大変長らく更新してませんでした、このG。久々に気が向いたので更新しときます。
今回は機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYを。「0083って何?」と思われる方のために軽くご紹介。
あらすじ
宇宙世紀0083年。地球連邦軍トリントン基地のテストパイロット、コウ・ウラキと、アナハイムエレクトロニクス社のエンジニア、ニナ・パープルトンの目の前で、核弾頭を搭載したガンダム試作2号機がジオン軍残党のアナベル・ガトーに強奪される。ガンダム試作1号機のパイロットとなったコウは、戦艦アルビオンに搭乗し2号機を追撃する。だが、宇宙へと脱出したガトーを追うアルビオンを待っていたのは、新たな敵シーマ・ガラハウと、デラーズ・フリートの決起だった。(サンライズHPより引用)
参照:バンダイチャンネル→http://www.b-ch.com/
とまぁこんな感じです。OVAなんですね。なのでガンダムファンでないと手は出さないと思われます。例によってアムロもシャアも出てきません。富野監督も関与してません。お話の舞台は宇宙世紀0083年。ちょうど一年戦争とグリプス戦役の中間、ファーストとΖガンダムの間になります。この頃、アムロは危険分子と見なされてシャイアンに幽閉状態、シャアもアクシズを抜け出して地球圏に戻ってきたあたりかと。表舞台には出てきませんがね。ニュータイプもほとんど出てきません(ハマーンが少し映るぐらい)。ですが、最強クラスのオールドタイプは出てきます。
ロボット大戦やGジェネ、ギレンの野望などをプレイされたことがある方にはお馴染み、オールドタイプ最強の声も高いアナベル・ガトー少佐、その人です。この人、やたらと難しい四字熟語を使ったり、長すぎる独り言があります。見た目も振舞いも武人そのものです。一年戦争では突撃機動軍としてドズル中将配下の者でした。その後奮闘するも終戦を迎えてしまい、ギレン直属の近衛軍、エギーユ・デラーズと共に茨の園へと身を隠します。そして0083年に星の屑作戦のために決起します。とまぁこの辺は本編を見てもらえれば分かると思います。
しかし、この人はこれだけじゃありません。そのカッコよさから人気が爆発してしまい、後付で設定が増える増える。専用のゲルググが出たり(これは本編でも出てますが)、核バズーカ搭載のザクが出たりと。このガトー専用ゲルググ、凶悪なことにやたらデカイ試作型ビームライフルを携えています。また、ビームナギナタではなくビームソードを装備しています。残念ながら模型では再現されていませんが、ゲームなどでは見れます。個人的にはことぶきつかさ先生の「いけ!いけ!ぼくらのVガンダム」に出てきたぐらいのビームライフルが好きですね。
それと対をなしているのがシーマ・ガラハウ中佐。見た目オバさん。恐らく年も相応(未確認)。しかし、戦艦に乗ってもMSに乗っても強い。やたらと強い。地上仕様なのに宇宙に出てきたGP-01をボコボコにして返り討ちにしたり、バニング大尉のジムに致命傷を与えたりと結構な星を上げています。ですがこの人、非常に策略家であり平気で裏切ったりします。一年戦争時に毒ガス作戦などの汚れ仕事をやらされたため、終戦時にアクシズ行きを拒否されたりしたので少々悲観的になっているようです(ちなみに上司はソーラレイでお馴染みのアサクラ大佐)。海賊として生きてきましたからね~。最後はGP-03のメガビームキャノンのゼロ距離射撃を受けるなど散りっぷりは見事でした。
「V」のカテジナさんと共に「宇宙世紀の二大毒婦」と呼ばれていたりそうでなかったり・・・。
他にもエギーユ・デラーズ、ケリィ・レズナー、ノイエン・ビッターなどなどこの0083には非常にアツイ男たちが出てきます。彼らは一様に己の信念の下で、武人として戦います。その様子はぜひ本編で。
なんかデラーズフリートの話ばっかになってしまったので、主役にも触れなくては。今回のガンダムパイロットはコウ・ウラキ。見た目からしてお坊ちゃんです。ニンジン食べれません。終戦後、士官学校を卒業し、連邦のテストパイロットとして働いていました。しかし、ひょんなことから試作型ガンダム2機が基地に運び込まれ、ジオンの残党に強奪されたのでそれを取り戻しに行きます。第一話でガトーの乗るGP-02に挑んでいったのですが、実戦は初めてだったので結果は散々。あえなく逃げられます。しかも「話す舌は持たん!」とか言われる始末。まぁそんな彼も、後にガトーと相打ちに持ち込めるまでには成長します。
にしてもなんか情けない。ってゆ~かこの作品の連邦は何かダメダメ感が漂ってます。南極条約違反なのに堂々と核搭載ガンダム作るし、ジャミトフとかバスクは邪魔するし。挙句、連邦の三大無能指揮官の一角を担うグリーン・ワイアットがそれに拍車をかけています(残りの二人はエルランとゴップ)。
この作品、キャラ以上にお話が酷い。全部で13話とOVAとしてはちょっと長めなんですが、最初はユルユル、後半キツキツといった感じです。特に星の屑作戦が終わって、コロニー落としに入るまでがあまりにも唐突過ぎ。追いつかないよ。コロニー落とし阻止もよう分からん状態で進んでいくし。ちなみに劇場版も製作されましたが、つながりの悪いお話をブツ切りにしたため更に難解。一度見てから解説読まないと分かりません。まぁ最後はちゃんとΖに繋がりますが。
それとは対照的にMSはカッコいいのが揃っています。GP-01、GP-02、GP-03などのガンダムは当然。最終決戦でガトーの駆るノイエ・ジールなんかは流線型でとても綺麗です。他にもドラッツエやドム・トローペン、ジムカスタムなんかも個人的には好きですね。ガンダムファンの間では神格化されているカトキハジメ氏のデザインが爆発しています。
戦闘シーンなども迫力がありますね。ザク一機で戦艦アルビオンに特攻するノイエンビッターや、宇宙空間でのゲルググMとジムカスタムの戦闘なんかは私のお気に入りです。その中でも白眉なのはやはりGP-01FbとGP-02の一騎打ちでしょう。このGP-02、核弾頭以外にはバルカンとビームサーベルしか持ってないという男らしい機体。しかし、ガトーの技量と相まって強い強い。コウ・ウラキのビームライフルなど難なく避けます。最後はサーベル同士のチャンバラで両機とも大破となるのですが、これは見応えがあります。他にも月面でのGP-01Fbとヴァル・ヴァロの戦闘、GP-03とノイエジールの巨大機対決などもあります。最後はガンダムじゃねぇな。
またもやさわりの部分だけ紹介しましたが、今回は今までの2作品に比べ私の思い入れの低さがありありと出てしまいました。ガトー少佐は最高にカッコいいので是非一度ご覧ください。
さてさて、次は何にしようか? 「ムーンクライシス」とか「F-90」とか書いても分かる人少ねぇだろうし・・・。
今回は機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYを。「0083って何?」と思われる方のために軽くご紹介。
あらすじ
宇宙世紀0083年。地球連邦軍トリントン基地のテストパイロット、コウ・ウラキと、アナハイムエレクトロニクス社のエンジニア、ニナ・パープルトンの目の前で、核弾頭を搭載したガンダム試作2号機がジオン軍残党のアナベル・ガトーに強奪される。ガンダム試作1号機のパイロットとなったコウは、戦艦アルビオンに搭乗し2号機を追撃する。だが、宇宙へと脱出したガトーを追うアルビオンを待っていたのは、新たな敵シーマ・ガラハウと、デラーズ・フリートの決起だった。(サンライズHPより引用)
参照:バンダイチャンネル→http://www.b-ch.com/
とまぁこんな感じです。OVAなんですね。なのでガンダムファンでないと手は出さないと思われます。例によってアムロもシャアも出てきません。富野監督も関与してません。お話の舞台は宇宙世紀0083年。ちょうど一年戦争とグリプス戦役の中間、ファーストとΖガンダムの間になります。この頃、アムロは危険分子と見なされてシャイアンに幽閉状態、シャアもアクシズを抜け出して地球圏に戻ってきたあたりかと。表舞台には出てきませんがね。ニュータイプもほとんど出てきません(ハマーンが少し映るぐらい)。ですが、最強クラスのオールドタイプは出てきます。
ロボット大戦やGジェネ、ギレンの野望などをプレイされたことがある方にはお馴染み、オールドタイプ最強の声も高いアナベル・ガトー少佐、その人です。この人、やたらと難しい四字熟語を使ったり、長すぎる独り言があります。見た目も振舞いも武人そのものです。一年戦争では突撃機動軍としてドズル中将配下の者でした。その後奮闘するも終戦を迎えてしまい、ギレン直属の近衛軍、エギーユ・デラーズと共に茨の園へと身を隠します。そして0083年に星の屑作戦のために決起します。とまぁこの辺は本編を見てもらえれば分かると思います。
しかし、この人はこれだけじゃありません。そのカッコよさから人気が爆発してしまい、後付で設定が増える増える。専用のゲルググが出たり(これは本編でも出てますが)、核バズーカ搭載のザクが出たりと。このガトー専用ゲルググ、凶悪なことにやたらデカイ試作型ビームライフルを携えています。また、ビームナギナタではなくビームソードを装備しています。残念ながら模型では再現されていませんが、ゲームなどでは見れます。個人的にはことぶきつかさ先生の「いけ!いけ!ぼくらのVガンダム」に出てきたぐらいのビームライフルが好きですね。
それと対をなしているのがシーマ・ガラハウ中佐。見た目オバさん。恐らく年も相応(未確認)。しかし、戦艦に乗ってもMSに乗っても強い。やたらと強い。地上仕様なのに宇宙に出てきたGP-01をボコボコにして返り討ちにしたり、バニング大尉のジムに致命傷を与えたりと結構な星を上げています。ですがこの人、非常に策略家であり平気で裏切ったりします。一年戦争時に毒ガス作戦などの汚れ仕事をやらされたため、終戦時にアクシズ行きを拒否されたりしたので少々悲観的になっているようです(ちなみに上司はソーラレイでお馴染みのアサクラ大佐)。海賊として生きてきましたからね~。最後はGP-03のメガビームキャノンのゼロ距離射撃を受けるなど散りっぷりは見事でした。
「V」のカテジナさんと共に「宇宙世紀の二大毒婦」と呼ばれていたりそうでなかったり・・・。
他にもエギーユ・デラーズ、ケリィ・レズナー、ノイエン・ビッターなどなどこの0083には非常にアツイ男たちが出てきます。彼らは一様に己の信念の下で、武人として戦います。その様子はぜひ本編で。
なんかデラーズフリートの話ばっかになってしまったので、主役にも触れなくては。今回のガンダムパイロットはコウ・ウラキ。見た目からしてお坊ちゃんです。ニンジン食べれません。終戦後、士官学校を卒業し、連邦のテストパイロットとして働いていました。しかし、ひょんなことから試作型ガンダム2機が基地に運び込まれ、ジオンの残党に強奪されたのでそれを取り戻しに行きます。第一話でガトーの乗るGP-02に挑んでいったのですが、実戦は初めてだったので結果は散々。あえなく逃げられます。しかも「話す舌は持たん!」とか言われる始末。まぁそんな彼も、後にガトーと相打ちに持ち込めるまでには成長します。
にしてもなんか情けない。ってゆ~かこの作品の連邦は何かダメダメ感が漂ってます。南極条約違反なのに堂々と核搭載ガンダム作るし、ジャミトフとかバスクは邪魔するし。挙句、連邦の三大無能指揮官の一角を担うグリーン・ワイアットがそれに拍車をかけています(残りの二人はエルランとゴップ)。
この作品、キャラ以上にお話が酷い。全部で13話とOVAとしてはちょっと長めなんですが、最初はユルユル、後半キツキツといった感じです。特に星の屑作戦が終わって、コロニー落としに入るまでがあまりにも唐突過ぎ。追いつかないよ。コロニー落とし阻止もよう分からん状態で進んでいくし。ちなみに劇場版も製作されましたが、つながりの悪いお話をブツ切りにしたため更に難解。一度見てから解説読まないと分かりません。まぁ最後はちゃんとΖに繋がりますが。
それとは対照的にMSはカッコいいのが揃っています。GP-01、GP-02、GP-03などのガンダムは当然。最終決戦でガトーの駆るノイエ・ジールなんかは流線型でとても綺麗です。他にもドラッツエやドム・トローペン、ジムカスタムなんかも個人的には好きですね。ガンダムファンの間では神格化されているカトキハジメ氏のデザインが爆発しています。
戦闘シーンなども迫力がありますね。ザク一機で戦艦アルビオンに特攻するノイエンビッターや、宇宙空間でのゲルググMとジムカスタムの戦闘なんかは私のお気に入りです。その中でも白眉なのはやはりGP-01FbとGP-02の一騎打ちでしょう。このGP-02、核弾頭以外にはバルカンとビームサーベルしか持ってないという男らしい機体。しかし、ガトーの技量と相まって強い強い。コウ・ウラキのビームライフルなど難なく避けます。最後はサーベル同士のチャンバラで両機とも大破となるのですが、これは見応えがあります。他にも月面でのGP-01Fbとヴァル・ヴァロの戦闘、GP-03とノイエジールの巨大機対決などもあります。最後はガンダムじゃねぇな。
またもやさわりの部分だけ紹介しましたが、今回は今までの2作品に比べ私の思い入れの低さがありありと出てしまいました。ガトー少佐は最高にカッコいいので是非一度ご覧ください。
さてさて、次は何にしようか? 「ムーンクライシス」とか「F-90」とか書いても分かる人少ねぇだろうし・・・。