古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

映画『散り椿』を見ました。

2018年10月11日 21時29分47秒 | 古希からの田舎暮らし
 朝から雨。外の仕事はできないので映画を見る日にしました。「『散り椿』は前宣伝がにぎやかだし、外国の賞をもらったし、評判はいいし、見てがっかりすることはないだろう」。と思って。
 見る人の心をしっとりつつむような、いい映画でした。
 時代劇ですから激しい斬り合いがあり、血が噴き出すリアリティもあります。でも、雪の降る場面と、か、武士の群が馬に乗って河を行く場面とか、家の中の場面も、オールロケだけあって、セット臭さのない、心に深く入る力のある映画でした。見てよかった。
 
 昼寝をしてからテニスの上海オープン戦を見ました。錦織圭 対 クエリー(アメリカ)。背の高い、強い選手です。錦織は勝ちました。風呂に入って膝をあっためたし、いい気分です。 おやすみなさい
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裏山の木を伐り倒した。

2018年10月09日 21時09分05秒 | 古希からの田舎暮らし
 畑を工事した方に、裏山の木を伐ってもらいました。
 山桜2本! 
 
 この木には思い出があります。
 2006年の夏、いまの家の建築にとりかかる前、裏山の持ち主の方を訪ねて「竹を伐らせてください」とお願いしました。
 やさしくて、感じのいい方で「竹はなんぼでも伐ってください」と『なんぼでも』にアクセントをおいていわれました。
 ぼくは、伐っては倒し、伐っては倒して、うちの家の敷地に山のように積み上げました。その竹はダンプ一杯に積んで、側溝工事の方に処分してもらいました。
 裏山の持ち主の方が、様子を見に来て「あの樹も伐ってもいいですよ」といわれました。直径10センチ足らずのひょろっとした樹です。
「あれ、桜の木ですから、花が咲くと思いますので」とぼく。持ち主の方は樹を見て「桜ですな。ま、おいときますか」と声をかけてくださいました。
 そしてこの地に引っ越して12年。桜は山桜で、葉が先に出て、花は咲きますが目立たず、しかも家のすぐそばなので、葉が屋根に落ち、雨樋に詰まります。大雨のときは雨樋から水があふれます。
 樹は、まわりの竹を伐ってもらって、のびのびと生長して、ひとかかえで手が届かないほど太くなってしまい、いまさら伐ることもできません。
 困っていました。
 このたびは地主の方に了解をもらい、畑工事の方にお願いして伐ってもらうことができました。
 もう一本桜の樹が近くにありました。それは細い細い木で、手のひらで握ることができるほど。竹藪の中でひょろひょろと伸びていました。竹を伐ったとき「こんなに細くて背だけが伸びたのでは、まともに生長できないだろうけど、ま、伐らないでおくか」と思ってそのままにしました。
 その樹も竹藪がなくなると勢いものすごく、直径20センチ超になり、いっぱい葉を茂らせます。伐ってもらいました。

 二本の山桜を伐って、視界の広がった裏山です。やれやれ!

 反省 = 山ぎわの細い木に同情してはいけない。細いうちに伐ること。
 
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畑づくりにとりかかります。

2018年10月08日 20時02分26秒 | 古希からの田舎暮らし
 前の土地を畑にする仕事に、今日からとりかかります。
 まず耕運機で畝立てをした写真です。

 コープ瑞穂農園の堆肥があればよかったのですが、「いまは《軽トラ一杯3000円》の堆肥はやってない」ということでした。あきらめます。(一袋500円の袋詰め堆肥は売っているそうです)
 畑に入れる肥料は豊地農協で入手しました。ここの燻炭は安い。大きな大きな袋詰めで750円です。とりあえず5俵予約しました。入荷してもすぐなくなるそうです。
 畑はお返ししても軽トラは当分手離せません。
 新しい畑は玄関から30秒。道路の向うですが、道具や肥料は畑に置きたい。年寄りはよく忘れ物をします。たびたび5メートルの道を横切って家の小屋に取りに帰ると「やる気が失せる」です。そこで「ちょっとしたロッカーを畑に置こう」とホームセンターで見ました。
 大工仕事の好きなぼくは、5年前だったら「自分で物置きを作る」。いまは買います。組立は自分でするそうです。それは、ま、できるかな。
 
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おじいちゃんの誕生祝いはBBQで。

2018年10月08日 00時13分25秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は思いがけなく、おじいちゃんの81歳誕生日を祝ってくれることになりました。お花や手づくりカードやケーキを前に、孫たちとVサインなんかしちゃったりして。

 ローソクに火をつけて、吹き消して、ケーキカット。「ローソクは一本」というのが気に入りました。それにしても誕生日なんか祝ってもらったこと、あったかなー。照れくさい。
 お昼は、みんなでBBQ。「毎度!」と声を掛けたくなるほどワンパターンのウッドデッキ・BBQ。この家族には、そのワンパターンがまたいい感じ。

 おじいちゃんも、竹串にマシュマロを刺して、うまく焼いて食べました。オツな味です。
 さ、明日から新しい畑の畝づくりをします。イチゴを植え、タマネギを植える場所をつくり、エンドウ・ソラマメも秋に種を播きます。

 午後は錦織圭の決勝戦を応援観戦しました。負けました。ミスが多かった。気力がなかった。はじめから呑まれてた。オリンピックの金メダルは無理。ツアー優勝も無理。あんまり期待せんとこ。
 毎度毎度、メンタルの弱さを感じています。それでも他にいないから、仕方なく応援していますが。もう3年近く優勝していません。まともなATPの大会では。年寄りは自分にあまり先がないから、負けるとがっかりしやすい。
 応援はほどほどにします。
 
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81歳になりました。

2018年10月06日 22時00分32秒 | 古希からの田舎暮らし
 誕生日です。高齢ですから多くは食べません。ご馳走もそんなに。
 それでも外食をしようとお昼は近くに出掛けました。「温泉につかって映画(『散り椿』)でも見てから …… 」とも思ったのですか、錦織圭の準決勝戦がある。家でテレビ応援したい。
 一応その写真です。

 ぼくらの小さい頃は、誕生日だからといって、なにもしませんでした。年は正月が来たらとるものでした。だから誕生日に感慨ゼロです。
 
 錦織圭は決勝戦に勝ちあがりました。たしかにこのたびは強い。勝とうとする気力がある。ミスはありますが、自分で乗り越えてる。優勝するでしょう。明日がたのしみです。
 大阪なおみは準決勝戦で負けました。ずっと試合がつづいてるから、疲れが出たのでしょう。でも去年に比べると気持ちが格段に強くなりました。これから少なくとも10年にわたって、女子テニス界で活躍してくれるでしょう。こちらもたのしみです。
 そして東京オリンピック・テニスでは男・女とも金メダル。となれば凄い!長生きはするもんだな。
 
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さあ、畑づくりだ!

2018年10月06日 02時39分23秒 | 古希からの田舎暮らし
 前の土地を道子さんとぼくの間でどう呼ぶか。まだ決めていません。
 畑にするための工事は完了しました。20年以上草地だった土地を、ユンボで深く掘り返してもらい、上に真砂土を入れました。
 これから、燻炭/堆肥(できればコープ瑞穂農園の堆肥)/鶏糞(できれば藤原ファームの)/をしっかり入れて畝をつくりたいと思います。
 この畑では、まずイチゴ/タマネギ/エンドウ・ソラマメ/などをつくるつもりです。
 この土地はいままでの畑には及びませんが、いい眺めです。

 石垣の下に落ちないよう柵をつけてもらいました。道子さんはこの柵沿いに、ツツジを植えて草を防ぎたいと申しております。防草シートは張るつもりです。
 これからは我が家のウッドデッキに出ると、すぐ前の畑が目に入ります。デッキからは遠景ばかり眺めていましたが、これからは畑のほうに目がいくでしょう。

 写真をもう一枚。柵の外から我が家をパチリ。

 宅配とか用事のときは畑からすぐに歩いて帰ることができます。
 なんか、いい気分です。

 いまの畑も様子を見てきました。
 黒豆/大豆/はサヤはついています。しかしふくらんでいません。今ごろならプックリふくらんでもいいのに。
 やっぱり8月末の台風で葉っぱをやられ、根が傾いて動き、ダメージが大きい。黒豆の枝豆や大豆の味噌は期待できなくなりました。我が家用の味噌はなんとしてもつくりますが、いままでの半分もできないでしょう。
「落花生は地下に出来るし、地上の葉も地面をはいつくばっているから大丈夫だろう」と思っていましたが、道子さんが掘ってみたら生長が遅い。出来がわるい。駄目のようです。小芋も同じ。
 あの台風は、ほんとにひどい被害をもたらした! 有終の美を意識して気合を入れていたのに、その思いを粉砕してしまいました。
 
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毎朝、窓から眺めています。

2018年10月05日 00時57分30秒 | 古希からの田舎暮らし
 寒くない季節の夜は、窓のシャッターを閉めません。朝、ロールカーテンを引き上げて外の景色を眺めます。2006年12月に引っ越してもう12年になりますが、毎朝見ても見あきない景色です。

 秋分の日を過ぎて、太陽が中央より右(南)から昇るようになりました。雲のぐあいによっては写真のように。こころがひろがり、深呼吸をしてしばし眺めていたい。
 だんだん年寄りになり、いろんな不具合が出てきますが、一日のはじめにこんな景色が見られるのはうれしい。
 前の土地に柵をつけ、土をユンボで掘り返し、真砂土を入れる工事はかなりはかどっています。あと3日もあればできあがります。すると畑づくりがはじまります。ぼくはまだフル稼働できないから、道子さんが頑張るしかないのですが、無理をしないでほしい。
 
 図書館で借りて、池井戸潤の『陸王』という小説を読んでいます。(テレビでドラマをやってたけど、見てません)600ページ近くあり、長い小説です。でも主人公がだんだん成功していくので応援しながら読めます。ハラハラし過ぎる展開は苦手ですが、多少気をもむ具合がぼくにはちょうどいい。
 
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畑から気持ちが離れていく。

2018年10月04日 02時10分25秒 | 古希からの田舎暮らし
 膝の痛みはうすらぎ、「何か仕事をしてもいいな」という気分になってきました。小屋の大工道具/塗装用品/ガラクタ/などをぼちぼち片付けたりしています。でも不思議と「畑に行かなくては」とか「あの仕事が残ってる」という気は起きません。2008年からこの11年、次に畑ですることをいつも考えていたのに。
 サツマイモは掘ってしまったので、いま畑に残っているのは、大豆/黒豆/小芋/山芋/落花生/だけです。小芋はまだ小さい。11月中頃から掘ります。山芋も。落花生は10月中旬。
 黒豆は、枝豆として採るつもりです。でも台風でひどく傾き、倒れ、葉っぱがやられ、果たして収穫できるかどうか。サヤはつきましたがふくらみが少ない。
 最後になる今年は、気合を入れて大豆/黒豆/を育てました。苗立てした大豆は一本ずつ40センチ間隔で植えました。倒れないように、竹の杭を打って2段にバンドヒモを張りました。生育は順調でした。道子さんは「今年はムシが少ない」とよく点検していました。
 それが8月末の台風で、駄目になりました。
 ひどいやられ方で「世話をする気」が吹き飛んでしまいました。
 何日も、畑のことを思わない日、畑に行かない日、がつづきます。
 気持ちの離れるときはこんなものか。
 
 
 
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『宝交早生』を80株買いました。

2018年10月01日 01時04分34秒 | 古希からの田舎暮らし
 きのうの朝は、まだ台風の雨が降っていませんでした。口吉川町内の10軒余りに配るものがあって、車で出掛けました。
「今日のコーヒーは喫茶店にしようか」道子さんの提案でコメダに寄ってみたら順番待ち。モーニングは朝食代わりになる。みんなねらってるか。待つのはやめました。
「そうだ。無くなるといけないからイチゴの苗を買って帰ろう」とぼくが言い、ナンバに寄りました。一昨年は「宝交早生の苗を買い足そう」と11月はじめ(イチゴの苗を本植えする時期)に行ったらもうありませんでした。
 10月いっぱいで店頭から消えます。よそのホームセンターでは違う苗(「とののか」とか)を売っており、「宝交」はありません。しかし、イチゴは宝交が一番です。柔らかくて出荷輸送は無理。店頭に出ませんがあの「品の良い甘さ」。
 それをたっぷり食べるのは「イチゴ天国」と言えばいいか。畑でイチゴを作っていたときは、そんなイチゴ天国を子たち孫たちに供してきました。
 イチゴ・ネットハウスは台風で壊れ、畑は12月でお返しします。イチゴ天国も今年でおしまい。
 毎年イチゴの株を8株ほど残し、ランナーを伸ばして苗を180株とっていましたが、今年は全部の株を刈ってしまいました。苗はゼロ。
 ところが8月になってにわかに前の土地を購入して畑にすることになり、「それならイチゴ・ネットハウスがつくれる」となり、急きょ苗を買うことにしたのです。
 台風で、まだ車に積んだままの苗を夜中に撮りました。

 さあ、来年のイチゴ天国はどうなるか。前の土地は、やっと畑にする工事にかかったところです。土もまだできてないし、アライグマも狙ってるし。
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