弄便(ろうべん)
弄便(ろうべん)という言葉は
日常生活のなかで使わない
「弄便」は読んで字の如く 便を弄(いじ)る、あるいは弄(もてあそ)ぶ、ということになる
認知症老人にしてみれば
便を弄ったり弄んだりしている訳ではなく
それぞれの行為には意味があるのかもしれない
90歳を越えた千代婆さんは
掌に便をのせ 上手にまるめ”おはぎ(ぼた餅)”を作り、
どうぞ、と差し出してくれる
精神障害と認知症のダブルの三重婆さんは
洋式便器に坐り
肛門近くまで便が来ている
なかなか出そうで出ない
これほど落ち着かないものはない
八重婆さんは自分の指を肛門に突っ込み
便を取り出す(摘便)
指や肛門の回りや便器など
そこらじゅう便だらけ
介護職員をトイレのなかに入れさせてくれない
きれいにしようと思っても
抵抗、拒否するから困ってしまう
平三爺さん
軟便が多く
長男夫婦と同居をしているのだが
あまり面倒を見ない
実質的ひとり暮らしにある彼
傷んだおかずや変な臭いがしたおかずも食べてしまうため
下痢することもある
トイレに間に合わず便付着のまま車に乗る
排便した後 お尻を拭かないでてくる
拭くよう、言葉をかけるも
排便後に拭くということを忘れてしまったのか
トイレに行くのが面倒な怠け者婆さん
元小学校の先生をしていた都志婆さんは
仰向けの状態で排便をする
畳、蒲団の上は便だらけ
背中まで便が付着
便が着いた指で 冷蔵庫を開け食べ物を取り出し食べている
弄便(ろうべん)は手がかかり
どうしたら弄便がなくなるのか
悩みは続く
弄便(ろうべん)という言葉は
日常生活のなかで使わない
「弄便」は読んで字の如く 便を弄(いじ)る、あるいは弄(もてあそ)ぶ、ということになる
認知症老人にしてみれば
便を弄ったり弄んだりしている訳ではなく
それぞれの行為には意味があるのかもしれない
90歳を越えた千代婆さんは
掌に便をのせ 上手にまるめ”おはぎ(ぼた餅)”を作り、
どうぞ、と差し出してくれる
精神障害と認知症のダブルの三重婆さんは
洋式便器に坐り
肛門近くまで便が来ている
なかなか出そうで出ない
これほど落ち着かないものはない
八重婆さんは自分の指を肛門に突っ込み
便を取り出す(摘便)
指や肛門の回りや便器など
そこらじゅう便だらけ
介護職員をトイレのなかに入れさせてくれない
きれいにしようと思っても
抵抗、拒否するから困ってしまう
平三爺さん
軟便が多く
長男夫婦と同居をしているのだが
あまり面倒を見ない
実質的ひとり暮らしにある彼
傷んだおかずや変な臭いがしたおかずも食べてしまうため
下痢することもある
トイレに間に合わず便付着のまま車に乗る
排便した後 お尻を拭かないでてくる
拭くよう、言葉をかけるも
排便後に拭くということを忘れてしまったのか
トイレに行くのが面倒な怠け者婆さん
元小学校の先生をしていた都志婆さんは
仰向けの状態で排便をする
畳、蒲団の上は便だらけ
背中まで便が付着
便が着いた指で 冷蔵庫を開け食べ物を取り出し食べている
弄便(ろうべん)は手がかかり
どうしたら弄便がなくなるのか
悩みは続く
今日のこちらは、晴れてあたたかく・・
星光輝さまのお住まいの地域は、こちらより、北の方で
もっと、お寒いのかなぁと、思います。
…引続き、どうか、お身体をお大切に・・☆
* * *
私の父の祖母 … 私のひぃおばあちゃんは
晩年、寝たきりで認知症になって、
その寝たきりの 大半の期間、私の母が、父の実家に寝泊まりして、お世話をしました。
長男の嫁、ということで・・ (私の父は、6人兄弟の長男だったんです)
そのお世話の期間、「便」 については、母も 「大変な苦労」 をしました。
きっと・・千代おばあちゃま、三重おばあちゃま、八重おばあちゃまのご親族や
周りの皆さまも、さぞ、大変でいらっしゃることだろうと思うと・・
介護とは、闘いにも似たものを感じます。
今、そういう環境に居ない私が、安易にそのようなことを言葉にしては
いけないような・・気もいたします・・
* * *
子どもの頃から、習慣を付けられてきたこと
例えば、それこそ、トイレ系のことは
身体に染み付くように習慣になっているのでは・・?と思うとき
なぜ、子どもの頃から習慣をつけられてきた、トイレ系のことが
認知症になってしまった途端に、こんなことになるのかなぁと・・
ふしぎな行ないだなぁと、感じられます。
でも・・
私も、いつか、「そうなる」 かもしれませんし・・
「便」 には、郷愁をそそるような・・?といいましょうか
自分の身体から出た物、ということで
特に、女性にとっては、子どもにも似たような・・?
そんな感情になってしまうのでしょうか・・?
きっと、理屈ではないんですね・・
「弄便」 初めて知る言葉でした。
勉強になりました・・
そして、あらためて、星光輝さまのお仕事をおもいました。
Ray
介護は闘い
本当に的を得た言葉ですね。まだありません
人生も闘いかな
自分は闘い破れ、いま辺境の地に
生息してます
白河の関を越えると
東北となり
関東平野とは違って
景色が変わります
山々に囲まれ閉息感があります
話しがずれてしまった
認知症は脳の病気です
脳血管が詰まったり破れたりして
脳細胞に酸素や栄養がいかなくなり
脳細胞が壊死します
壊死した場所によって
半身マヒや失語、記憶ができなくなったりします
体で覚えた習慣はなかなか忘れないのですが
認知症が進むと
その行為そのものが忘れてしまいます
傍目から見ると 認知症老人の弄便は
意味不明に思ってしまいます
彼らには意味があるのです
人間、飲食すれば
尿便が出るのは自然の摂理です
昔も認知症老人はいました
現代は長生きの時代になりました
長生きすると大脳も疲れ一部壊れてしまいます
惚けているような感じの人は、惚けないのかもしれない
認知症の世界は宇宙です
スマホのせいでしょうか
まだありません
の言葉は間違って打ち込みました
気持ちのなかで削除願います
不慣れですいません