」とお願いしました。
 やさしくて、感じのいい方で「竹はなんぼでも伐ってください」と『なんぼでも』にアクセントをおいていわれました。
 ぼくは、伐っては倒し、伐っては倒して、うちの家の敷地に山のように積み上げました。その竹はダンプ一杯に積んで、側溝工事の方に処分してもらいました。
 裏山の持ち主の方が、様子を見に来て「あの樹も伐ってもいいですよ」といわれました。直径10センチ足らずのひょろっとした樹です。
「あれ、桜の木ですから、花が咲くと思いますので」とぼく。持ち主の方は樹を見て「桜ですな。ま、おいときますか」と声をかけてくださいました。
 そしてこの地に引っ越して12年。桜は山桜で、葉が先に出て、花は咲きますが目立たず、しかも家のすぐそばなので、葉が屋根に落ち、雨樋に詰まります。大雨のときは雨樋から水があふれます。
 樹は、まわりの竹を伐ってもらって、のびのびと生長して、ひとかかえで手が届かないほど太くなってしまい、いまさら伐ることもできません。
 困っていました。
 このたびは地主の方に了解をもらい、畑工事の方にお願いして伐ってもらうことができました。
 もう一本桜の樹が近くにありました。それは細い細い木で、手のひらで握ることができるほど。竹藪の中でひょろひょろと伸びていました。竹を伐ったとき「こんなに細くて背だけが伸びたのでは、まともに生長できないだろうけど、ま、伐らないでおくか」と思ってそのままにしました。
 その樹も竹藪がなくなると勢いものすごく、直径20センチ超になり、いっぱい葉を茂らせます。伐ってもらいました。

 二本の山桜を伐って、視界の広がった裏山です。やれやれ!

 反省 = 山ぎわの細い木に同情してはいけない。細いうちに伐ること。
 
コメント
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