古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

映画『パリは燃えているか』をBSテレビで見ました。

2022年10月13日 19時58分42秒 | 古希からの田舎暮らし
 朝からウッドデッキの取り壊しにかかったのですが、昼ごはんのあと、BSテレビで映画を見てしまいました。『パリは燃えているか』という1966年に制作された映画です。アメリカとフランスの合作で、アラン・ドロン/カーク・ダグラス/など仏・米の有名な俳優が出ていました。映画全盛期の作品で、いまではあんなに多くの群衆場面は不可能でしょう。
 第二次世界大戦でフランスはナチス・ドイツに占領されます。占領された4年間のおわりに、連合軍(アメリカ軍)がパリに進軍してきます。ヒトラーはパリのすべてを爆破するように指令しましたが、ドイツ軍将校は爆破しませんでした。
 午後1時~4時まで、3時間の映画でした。一部分見たことはありますが、全巻通して、はじめて見ました。
 
 夕方近くなってから〈デッキ取り壊し〉の仕上げをしました。 
 当分、〈デッキなし〉にします。仮の階段をつけました。これで上がり下りします。

 ぼくの仕事は、頑丈が取柄です。壊すのに苦労します。壊した木材を、写真のように切ってタキギにしました。
 燃やすものが山ほどできたので、また焼き芋をせっせとやります。

 サツマイモは〈紅はるか〉です。
 
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ウッドデッキの通路は危ないところでした。

2022年10月11日 17時28分46秒 | 古希からの田舎暮らし
 三木市の田舎に引っ越して、まずつくったのは〈ウッドデッキ〉でした。少しでも長くもつようにキシラデコールを3回塗りました。フロアの板が腐食してきたので、フィンランド・エコ・デッキに張替え、桟を人工木材に替えました。それがこの15年、風雨にさらされてこんな状態になりました。

 ♯7000という分厚いシートで土台をおおいましたが、やっぱり腐ってきました。この通路もフロアと同じように単管パイプで台をつくり、フィンランド・エコ・デッキ材を張ります。古い人工フロア材で汚れていますが、材はしっかりしています。
 することがいっぱいあるときは、大工仕事からやります。明日は頑張ります。
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秋には秋の仕事があります。

2022年10月10日 20時13分12秒 | 古希からの田舎暮らし
〈東条・道の駅〉に行ったとき、道子さんは渋柿を見つけて買いました。10月のはじめですから、干し柿はまだちょっと早い。寒くなる11月からやればいいのですが、〈干し柿の甘さ〉に惹かれて心がはやるようです。そこで、ぼくは干し柿を吊るす「移動干し台」をつくりました。

 干し柿はアライグマがねらいますから、移動できるようにキャスターをつけています。夜は台所前にしまって、扉を厳重に閉めておきます。今年は、蜂谷柿/愛宕柿/を通販で買って干し柿にします。
 裏山に植えた栗が落ちはじめました。道子さんは、まず1キロ余り拾って〈渋皮煮〉をつくりました。おいしいです。我が家の栗はこれから落ちますので、道子さんはらさに、渋皮煮や栗御飯をつくろうと張り切ってます。

 ぼくのほうは、ウッドデッキの修理があります。幅125センチ・長さ3メートルの通路は、16年前につくったときのままです。フロアの板はフィンランド・エコ・デッキの人工材に替えましたが、下の木材がボロボロになってきました。人口木材のフロアですから、下が腐食しても踏み抜くことはありません。しかし土台のやり直しは必要です。明日から「土台のやり直し」にとりかかります。一度全部取り払ってから、用材を注文して直します。
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おじいさんの誕生日を祝いました。

2022年10月09日 16時43分34秒 | 古希からの田舎暮らし
 日曜日です。今日は、大志くん一家/萌ちゃん一家/がケーキやお花を持参して、おじいさんの85歳の誕生日を祝いました。

 ローソクが8本と5本(85歳用)がケーキにつけてありましたが、おじいさんは「一本がいい」と言いました。
 それから、みんなでケーキを食べました。

 道子さんは、お土産に大豆の枝豆/焼き芋/ブドウの瀬戸ジャイアンツ/を用意してました。ケーキのあとは、みんなで/大豆の枝豆/焼き芋/炒った落花生(畑でとれた)/を食べながらおしゃべり。
 午後のひとときをたのしく過ごして、さきほど帰りました。1時間かからずに家に帰ったことでしょう。
 家族が仲よく、近くに暮らして、笑顔でおしゃべりができて、恵まれていると思います。 
 誕生日のために、道子さんが家のまわりに咲く花を挿した花瓶です。

 実は、花瓶をウッドデッキに出して、田舎の景色をバックに撮ったのですが、くっきりした存在感が出ない。田舎の景色が花の存在を消してしまう。テレビの前に置いたら、冴えた感じになってきました。
 田舎の景色というのは、花の存在も飲み込んでしまう、ふところが深いんだ。ぼくは、そんな景色にかこまれて生きているんだ。
 田舎暮らしのアルバムをつくりながら、〈田舎の景色にかこまれて生きるしあわせ〉をつくづく感じています。

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公民館の花壇をきれいにしました。

2022年10月08日 23時48分26秒 | 古希からの田舎暮らし
 うちの村の4班は、数十年の間に移住してきた人たちです。農家ではありません。田んぼもつくっていません。
「老人会がやっていた〈花の植え替え〉をやろう」ということになりました。

 マスクの人/ノー・マスクの人/がいます。そんな世相です。協力して、草を抜き、土の改良剤を入れて、花を植え替えました。
 老人会でやっていた公民館まわりの草刈りは、村の役員会の方々でやってありました。中庭だけ刈ってなかったので、ワタクシが刈りました。ここは〈アレチヌスビトハギ〉がいっぱい生えています。中庭に入るだけでズボンにいっぱい三角の種がくっつく。用心して、レインコートのズボン(ツルツルのビニール)をはいて刈りました。袖やチョッキには少しつきましたが、ズボンはゼロ。うまくいきました。

 花壇はきれいになりました。これから花が咲きます。
 家のまわらには、道子さんの世話で〈秋の花〉が咲いてます。〈秋の七草〉を花瓶に挿して玄関に置きました。

 ところで〈三木のブドウ〉を、昨日までデザートにしていました。しかし、少しずつ食べていたブドウも、もうおしまいです。8月中旬から、毎日少しずつたのしみました。毎年おじいさんには、このたのしみが大きいのだけど。
 買い物に出ました。イモビライザー(車のキー)のボタン電池を買いに。そのとき「東条の〈道の駅〉には、まだブドウ売ってるかもしれん」と寄ってみました。ラッキー! 少しだけゲット。たのしみがもう数日つづきます。
 明日、萌ちゃん一家/大志くん一家/が来るので「焼き芋をおみやげにしよう」。
 たき火の番をしながら裏山の秋をたのしみ、その後はウッドデッキで〈焼きナス〉。
 田舎暮らしはいいな。と思いました。
 
 
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「何をするか」を考えてみます。

2022年10月07日 20時41分24秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨日のブログに「一人残った気持ちです」(親しい人は逝ってしまった)と書きました。85歳のおじいさんといえば、まー、長生きですから、そんな気持ちにもなるでしょう。69歳のときに落下傘で未知の田舎に降下したお陰で、/体験したことのない、いろんな大工仕事/広い畑での家庭菜園づくり/つくった野菜をいろんな方と分かち合う/竹藪と格闘して裏山で遊ぶ/とたのしく85歳まで過ごしてきました。
「文学青年」という存在がありますが、ぼくが「何かモノを書こう」と志したのは50歳の頃でした。老後を考えて、まず合唱団に入りました。神戸フロイデ合唱団。毎週火曜日に合唱練習に通い、生活がかわりました。それから〈勤めていた市の文藝祭〉に応募して、入選したりしました。
『公募ガイド』という雑誌に載っている、エッセイ/童話/小説/に応募して、ちょっと入選したりしました。目指すものが散漫でしたが。やがて、テーマを〈満蒙開拓青少年義勇軍〉にしぼって聞き取り取材をしましたが、これはモノになりませんでした。食い下がり方が足りませんでした。一応〈モノ書き〉になろうとしましたが〈執着する力〉がない。「田舎で本格的に〈書き物〉に打ち込もう」と思いましたが、暮らしてみると田舎はたのしい! おもしろい! 自分の野望なんか雲散霧消してしまいました。
 先日から田舎暮らしを総決算するつもりで「16年間の田舎暮らしをアルバムにしてみよう」と2006年 ~ 2021年を一年ごとに写真と文章でファイルにしました。
 そのアルバムづくりという仕事がすんでから、アルバムに入れなかった写真を拾ってプリントしました。それが140枚にもなります。それを『余禄』としてファイルし、文章をつけています。

 オレは何かしたいんだ。でもいまから何ができる? 創作は〈全身全霊でぶつかる仕事〉です。いまさら無理です。
 そんなことをブログに書いて、どうしようもない85歳の時間を、いましばらく漂流してみます。
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誕生日は〈焼き芋日和〉です。

2022年10月06日 16時35分25秒 | 古希からの田舎暮らし
 急に冷え込んできました。こんな日は焼き芋にかぎります。サツマイモを掘ってからまだ30日たっていませんけど、多少甘味が少なくてもかまいません。今朝の寒さだとたき火が恋しい。

 今年植えたサツマイモは、安納芋/紅はるか/シルクスイート/鳴門金時/と4種類です。しかし出来がわるく、掘ってから混ざってしまいました。食べて「あ、これはシルクスイートかな。紅はるかかな。」と思案するしかありません。
 焼き芋はおいしくできました。おやつに食べたのはホクホクしてたので鳴門金時でしょう。
 焼き芋用の芋を10キロ通販で注文いました。焼き芋用サツマイモは〈紅はるか〉にします。

 85歳になりました。長生きしたもんだ。
 いちばん苦しいときに共にたたかった先輩や親友は数年前に逝きました。一人残った気持ちです。でも一応、誕生日をお祝いしようと、お昼は〈悠庵〉に行きました。

〈なごみ御膳〉をいただきました。
 いまの家を建てていたとき、神戸市須磨区から建築現場に通いました。大工さんのお手伝いでなく、大工さんに教えてもらいながら、屋根裏に〈物置きフロア〉をつくろうとしました。
 ちょうどその頃、途中に建築中の大きな家がありました。「公民館でも建つのか」と見ていました。それが〈悠庵〉です。悠庵にはこの16年間、いろいろお世話になりました。お客さんがあればいっしょに食事をし、老人会でも食事をしたし、気分をかえて二人で食事に来たとこもあります。いまはコロナでお客さんが少ないようですが、どうか乗り切ってください。
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「マンガ」になれようとしています。

2022年10月05日 22時08分08秒 | 古希からの田舎暮らし
 マンガ全盛の時代です。劇画とかも含めて。
 柏木兵三の小説『長い道』は「戦時中の子どもの疎開」を、子どもの視点で描いた作品です。ぼくは小学校のときあちこち転校して、イヤなことがあり、イジメにもあいました。それだけに、この小説を、身につまされるように読みました。
 あとで知ったことですが、「この優れた作品を広く読んでもらおう」と漫画家・藤子不二夫Aは『少年時代』というマンガにしました。それが映画化されたとき、藤子不二夫Aは、井上陽水に依頼して『少年時代』という歌ができました。
 いまも広く歌われ、CMにも使われる、とてもいい歌です。
 昨日、アマゾンの商品を見ていたとき、半藤一利の『日本のいちばん長い日』がマンガになっているのを知りました。あんな歴史までマンガになるんだ。驚きです。
 名作や優れた本がマンガになって広く読まれる。いいことです。
 
 ぼくはマンガを読むのが苦手です。「サザエさん」や「いじわるばあさん」なら読みましたが、長いマンガとなると、頭に入りにくい。文章で読むのはいいけど、絵を見て中身をつかむことができません。でもマンガ時代ですから、「少しでもなれておこう」とときどき読みます。図書館で〈マンガ〉『ふるさとの偉人 孤高の登山家 加藤文太郎』という本を借りました。こういう真面目な本は、スーッと頭に入る。コンビニで『剣客商売』のマンガを買いました。「池波正太郎の小説のほうが頭に入るけど、マンガにも慣れよう」一冊買って、読んでいます。
 ふと思い立って、マンガで読んだ加藤文太郎のふるさと〈浜坂〉に行く気になりました。近く一泊の旅をします。
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キンモクセイが咲きました。

2022年10月03日 03時39分26秒 | 古希からの田舎暮らし

 裏山に樹を植えはじめた頃、キンモクセイも植えました。しかし大きくなってほかの木の陰になるので、大剪定してしまいました。すると樹勢が弱って、花が咲かなくなりました。いまも大きな樹の日陰です。しかし今年は花が咲きました。いい匂いです。
 道子さんが流し台を見ていたので、行ってみるとカマキリが蝶を食ったところでした。

 蝶の羽だけが写っていますが、道子さんが見たときは蝶がまだ生きて動いていたそうです。
 なんか、秋ですねえ。

 10月1日、半藤一利の『日本のいちばん長い日』(決定版 文藝春秋社 1995年刊)を読みはじめました。一度読んだ本です。テレビ放映の映画『日本のいちばん長い日』は二本とも何度も見ました。    
※ ⓵ 1967年の映画(S.42)  鈴木首相 …… 笠智衆  阿南陸相 …… 三船敏郎
  ② 2015年の映画       鈴木首相 …… 山崎努  阿南陸相 …… 役所広司 
 あの日本敗戦の流れはよく知っていますが、読みはじめたら離れられなくなり、3日午前3時すぎに読了しました。
 2019年7月、膝の〈人工関節置換術〉で神戸のあんしん病院に入院したときは、やはり半藤一利の『昭和史』(1926年~1945年)を一日で読んでしまったことがあります。二度読んでいた本ですけど。
 半藤一利の本で、またそんなことが起きました。力のある本です。ぼくにとって。
 半藤一利は、その事件の当事者に話をきき、その誇張や自慢を見抜き、多角的に事件を浮かび上がらせる力があります。『ノモンハンの夏』もそんな本でした。彼は、「怒りのあまり書けない」という司馬遼太郎の遺志をつぐようにこの本(ノモンハン)を書きました。
 これらの本は、ネットで感想を見るといまも若い人によく読まれています。いいことです。
 半藤一利という人は、後世に真の歴史をのこすためにどうしても必要な人だったのですねえ。
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〈マムシ・キャッチャー〉を作り直しました。

2022年10月01日 21時06分05秒 | 古希からの田舎暮らし
「昼までにサツマイモを掘ってしまおう」と前の畑に行きました。「道具タテ」の中から備中鍬(ビッチュウグワ)を抜き出そうとガサガサしてたら、マムシ・キャッチャーが目につきました。雨風にさらされて10年超。すっかり朽ちて、使いものになりません。「芋掘り」より、まずマムシ・キャッチャーを作り直そう。
 できあがったマムシ・キャッチャーです。

 単独では味気ない。彼岸花のそばに立てかけて撮りました。
 42本のネジが出ています。この棒でマムシを上からつく。マムシは動けない。その場でくねくね動く。しかし、逃げられません。
 道具か石を拾って、マムシの頭をねらって叩く。がんばります。
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