俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

案山子

2015年10月11日 | 俳句

先達の 跡を踏み締め 露葎
(せんだつの あとをふみしめ つゆむぐら)
17632 【季語】 露葎 【季節】 三秋


川下り 秋日を背中に 揺られ行く
(かわくだり あきびをせなに ゆられゆく)
17633 【季語】 秋日 【季節】 三秋


山の辺の 辻々に見る 残り柿
(やまのべの つじつじにみる のこりがき)
17634 【季語】 残り柿 【季節】 晩秋
残り柿=渋柿


両の手に ディスク煌めく 案山子あり
(りょうのてに でぃすくきらめく かかしあり)
17635 【季語】 案山子 【季節】 三秋


人麻呂の 歌碑に供えし 柿二つ
(ひとまろの かひにそなえし かきふたつ)
17636 【季語】 柿 【季節】 晩秋


気儘なる 風雲の如 爽やかに
(きままなる かぜくものごと さわやかに)
17637 【季語】 爽やか 【季節】 三秋


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