104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

チチチレレレ

2010年06月29日 12時36分32秒 | Soccer
日本、初の8強懸けパラグアイ戦=ブラジル、オランダが8強〔W杯本記〕(時事通信) - goo ニュース


 さて、相も変わらずワールドカップネタですがもうちょっとだけの間ですんで。昨夜はまずオランダ―スロバキア戦が行われました。結果は2-1でオランダが順当に勝ちぬけました。


 序盤からオランダがパス回しでスロバキアに襲いかかります。スロバキアもカウンター狙いでしたが、実際にカウンターを決めたのはロッベン。まさに電光石火。ホント、日本戦に欠場してくれてて助かりました。その後はスロバキアがビテクを中心に攻め、オランダが守るという構図。後半に入ってもスロバキアが攻め続けます。当初は力をセーブしてるのか、こんなもんなのかオランダの動きが鈍かったのですが、ほどなくしてエンジンがかかりました。ロッベン、ファン・ペルシーを中心に幾度となくスロバキアゴールを急襲。しかし、スロバキアのGKヤンムハのナイスセーブが光りました。しかしオランダは着々と勝ちパターンなカードの切り方。


 そして後半39分、FKからカイトが切り込み、ヤンムハの飛び出しを見逃さずスナイデルへパス→ゴール。やはり一枚上手でしたか。最後にスロバキアがPKで1点を返したところで試合終了。オランダのパフォーマンスがグループリーグから上がってないのもそうですが、スロバキアの健闘が光る一戦でした。


 続いてブラジル―チリ戦。南米予選を1、2フィニッシュした国同士の戦いです。ただ、チリはブラジルに勝ってないんですよね。序盤から両国ともガツガツと攻め合い、局面がコロコロと変わるまさに見逃せない展開。ボールを持ったらとりあえず全員が切り込むチリと、カカ、ルイス・ファビアーノ、ロビーニョを中心にカウンターを狙うブラジル。試合が動いたのは前半35分、CKからブラジルのCB、フアンがヘッドで合わせて先制。そのすぐ後に、ロビーニョ→カカー→ルイス・ファビアーノの速攻でチリディフェンスをキレイに崩し、ブラジル2点目。


 後半に入り、相変わらずチリはいい攻撃を見せますが、詰めの甘さから一歩及ばず。対してブラジルは「攻めたいから守る」のスタンスが仇になりました。対するブラジルは、ラミレスのドリブル突破でチリDFを引き付け、ロビーニョがフィニッシュし3点目。それでもなお、チリは打ち合いを挑みます。しかし、そのまま3-0でブラジル勝利。


 この試合、チリの攻撃力はブラジルと同等かそれ以上だったと思います。しかし、「精度の違い」と「ディフェンス」が両者の明暗を分ける形になりました。前者は言わずもがな、後者に関しては、ブラジルはしっかりとゾーンを作るのに対し、チリはほぼノーガードで勝負を挑む。超攻撃的サッカーの限界が現れたと思います。しかし、見ごたえあったな~。



 さて、今夜はとうとう日本―パラグアイ戦があります。デンマーク戦のような試合運びが出来れば勝てるとは思いますが、アジアと南米は殺人的に相性が悪いですからね。応援はしますが、あまり期待しすぎないようにします。正直、ベスト16まで進めただけでかなりの収穫があったわけですし、パラグアイになら負けても恥ではありません。


 まぁ、サポーターでは

日本


パラグアイ


と、5点差ぐらいついて日本の完敗です。ってゆ~か、このカテゴリーじゃパラグアイが優勝の最有力候補です。