古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

アライグマ・イチゴ・ショック!

2021年05月01日 14時52分56秒 | 古希からの田舎暮らし
 道子さんはこの15年超、子や孫のために『イチゴ天国』を招来してきました。
 宝交早生(露地イチゴの品種)はイチゴの中で一番やわらかく、上品な味です。下の畑では180株/前の畑では120株つくってきました。イチゴの世話は一年がかりです。
 5月に露地イチゴ摘みが終わると、数株を残します。草を抜き、水をやって、ランナーを育てて、苗をとります。その苗をよそに仮植えして、ネットハウス内に畝をつくります。
 11月になると黒マルチをかけないで「本植え」します。実りのために苗を寒さにさらして鍛えるのです。植えてしまった苗に「黒マルチかけ」をするのは手間がかかります。それでもおいしいイチゴのために3月になってから、マルチをかけました。
 そして絶えず枯れ葉をとり、水や肥料に気をくばり、花が咲き、イチゴ摘みの5月になります。ぼくはネット・ハウスをつくって、畝をつくったけど、あとは見てるだけです。でも毎年のたくさんの苦労はよくわかります。
 それだけにアライグマのシワザに「ドツイタロカ!」と思うほど腹が立って仕方がない。ネットハウスの戸をきちんと締めなかったのはわるいけど、腹は立つ。
 道子さんは「アライグマにしたら、顔がほころぶほどいい目をしたでしょうね」だって。エライ! というか、人間ができてる! というか。 ……  この項はおわりにします。
 今朝は、村の郵便ポストまで散歩しました。道子さんは夜、思いついた知人にハガキを書き、それを出しに行きます。道ばたのカラスノエンドウはサヤが枯れだしました。種が落ちてまた増えるでしょう。いまはコメツブツメクサ(米粒詰草)が花盛りです。
コメント
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