老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1056;線香花火

2019-04-14 05:48:58 | 阿呆者
線香花火 Yahooの無料画像より

線香花火

線香花火/季節外れの話になるけど/前回のブログで/線香花火のことが書かれてあったので/掲載してみた

線香花火に
火をつけると一瞬だけ激しく燃え
くるくると先端が丸くなる。

溶岩のような真っ赤な玉が
ゆらゆらと震えながら育つ。

十分に大きくなった玉から突然
噴き出すように火花が散る。

四方八方に飛び散るあでやかな火花が不意に途切れ
かわりに小さな玉がゆっくりと燃え始める。

火は小さくなりながら
まだまだ燃え
しかし長く細くなった火の先から火花が止まり
最後に “ぼとり”と火玉が地面に落ちる
その瞬間は何とも言えない

「人生の儚さ」というか
無常の世界を感じてしまう。

※4年前のノートに書いてあった「線香花火」
本ブログは、自分の文章なのか
それともYahooの「線香花火」に関するものから引用した文章なのか
はっきりしない、引用文なのかな、と思うのだが・・・・


本ブログの線香花火の文章について
ネットで見かけた方おりましたら
ご一報下さい


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