俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

雪柳

2010年03月17日 | 俳句

春の夢 覚むれば風呂の 靄の中
(はるのゆめ さむればふろの もやのなか)
11972 【季語】 春の夢 【季節】 三春


春の川 定位置で待つ 亀に鷺
(はるのかわ ていいちでまつ かめにさぎ)
11973 【季語】 春の川 【季節】 三春


風に木に そこまで来たか おらが春
(かぜにきに そこまできたか おらがはる)
11974 【季語】 春 【季節】 三春


知らぬ間に 寝てる幸せ 春うらら
(しらぬまに ねてるしあわせ はるうらら)
11975 【季語】 春 【季節】 三春


雪柳 道に飛び出し 低姿勢
(ゆきやなぎ みちにとびだし ていしせい)
11976 【季語】 雪柳 【季節】 晩春


菜の花や 貴女の黄色 無限です
(なのはなや あなたのきいろ むげんです)
11977 【季語】 菜の花 【季節】 晩春


曲がり角 その先きっと 夢の春
(まがりかど そのさききっと ゆめのはる)
11978 【季語】 春 【季節】 三春


春ですね 鳶が高く 輪を描いて
(はるですね とんびがたかく わをかいて)
11979 【季語】 春 【季節】 三春


願わくば 人世一夜の 花見ごろ
(ねがわくば ひとよひとよの はなみごろ)
11980 【季語】 花見 【季節】 晩春


花見せん 己が寿命と 引き替えに
(はなみせん おのがじゅみょうと ひきかえに)
11981 【季語】 花見 【季節】 晩春


風呂入れば ぐすりぐすりと 春の鼻
(ふろいれば ぐすりぐすりと はるのはな)
11982 【季語】 春 【季節】 三春


白木蓮を 上から見たき 花姿
(はくれんを うえからみたき はなすがた)
11983 【季語】 白木蓮 【季節】 仲春


城跡の 櫻は蕾 気は満開
(しろあとの さくらはつぼみ きはまんかい)
11984 【季語】 桜 【季節】 晩春

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