白川 道『天国への階段』上・下 幻冬舎
1665 心の傷
いまテレビドラマ 『竜の道』も白川 道の小説であり
どちらも復讐をテーマにしている。
『天国への階段』上巻 を読み終えたところである
353頁に「人間誰しも心の奥底には人にはいえないなにがしの傷を持っているとおもいます。
でも、傷を抱えているからこそ人間なんです。
動物は怯えは持てても、心の傷は持てません。
逆にいえば、心の傷が深ければ深いほど、より人間的といえるのかもしれない・・・・・・」
心の傷は眼に見えないだけに 癒えているかどうかわかりにくい
躰の傷は皮膚が再生され癒える
「心の傷が深ければ深いほど、より人間的といえる」
心の傷が深く負った人は、他者の心の傷み(痛み、悼み)をわかりあえるのかもしれない
犬猫も人間から虐待されると「怯え」と同時に「心の傷」を受けることはある
人間誰しも心の傷を抱え生きている
心の傷を癒してくれるものは何であろうか・・・・・
今日は自治医科大学付属病院感染症科外来受診の日で
朝 5時30分家を出ます
キャンバスで東北自動車道を1時間ほど走ります
病院到着は7時過ぎかな
病院の玄関が開くのは7時30分です
門が開くまで病人が立って並んでいます
奇怪な風景に映ります
椅子があったら座りたい心境です
病院待ち時間に『天国への階段』下巻を読み始めます
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