月見酒 月より酒の 言い訳酒
(つきみざけ つきよりさけの いいわけざけ)
17915 【季語】 月見酒 【季節】 仲秋
雨に消ゆ 二十七夜の 秋の月
(あめにきゆ にじゅうしちやの あきのつき)
17916 【季語】 秋 【季節】 三秋
難面も 男心は 秋の風
(つれなくも おとこごころは あきのかぜ)
17917 【季語】 秋 【季節】 三秋
難面(つれなく)=薄情
秋風に 乗ってみたきや 鳥の如
(あきかぜに のってみたきや とりのごと)
17918 【季語】 秋風 【季節】 三秋
善し悪しは 人の判断 木の実独楽
(よしあしは ひとのはんだん このみごま)
17919 【季語】 木の実 【季節】 三秋
鳥威し 烏に効かず 人に効く
(とりおどし からすにきかず ひとにきく)
17920 【季語】 鳥威し 【季節】 三秋
白菊は 肩身に狭く 控えめに
(しらぎくは かたみにせまく ひかえめに)
17921 【季語】 白菊 【季節】 三秋
見るよりも 狩るが似合いし 紅葉かな
(みるよりも かるがにあいし もみじかな)
17922 【季語】 紅葉 【季節】 晩秋
霧流れ 靄立ち籠める 遠紅葉
(きりながれ もやたちこめる とおもみじ)
17923 【季語】 紅葉 【季節】 晩秋
末枯や 落ちるに早き 生命燃え
(うらがれや おちるにはやき いのちもえ)
17924 【季語】 末枯 【季節】 晩秋
朝寒の 膝に相談 二歩三歩
(あささむの ひざにそうだん にほさんぽ)
17925 【季語】 朝寒 【季節】 晩秋