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老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

私が生まれて 育ったところは

2020-08-16 06:48:35 | 歌は世につれ・・・・
1630 私が生まれて 育ったところは



私が生まれて 育ったところは
どこにもあるような
海辺の小さな 港のある町よ
かもめと遊んで かもめと泣いた
幼いあの頃に もどりたい もどりたい

懐かしい野路由紀子さんの歌
いつごろ流行った歌だったろうか
1971(昭和46)年の歌で、自分は19歳のとき
津軽海峡を渡り杜の都 仙台に居た



私が生まれて育ったところは
どこにもあるような
電気が燈らない小さな農村よ
猫や犬や虫と遊んだ
幼いあの頃に もどりたいがもう生家はない

私が生まれて 育って生きてきて
明日で 六十八年になる
どこにもいるような
老いぼれになったけど まだ生きている
何が幸せなのか 戸惑いながら
昔に戻れるものなら 十五の春に帰りたい



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2 コメント

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いい歌が流行っていたころ (はな)
2020-08-19 16:53:30
私が25歳のころかしら
いい男(見た目)に騙されて
かはは
たいへんな大変な結婚生活・・・

いろいろあったけれど
一番悔しい事は
祖父が形見にくれた打ち出の小槌の指輪

なんどもなんども質屋に入れられては取り返し・・・
最後には 取り戻すお金も手に入らなくて とうとう戻ってこなくなりました

・・・嘘をつくのが とても上手な人でした・・・
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結婚は・・・ (星光輝)
2020-08-20 13:45:30
これから結婚式をあげようとする二人には悪いが
結婚は、農作物と同じく
博打(ばくち)というか賭け事と同じかな
当たり外れがある。
外れても、長年連れ添った夫婦だから
最後は帳尻が合うのかな。

中条きよしの折れた煙草の吸殻で
あなたの嘘がわかる
そんな歌もありました。

いい男は嘘が上手なのです。
わたしは嘘が顔に出るので
wifeは、すぐわかってしまいます。

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