老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

113;「ありがとう」を伝えたい

2017-05-19 17:56:56 | 老いの光影
私が暮らしている団地の一角

ご訪問いただき、ありがとうございます。

最期 
死に場所は
どこになるのか
その運命がどうなるのか
神のみぞ知る

脳幹梗塞を発症
言葉は聴こえる
でも
話すことができない
もどかしさ
悔しさに
ただ泣き喚くしかない
治療は終えた 
と医師から告げられ
療養型病院転院は間近
療養型病院の次は
何処に往くのだろうか
神のみぞ知る

蛍光管は切れ
点滅し
薄暗い病室に
寂寥の寝台が浮かぶ
最期
あなたの掌を握りしめ
「ありがとう」を伝えたい





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