古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

あの本の感想を読みながら

2021年05月17日 21時29分12秒 | 古希からの田舎暮らし
『「山奥ニート」やってます』という本のことを書きました。あれから〈you tube〉で著者の〈石井あらた〉さんを見たり、テレビ局の取材映像を見たり、読者の「本の感想」を読んだりしています。感想をネットで検索するといっぱい。沢山の人が読んで、熱のある感想を書いてることに感心します。
 ニートの力を再認識する/自分も行きたくなる/あの生活をうらやましく思う/人間関係に疲れて山奥で休みたくなる/老人版の山奥ニートはないのか/などいろいろ……。読み切れないほど多くの人が(おそらく若い人たちが)コメントを寄せています。
 思いつきで、イベントみたいに、数週間/数カ月/山奥ニート生活をしたのではありません。何年もずーっと「山奥ニート」をやっている。そこには、まやかしのない、解放された、本物の自由があります。そのつよさに敬服します。

 実は〈you tube〉にこの「山奥ニート村」を取材したビデオがありました。取材者が「今日は何する予定ですか」ときいたら、そこの若者が「予定はないけど。そうやなー、河原で焚き火するかな」。たき火して肉焼いて、飲み食いしてました。
 その場面を見て、おじいさんは「オレといっしょやなー」と思ってしまいました。ぼくも、朝ふと思いついて、裏山でたき火して、焼き芋をつくることがありました。80歳を越して何もすることがなく、家に引っ込んでるような老人は、さしずめ『老ニート』ですかな。
 でもちがうなー。ニートは若い。力がある。気力/体力があふれてる(ときがある)。老ニートには気力も体力もない。それはニートでなく、ただの老人です。
コメント
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