『聖剣伝説3』読者より寄せられたSFC版当時の思い出を大公開―主人公やPTメンバー、クラスチェンジ……悩むことすら楽しかった!
リメイク版聖剣3が発表されてから宣伝に力が入っていますが、そんな中で見つけたこの記事。今の30代半ばぐらいの方ならドンピシャで思い当たることと思います。
聖剣3の特色である6人のキャラクターとクラスチェンジ、思い出の中にもそれらに関するモノが多くありますね。主人公を1人につき仲間が2人なので、組み合わせは10通り×6ぐらいですかね。そこに各キャラクターの最終クラスが4つあるので組み合わせに関しては数百あるんじゃないかと思います。
ただ、物理攻撃力と能力のアップダウンが正義のゲームなので、使用していたキャラクターは絞られてくるでしょうね。総合の攻撃力最強のケヴィンと回復&ブラックカース&セイバー魔法のシャルロット、それに各種アップダウンを持つリース辺りがバランス良いのではなかろうかと思います。まぁ、私はホークアイ・デュラン・ケヴィン(全員闇)の物理オンリーパーティーをよくやっていましたが。
他にあるのは「デュランが魔法を使う際、フラミーの頭に剣を突き立てる」とか「ラストダンジョンで魔法/必殺技→カウンターで全滅」など、プレイしたことのある方ならほぼ100%通ってきた道が出ています。変わり種では「風の回廊でクラスチェンジをする」ってのもありますか。これは中々に苦行なんですけどね。あと、表紙が青と緑の2冊の攻略本。持ってた人は多かったかと思います。読み物としても上出来です。
さっきから出ているクラスチェンジってのがこのゲームの醍醐味でもあり、1→2→3となるに連れて個性が出てくると言うモノ。ポケモンなんかでは通過点となり印象が薄めになるクラス2でさえ、7体の神獣と戦うと言う中盤の一大イベントがありますので記憶に残ります。ただ、クラス2のイラストだけないのが残念。これは非常に秀逸だと思います。
しかしながら、これだけ思い入れが多い作品ですが不思議と100万本は売れませんでした。と言うのも発売時期が悪すぎました。2月にフロントミッション、3月にクロノトリガーと第四次スパロボ、8月にヨッシーアイランド、9月に聖剣3、11月にロマサガ3、12月にドラクエⅥとテイルズオブファンタジア。と、スクウェアだけでもドえらいラインナップなのに、SFC最盛期と言うこともあり各社一撃必殺クラスのソフトが目白押しでしたね。CMを見るだけでも懐かしい時期でした。