俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

成人の日

2011年01月10日 | 俳句

初場所や 夜更けて見える 三段目
(はつばしょや よふけてみえる さんだんめ)
12898 【季語】 初場所 【季節】 新年


年明けて 徒手空拳 目立つ老い 
(としあけて としゅくうけん めだつおい)
12899 【季語】 年明く 【季節】 新年


寒鴉 追いて来る来る 前後
(かんがらす ついてくるくる まえうしろ)
12900 【季語】 寒鴉 【季節】 晩冬


十日汁 いつ空見しか 冬の空
(とおかじる いつそらみしか ふゆのそら)
12901 【季語】 十日汁 【季節】 新年


早きもの 十日戎で 良かっちゃろか
(はやきもの とおかえびすで よかっちゃろか)
12902 【季語】 十日戎 【季節】 新年


冬の道 足裏で聞く 枯れし音
(ふゆのみち あしうらできく かれしおと)
12903 【季語】 冬 【季節】 三冬


松明けて 頭もたげる 狂気あり
(まつあけて あたまもたげる きょうきあり)
12904 【季語】 年明く 【季節】 新年


成人の日 女子ばかりが 目立つ日よ
(せいじんのひ じょしばかりが めだつひよ)
12905 【季語】 成人の日 【季節】 新年


十日戎 商い心 片隅に
(とおかえびす あきないごころ かたすみに)
12906 【季語】 十日戎 【季節】 新年


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする