俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

霾(つちふる)

2013年03月09日 | 俳句

春霞 空を曇らす 嫌な奴
(はるがすみ そらをくもらす いやなやつ)
15424 【季語】 春霞 【季節】 三春


霾に 散歩の足も 重くなり
(つちふるに さんぽのあしも おもくなり)
15425 【季語】 霾 【季節】 三春
霾(つちふる)=黄砂


霾に マスクの人の 世に溢れ
(つちふるに ますくのひとの よにあふれ)
15426 【季語】 霾 【季節】 三春
霾(つちふる)=黄砂


佐保姫の 瞳の奥の 星の数
(さおひめの ひとみのおくの ほしのかず)
15427 【季語】 佐保姫 【季節】 三春
"佐保姫=奈良の東にある佐保山、佐保川の女神で、
春の野山の造化をつかさどるといわれる。"


木の芽立つ 川筋の風 温もりて
(このめたつ かわすじのかぜ ぬくもりて)
15428 【季語】 木の芽 【季節】 三春


たんぽぽに 出くわす道の ありがたき
(たんぽぽに でくわすみちの ありがたき)
15429 【季語】 たんぽぽ 【季節】 三春


コメント (2)
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