俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

月見酒

2016年10月30日 | 俳句

月見酒 月より酒の 言い訳酒
(つきみざけ つきよりさけの いいわけざけ)
17915 【季語】 月見酒 【季節】 仲秋


雨に消ゆ 二十七夜の 秋の月
(あめにきゆ にじゅうしちやの あきのつき)
17916 【季語】 秋 【季節】 三秋


難面も 男心は 秋の風
(つれなくも おとこごころは あきのかぜ)
17917 【季語】 秋 【季節】 三秋
難面(つれなく)=薄情


秋風に 乗ってみたきや 鳥の如
(あきかぜに のってみたきや とりのごと)
17918 【季語】 秋風 【季節】 三秋


善し悪しは 人の判断 木の実独楽
(よしあしは ひとのはんだん このみごま)
17919 【季語】 木の実 【季節】 三秋


鳥威し 烏に効かず 人に効く
(とりおどし からすにきかず ひとにきく)
17920 【季語】 鳥威し 【季節】 三秋


白菊は 肩身に狭く 控えめに
(しらぎくは かたみにせまく ひかえめに)
17921 【季語】 白菊 【季節】 三秋


見るよりも 狩るが似合いし 紅葉かな
(みるよりも かるがにあいし もみじかな)
17922 【季語】 紅葉 【季節】 晩秋


霧流れ 靄立ち籠める 遠紅葉
(きりながれ もやたちこめる とおもみじ)
17923 【季語】 紅葉 【季節】 晩秋


末枯や 落ちるに早き 生命燃え
(うらがれや おちるにはやき いのちもえ)
17924 【季語】 末枯 【季節】 晩秋


朝寒の 膝に相談 二歩三歩
(あささむの ひざにそうだん にほさんぽ)
17925 【季語】 朝寒 【季節】 晩秋


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10月30日

2016年10月30日 | 俳句暦


窓ガラスに、太陽の光が入り、十字架のように煌めくときがあります。

それをカーテン越しに見ると、幻想的な世界が広がります。
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