104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

衝撃の結末

2010年06月25日 19時08分22秒 | Soccer
サッカー=敗退イタリアのリッピ監督、「全責任取る」(トムソンロイター) - goo ニュース


↑もう使用機会がないんで、最後にデンマークのブロンド軍団を貼っときます。


 さて、今日の未明に日本代表が3-1で堂々の決勝トーナメント進出を決めましたが、その影に隠れる形でE組とF組の最終戦が行われてました。


 まずイタリア―スロバキア戦。引き分け以上で決勝T進出だったイタリアでしたが、まさかの2―3で敗北。確かに、前半~後半途中までの戦いを見てるとどっちが第1ポッドで抽選したのか分からない試合でした。スロバキアはイタリアのミスを的確に突き、自分たちのやりたいサッカーをしていました。FWのビテクも2得点を決め、現在ゴールランキングトップです。対してイタリアはどこか噛み合わず、イタリアボールになる度にイライラする展開でした。


 後半のピルロ投入時より見違える動きになりました。後半30分過ぎたぐらいからは前回優勝国に相応しいプレーを連発。スロバキアの2点目のゴールが決まって「もうダメだ」って空気の中で1点取り返し、「まだイケるかも?」と思わせます。その後、スロバキアがまた追加点を入れるも、ロスタイムにまた1点差に詰め寄り、見ててテンション激上がりでした。しかし、そこで終わり。フランスと同じくエンジン掛かるのが遅すぎました。ピルロを最初から投入&ブッフォンがちょっと頑張って出場していれば、結果は変わっていたかもしれません。


 結局、イタリアはC組のスロベニアと同じくあと少しのところでグループリーグ敗退。前回優勝国がダメだったのは02年のフランス以来です。吹奏楽関係者の方に分かりやすく(?)説明しますと、

○全国大会常連校が、地区大会or県大会(つまり最初の段階)でまさかの銅賞(参加賞)。

みたいな感じですかね。ちなみに、日本は

○地区大会or県大会で銅賞(たまに銀賞)しか取れなかった学校が、いきなり全国大会出場。

ってことになると思います。それぐらい波乱ってことです。


 その裏でやっていましたパラグアイ―ニュージーランド。パラグアイにとっては負けなければ通過できるのと、NZ相手でしたので「置きに来る」かと思いましたが、ガチでいつものメンバー(笑)。対してNZは勝たなければいけません。両者拮抗して結局はスコアレスドロー。スロバキアが勝ちましたので、パラグアイが1位通過。日本と当たります。ニュージーランドは地味にグループリーグ負けなしです。決勝T進出こそなりませんでしたが、どの国とも引き分けてるという強いのか勝てないだけなのか? ちなみに、この試合には日本の西村主審が出場していました。


 そして日本―デンマークの裏でやっていたオランダ―カメルーン戦。消化試合となってしまいましたが、前半にファン・ペルシーのシュートでオランダが先制。強さを見せつけます。しかし、カメルーンもエトーがPKを決め、同点に。そして、ついにロッベンが出ました。


 ゴールこそなりませんでしたが、たくみなドリブルで切り込み、シュートまで持ち込む活躍を見せます。ロッベンがハズしたボールがフンテラールの追加点に繋がったのは言うまでもありません。ケガから復帰したばかりでこのパフォーマンス。日本戦に出てこなくて良かったとつくづく思います。



 さて、朝からTVや新聞は日本戦のことばかりですが、月曜ぐらいには収束しますので、興味ない方は今しばらくご辛抱を(笑)。とりあえず、決勝Tへはオランダが順当に勝ち進み、F組はパラグアイとスロバキアという予想外の組み合わせ。特にスロバキアは独立後初のW杯で決勝T進出という恐るべき偉業を成し遂げました(ただ、初戦はオランダ)。今日はブラジル―ポルトガルという準決勝あたりに出しても問題ないカードが放送されます。勝った方は恐らくベスト8でオランダとやり合うことになりますので、戦術も重要。楽しみだ。

絶対に負けられない戦いがそこにはあった

2010年06月25日 05時28分28秒 | Soccer
日本、決勝T進出…3─1でデンマークに快勝(読売新聞) - goo ニュース


日本代表、決勝トーナメント進出!!


※先に謝っておきます。スンマセン。開催前に「良くて2分1敗」と書いたのは私です。あと、今日のTVと新聞はこればっかりになると思われます。


 戦前は引き分け以上と言われてた日本-デンマーク戦。前半の本田&遠藤のフリーキックがドンピシャで決まり、トマソンのPKで1点返されるも、岡崎のダメ押しで結果3-1で快勝です。ずっと見てて良かった。ベタ褒めになりますが、気にしないでください。勝てば官軍です。


 試合開始直後はトマソンとロンメダールのポジションチェンジというかく乱もあり、デンマークペースで進んでました。しかし前半17分、右サイドからの本田の無回転FKがネットを突きさして日本ペースとなりました。


 そこからはデンマークの良さを潰しつつ、日本の攻撃。プレスも早かったですし、パスもよく繋がってました。ほどなくしてゴール正面から遠藤のFKがドンピシャ。本田が蹴ると思わせて遠藤という作戦勝ちだったと思います。もう2人が全盛期のベッカムに見えました(←言い過ぎか)。


 後半になり、デンマークは攻撃の枚数を増やしてきますが、日本は落ち着いて対処。危ない場面もいくつかありましたが、得点を許したのはトマソンのPKのみ。それも川島が弾いたボールを詰められたという感じ。今回も好セーブを連発していた川島なんで、アレは仕方ありません。トマソンもデンマーク代表歴代最多ゴールの記録を出せましたし。


 その後、大久保のパスから本田が切りこみ、途中出場の岡崎が待望のダメ押しの3点目。FKではなく、流れの中でのゴールです。セットプレーとロスタイムはほぼ日本がボールを支配し、そのまま終了。得点を決めた3人だけでなく、11人+途中出場の全員が素晴らしいパフォーマンスだったと思います。もうね、試合中は眠気も吹き飛んで、ずっと叫んでました(笑)。


 開幕前は「3敗確実」だの「恥さらしに行くだけ」だの色々言われてましたが、とりあえず決勝T進出までこぎつけました。日本代表の皆さん、ホントにありがとう。批判や難癖つける人は出てくるでしょうけど。今日ほど、

「強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ。」

って言うベッケンバウアーの言葉に力を感じたことはありません。ヨハン・クライフの「守り切って勝つより、攻め切って負ける方が良い。」ってのもありますが、クライフはベッケンバウアーに負けてますんで(74年西ドイツ大会で)。ただ、岡ちゃんの続投はちょっと考えてください。



 次はイタリアより目立っていたパラグアイ戦ですがそろそろ年貢の納め時かもしれませんが、今日みたいなパフォーマンスを出せればいい試合になると思います。もし勝てたら次はポルトガルかチリかスペインあたりが来ますが。




 とりあえず、


これ(辰巳出版)と


これ(セルジオ越後)は岡ちゃん帰ってきたらすぐにゴメンなさいをしなくてはなりません。ってゆ~か、0勝3敗は早い内に回収して、セルジオはもう解説するな。