老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

653;一人から3人

2018-02-02 19:23:52 | 老いびとの聲
筑波山 夜明け

一人から3人 

介護保険が始まってから今日まで
自分で居宅介護支援事業所を立ち上げ
一人ケアマネジャーを拾数年続けてきた

ここ1、2箇月の間に
肋骨骨折と左膝損傷の転倒事故に遭遇
吾身もいつ要支援または要介護1になるもやしれない
骨折や高熱等で身動きがとれなくなったとき
一人ケアマネジャーでは利用者やその家族に迷惑をかけてしまう
仲間のケアマネジャーが居ることで
アクシデントのとき替わりに支援(応援)してもらえる

また長年続けているとマンネリ化し
利用者や家族の悩みやニーズが見えてこなくなる
居宅介護支援事業所内に
複数のケアマネジャーが居ることで
意見交換や助言を得ることもできる
支援困難な利用者も受け入れるの体制もつくっていける

私の呼びかけに
2人のケアマネジャーが賛成
3人の居宅介護支援事業所を結成し
今年 桜咲く4月1日に
くれよんケアサポートセンター として船出することになった
法人格がないと認可指定を受けることができない
なるべく設立に費用がかからない合同会社でスタート
会社の名称は 無限 です

3人のケアマネジャーで
ケアプラン(居宅介護サービス計画)は100人を超えます
設立登記は私がやります
頼むと費用が嵩むので手弁当 忙しくなります

西野カナの曲が頭に浮かびます
がんばれ私!がんばれ今日も「行ってきます」「行ってらっしゃい」
Happy Lucky Sunny Day
行け!行け!私!その調子、いい感じ! がんばれ私!
がんばれ今日も「行っ てきます」「行ってらっしゃい」
Happy Lucky Sunny Day 偉いぞ私 負ける ... 

651;薄幸の女

2018-02-02 06:36:51 | 読む 聞く 見る
浅田次郎 『夕映え天使』 新潮文庫

短編集で冒頭に「夕映え天使」の小説

素性も話さず、名前を変えながら生きている中年の女
女性にもてない男からの優しさをも振り切り
紅葉の季節に 軽井沢で自殺した薄幸の女

彼女は
どんな風景を最後に見て
死んだ(自殺した)のであろうか