暑い夏の夕暮れ雲
1638 暑い? 涼しい?
こうも暑い日が続くと
ベッドに伏している老人も
在宅介護者も
気怠さと疲れだけが溜まり大変な日々の連続。
民家を利用した小規模デイサービスの入浴介助も大変。
民家の浴室には冷房設備はないところがほとんでである。
汗がだらだらと顔や体を流れてゆく
コロナウイルス感染防止対策では「密接」「密着」を禁じているが
入浴介助は、密着そのものであり、「ノーマスク」である。
サービスをお願いするケアマネジャーとして、「感謝」の気持ちでいっぱいである。
在宅訪問をしたら
63歳の澤松七花さんは「この扇風機涼しくないの?」、と言われ
扇風機を止め、よく見たら扇風機の羽が逆向きになっていた。
カバーを外し羽の向きを変えたら、風が飛び出し、七花さんは驚きの声、「風が吹いた」。
94歳の間舟婆さんは、扇風機の風をあたりながらダウンジャケットを着ていた。
米寿になった緑谷婆さんは、下着の上に毛糸のベスト来ていた。
子どもの頃、病弱な時を過ごされたことは
悩みやご苦労も多かったことと察します。
認知症老人とのおつきあいのなかで感じたことは、
認知症老人は感情が「丸裸」になるので、
他者に対する好き嫌いがはっきりします。
穏やかな性格で老いていくと、認知症になっても
おだやかに過ごすことができます。
ご両親の介護、そして見送りをされ、その経験は
otomechanの老いに生かされていくことと思います。
自分も一日でも長く自分の足で歩け、頸椎椎間板ヘルニアによる首の痛みが緩和されることを、いま一番願っています。
病んでいるけれど「健康」でいたいものです。
いつも読ませて頂いていますよ。
老師と少年の会話、興味を持って読ませて頂いています。
私は病弱だったことも有り、子供の頃から生死についてよく悩みましたので。
母が軽い認知症だったので、お洒落なのに服装がちぐはぐになってからは、
毎日揃えて準備をしていました。
友人は好きにさせておいたら、汗だけになりながら
上着を何枚も来て行っていたと話していました。
だから良く分かります。
既に看取って、父は9年母は6年、今の私は介護中の友人の
心だけでも軽くなるならと、経験者として聞いてあげるようにしています。
世の中の高齢者の方が、星輝光さんのような方に、出会い、
晩年を少しでも穏やかに楽しく過ごされることを
願うばかりです。
星輝光様のお体も、まず第一になさってくださいね。