104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

背番号9のGK

2005年08月26日 09時48分35秒 | Soccer
 9月の親善試合でスロバキア、南アフリカと戦うドイツ代表メンバーが発表されました。ナメてかかってるのか、今回はオリバーカーンの名前がありません。それというのも同じく代表GKのレーマンとの仲がすこぶる悪いらしいです。「とりあえず今回はレーマンを使おうか」そんな声が聞こえてきます。ちなみにこのレーマン、シャルケ→ミラン→ドルトムント→アーセナルと渡り歩いて、ミラン以外では正GKに就いています。
 それで、今回代表で9番を背負うことになるのですが、9番と言えばFW、もしくは攻撃的MFが付ける番号というのが一般の認識です。イングランドではルーニー、ブラジルではロナウド、デンマークではトマソンですし。それをGKが付ける。確かにシャルケ時代には通算2得点を挙げていますが、あまりにも暴挙な気がしてなりません。ドイツ代表の問題は内部にあるような・・・。

 松田がジーコから三行半を突きつけられたみたいですね。「松田は欧州でも通用する日本のDFの1人だ」と言っているのですが、メンタル面の弱さ、それからスタンドプレーに走りがちな点を指摘されて代表召集は見送りとなったみたいです。実力的には日本代表主将の宮本と同レベルのものを持っていますが、こっちはクレバーな優等生タイプのDF、対する松田は荒々しいアウトロー的なDFだと思われます。委員長と不良というような対極に位置しているんでしょうか? どちらも十分クラスの主役になれますが、ジーコ先生は委員長がお気に入りのようです。
 その他にもジーコは若い選手をどんどん集めて使う傾向があるので、30半ばの松田がこの先代表に復帰するのは少々難しいか?