俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

夏の月

2016年06月10日 | 俳句

走り梅雨 雲の流れの 予見あり
(はしりつゆ くものながれの よけんあり)
17800 【季語】 走り梅雨 【季節】 初夏


梅雨寒し 丑三つに寝る 癖がつき
(つゆさむし うしみつにねる くせがつき)
17801 【季語】 梅雨寒し 【季節】 仲夏


久方に 青空見えて 更衣
(ひさかたに あおぞらみえて ころもがえ)
17802 【季語】 更衣 【季節】 初夏


扇風機 ベビーモードの やや微風
(せんぷうき べびーもーどの ややびふう)
17803 【季語】 扇風機 【季節】 三夏


緑陰に 座る人なき ベンチあり
(りょくいんに すわるひとなき べんちあり)
17804 【季語】 緑陰 【季節】 三夏


愛ゆえの 契りを結ぶ 花紫陽花
(あいゆえの ちぎりをむすぶ はなあじさい)
17805 【季語】 花紫陽花 【季節】 仲夏
aiueo iiiouuu aaaiai


青蛙 に隠れ 目光らす
(あおがえる みどりにかくれ めひからす)
17806 【季語】 青蛙 【季節】 三夏


花四葩 雨に濡れてか 艶深む
(はなよひら あめにぬれてか つやふかむ)
17807 【季語】 花四葩 【季節】 仲夏


片陰や 木漏れ日揺れて ほつれ毛も
(かたかげや こもれびゆれて ほつれげも)
17808 【季語】 片陰 【季節】 晩夏


凌霄花 壁にも地にも 咲きほこり
(のうぜんか かべにもちにも さきほこり)
17809 【季語】 凌霄花 【季節】 晩夏


煌めける 夜景の上に 夏の月
(きらめける やけいのうえに なつのつき)
17810 【季語】 三月十一日 【季節】 三夏


更衣 身だしなみすら 嫁まかせ
(ころもがえ みだしなみすら よめまかせ)
17811 【季語】 更衣 【季節】 初夏



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6月10日

2016年06月10日 | 俳句暦

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