俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

可惜夜(あたらよ)

2019年01月24日 | 俳句

日向ぼこ している中が 華なのよ
(ひなたぼこ しているうちが はななのよ)
20099 【季語】 日向ぼこ 【季節】 三冬


冬の朝 手足が出せぬ 七十一歳
(ふゆのあさ てあしがだせぬ ななじゅういち)
20100 【季語】 冬 【季節】 三冬


寝返れば ベッドから落ちし 冬の夢
(ねがえれば べっどからおちし ふゆのゆめ)
20101 【季語】 冬 【季節】 三冬


裏庭に にわとり鳴いて 山眠る
(うらにわに にわとりないて やまねむる)
20102 【季語】 山眠る 【季節】 三冬


寒旱 川も干上がり 底も見ゆ
(かんひでり かわもひあがり そこもみゆ)
20103 【季語】 寒旱 【季節】 三冬


冬の夜や 締めの飯とて 鳥スープ
(ふゆのよや しめのめしとて とりすーぷ)
20104 【季語】 冬 【季節】 三冬


可惜夜や まだ覚めるまじ 冬の夢
(あたらよや まださめるまじ ふゆのゆめ)
20105 【季語】 冬 【季節】 三冬
可惜夜=明けてしまうのが惜しい夜。可惜・・惜しむべく。


不忍池や 水面一面 枯れ蓮に
(しのばずや みなもいちめん かれはすに)
20106 【季語】 枯れ蓮 【季節】 三冬


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